樹原涼子 シューマン『子供の情景』研究会 受講生の声を紹介します

全国各地で開講中のシューマン『子供の情景』研究会。
受講中の皆さんの声を紹介します。
配信受講受付中!2026年12月まで何度でもご覧になれます。(スタッフ)

第3回 鬼ごっこ

今回も先生の講義があまりにも深く充実していて、何回も拝見させて頂きました。有難うございます!
まずコード分析で驚きました。わかりやすい和音だけ自分で予習していましたが、ナポリの和音、そしてリディアンモードがかくれていたとは。さらには長調と短調のツー・ファイブワンがわかり、和音の流れが見えてきました。何だか嬉しくなりました!
また、指使いや記号にこめるシューマンの思い、レガートを強く望んだこともわかりました。
そして手首を固めないで、弾く大切さ。また、バッハの曲のように各声部を練習してから丁寧に立体的に弾くこと、など学ぶことばかりでした。
このような楽しくて充実した講義を受講できて幸せです。本当に有難うございます!

第4回 おねだり

今回も実に楽しく深く勉強させて頂き有難うございます!
分析ではモードが使われていることに驚きました。長調短調だけて理解した気になっていたのが恥ずかしくなりました。樹原先生ならではの深い気づきだと思います。
3声にわけての練習をしてみて、こんなに内声が繊細で美しいことに感動しました。温かみのあるメロディ、支えるバスと合わせると、本当に心が震えるようです!
4曲勉強させて頂いて、楽譜、楽曲がどんどん近づいてくるような、血のかよった素晴らしい宝になってきました。
またいろいろな版の指使いを学び、手の小さい私には指かえの多いシューマンの指使い(ヘンレ版)がよいことも発見できました。
5曲目からもとても楽しみにしながら予習して待っています。有難うございました。

第7回 トロイメライ

今回も充実した講義を有難うございました。あまりにも学ぶことが多くて驚き考えることの連続でした。
特に、骨組みとなるコードと飾りになるコードを見分けること。この大きな理解の仕方はショパンの曲でも大変参考になりました。
ロマン派の松葉の意味。強弱だけでなく、テンポ設定や大切な音を意味すると学び、まさにそうだったのか、と深く納得しました。
ロマン派のコードの掴み方は音と音を離して響かせる、そのための指使い。
テンポの揺れ。どこをたっぷり弾きどこを畳みかけるか。
まだまだ何度も勉強し直しますが、取り急ぎ感想を送らせて頂きます。
真の学びを経験できて心から感謝しております。

第8回 炉端で

「今頃」になってしまいましたが「炉端で」を受講しての感想です。
私は「鬼ごっこ」を単発で受講したあと「炉端で」から最後までを申し込みました。

まずレジメが10枚も送られてきてびっくりしました!
文字が大きめでとても見やすいです。

自分だけでは分析が難しく、中間部のベースがずっとドの所とか中間部最後の方の一瞬の借用とか、Codaの部分
のコード進行は教えていただいてやっと分かりました。
練習方法もとても参考になります。
中間部のアクセントや反進行も弾いているうちになぜか楽しくなってきます♪(難しいです)レジメの70ページの
下の三声部を束にしたものと対抗できる音色を作る

中の二声はひとつのチームのように響く色合いを作る
を目標に練習したいと思います。
「子供の情景」がこんなに素敵な曲ばかりだと今になって感じています♬
ありがとうございました。

第11回 こわがらせ

今回も深い洞察、理解に満ちた講義を有難うございました!

「こわがらせ」は他に類のないユーモア、愛情のある、驚くような曲でとにかく楽しく感じます。

樹原先生がきちんとロンド形式が生きるように弾くことを指摘され、なるほどと思いました。
また、テンポ変化、裏拍のアクセントをよく理解、把握して演奏することも肝に銘じました。
この曲がおもしろくて、楽しくて、ついつい勢いで弾いていたと反省しています。

版よる違いでは、作曲家や演奏者への配慮、構成感の捉えやすさなど、「研究は更新されていく」という言葉が心に残りました。

練習方法では各セクションを練習してから、繋ぎの部分をよく練習するように(とても難しいです)します。

講義を受けるにつれて
「シューマンからの手紙はななんて楽しく素晴らしい!」
と実感しております。

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