見ました! DVD「えいごでピアノランド」 豊永泰子さんから

見ました! DVD「えいごでピアノランド」 豊永泰子さんから

4月末に発売されたDVD「えいごでピアノランド」をご覧になった方から、ちらほらと感想やレポートが届き始めました。ピアノランドメイトに「名著を辿る旅」を連載している豊永泰子さんは、こんな風に感じたそうです。

 

見ました! DVD「えいごでピアノランド」

 

「ピアノランドを知らない人にも紹介できるようなDVD「えいごでピアノランド」の感想、書いてみませんか?」と樹原先生から連絡が!

おまかせください~!って、ふむふむ、ピアノランドを知らない人?
楽譜コーナーやムジカノーヴァで「ピアノランド」を目にしたことがあるけれど、
まだ使ったことがないピアノの先生とか?
こども向けに何か良い英語の教材がないかしら~と探している保護者や祖父母とか?

などと、まだ知らない人と、どんな風に出会いたいかなあ~と想像を巡らせて書いてみました。

先生の意図するところと違っていたらお知らせください。
今のところ時間に余裕があるので、なんぼでも書き直せます(笑)

 

私はピアノランドが大好き。

使えば使うほど、この子にはこうしてみようとアイディアが湧きますし、何巻か一通り弾いたあとに「ワルツ祭り」「女の子の時間」「動物特集」などテーマを決めて復習したりと、自由に使い倒しています。

ここが私のホームで、戻ってこられるところがあるから、どこへでも行ける。

ピアノランドは私のHome Land(祖国、母国)です。

 

 

新しいピアノランドの仲間「えいごでピアノランド」はレッスンのどこに入れようかな~♪

将来ダウンロード版はできますか?

スマホやタブレットで再生しながら生徒と歌いたいです♪

 

……と、原稿をお引き受けしようと樹原先生にお返事を書いたら、

「そのまんまでいいから、そのメールのつづき書いてね!」とのお達しが。

いいんでしょうか? こんな感じで。

もっと真面目に、丁寧な言葉で書かなくてもいいのか悩みましたが、そう、「いつも記事よりもメールの方が面白い」と厳しいご意見をいただくので、この際、このメールのノリのまま、書かせていただきます!

そんなわけで、DVD「えいごでピアノランド」紹介しちゃいます。

 

 

ええと、その前にまず、ピアノランドをよく知らない人向けに「ピアノランド」の紹介をしちゃいます。

1991年、ピアノランドシリーズは樹原涼子先生の手によって生まれました。たくさんのこどもたちを教え、御自身も若いママであった先生は、こどもたちの個性を伸ばし、美しい音でピアノに親しめるようにと祈りをこめて次々と作曲し、一本の道になるようにメソッドを作り上げたのです。

ちっちゃいこどもの手はとっても柔らかいから、まず、準備運動としてゲームみたいに楽しい手の体操をたくさんやります。同時に、音楽にとって一番大切なこと──心が美しいもので満たされるように、綺麗な言葉でできた素敵で可愛い歌をたくさん歌います。

そして、手の準備ができてピアノを弾き始めたら、考え抜かれたノンジャンルの曲で音楽の垣根を越え、洒落たコードで展開される連弾パートとともにアンサンブルの醍醐味を知り、ミュージックデータはマイナスワンにできるから、今日は右手だけ、リズムだけなど、家でもいろいろな練習を創意工夫できる自主性を養える。

 

29年前に作られたにも関わらず、まるで今を予言していたかのように、リアルタイムオンラインレッスンや、動画添削レッスン、どんなパターンでもレッスンをすることができるのです。……うん、やっぱり好きなものを紹介する時は正座しているように書き方が畏まるよね。

 

では、ここからいよいよDVDの紹介です!普段のノリに戻ります!

前半の指の体操のところで一番面白かったのは、『ぐーぱーたいそう』の「ぽんとでて」のところが「pop it out」になるところ。へ~、日本語とノリが一緒じゃない!『ぱっちん ふわーっ』の「ぱっちん」は「shut」。ほおお~、日本語と全然違う言葉だけど、shut!って歌うと、手をパチって閉じる感じがよくわかるぅ~!

あと、『かたかた たいそう』の真ん中あたり、「かた かた かた かた あげて さげて」がね、いっつもどっち側から始めるんだっけ?と迷っちゃうのですが、英語だと「right left right left」になってる!あらやだ超便利、これでもう間違えないね!

あ、全身の体操がもうひとつあって『ぶらぶらたいそう』っていうのだけど、手をぶらぶら振るところで「SHAKE SHAKE MECHA SHAKE」って言ってる!「めっちゃシェ~イク!」だって! 歌詞2度見したよね(笑)なにこれ楽し~い!!

……などと言っている間に体がめっちゃあったまったので、さて次に行こう。後半は「ピアノランド」の世界ですよ!

 

実を申しますと。私は「ピアノランド」の歌詞が大好きで、これ以上にメロディーとぴったりの歌詞なんてこの世にありえない!と思っていたから、DVDで英語になると聞いて少~しだけ不安だったのです。でもね、まったく心配無用でした。『さらさら おがわ』の「みみをすませて きいてごらん」が、「close your eyes with your ears」になるの。耳をすませるために目を閉じるの。素敵じゃない?

あとね、「こいのぼり」は「CARP STREAMERS」って言うんだって。ひとつ賢くなったね私! そして「dancing in the sky smiling」するの!スカッと爽やかな晴天に笑顔のこいのぼりがdancing、とっても楽しそう!

そんな感じで、日本語の歌詞の世界に沿った英語の素敵な言い回しと、英語のリズムがぴったりと気持ちよくはまっていて、歌うととても気持ちが良いのです。私は大人になってしまったから字幕を見て頭を働かせてしまうのだけれど、小さい子どもだったら、聴こえてきた通りに覚えてしまうでしょ? 小さい頃から素敵でハッピーな言い回しをそのまま、歌いながらリズムにのって覚えていけるなんて最高じゃない? そう、歌だから楽しいんだよね。英語ドリルを渡されて、さあ正しく覚えましょうって学習した世代だから、こういうのうらやましいな~。おっと、愚痴になってしまった。

 

結局、何回も何回もリピートして、少し頭が疲れた頃にはお茶を飲みながらの、ながら聴き。疲れた頭にほわっとしみいるピアノの音。純粋に連弾ピアノ音楽としても楽しめちゃうんですよ。画面左下に映っている先生と孝之介さんの連弾映像をぼんやり眺めながら、先生腕長いな~いいな~こうやって腕を交差するんだとか、あっ、なんかお洒落な間奏がついてるじゃん!とかもうね、ちょっとカフェインが入ったら、全然ぼんやり聴けない!どこをとっても情報の宝庫!

 

さて、レッスンにはどう使おうかな。日本語→英語の順に歌うから、単純に考えても倍量できるよね。ふふふやったね。レッスンの前、待ち時間にヘッドホンして聴いてもらうのも良いかな。最近のこどもはパソコンを使いなれてるから、好きな順番で聴いてもらおう。いやいや、やっぱり英語を覚えて欲しいから、一か月に一曲集中して…いやいや、そういう大人の欲に敏感だからな~こどもっちゅーもんは。うん、あれこれ大人が言わないで、ただ一緒に生徒と楽しむところから始めようかなあ~(ニヤニヤ)

 

ていうか先生、YouTubeで「えいごでピアノランド」を使い倒せるセミナーの配信が決定したんですよね?
どんな隠し玉をぶん投げてくださるか、超期待~~♪♪  (豊永泰子)

 

*****

 

豊永さん、ありがとう!
クリステルさんと、すごい隠し玉をぶん投げますわ〜 笑

質問のお答え:将来、ダウンロードできるようになる可能性あります。
DVDがガンガン売れたら、きっとミュージックデータのように♫
皆さんの声を出版社が届けば、商品化されるのではと思います♪  樹原涼子

 

 

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