ピアノランド① せんせいといっしょにうたってひける
発売元:音楽之友社
価格:¥1,300(税別)
発行年月日:1991/03/10
樹原涼子 著/岡久留実 絵
樹原涼子が全曲書き下ろした子どものためのピアノ曲集教材の1冊目。連弾の手法を用い、歌詞で子ども達のイメージを広げながら音楽性と技術を伸ばしていくテキストとして高く評価され、発売以来大ヒット、ロングセラーをつづけています。
クラシックだけではなくノンジャンルにピアノが演奏できるようになること、ピアノが好きになること、メソッドとして使用すると音楽とテクニックの結びつきを理解して上達していくこと、アンサンブル能力が高くなること、きれいな音色で演奏できること、どの時代の音楽へも進める基礎力がつくこと等が特徴で、日本のオリジナルピアノメソッドとして広く使われています。
音楽之友社のウェブサイトONTOMO Shopでは、対応するmp3の伴奏音源をダウンロードで販売中。
本書は、幼児のための『プレ・ピアノランド』シリーズ(または『ピアノランドたのしいテクニック』上巻)と併用することで劇的な効果をもたらします。それらを使って、演奏に必要な要素を先に学んでからピアノを弾き始める、“二段階導入法”で指導されることをおススメします。もちろん、他のメソッドを使用している場合は、曲集として楽しむことができます。斬新な響きとリズム、美しく親しみやすいメロディ、全曲に歌詞と先生の伴奏がついて、ピアノを弾くのがとても楽しくなる曲集です。
ピアノランドメソッドは、無理なく上達するよう、下記の3ステップで構成されています。
3冊の併用をおススメします。
ステップ1 テクニック教材 『プレ・ピアノランド』3巻 欲しい音のための具体的奏法を学ぶ
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ステップ2 曲集教材で実践 『ピアノランド』1巻 音楽のためにテクニックを使う
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ステップ3 併用曲で応用 『ピアノランドコンサート』上巻 ステージでの演奏レベルを目指す
また、固定5指のポジションだけで演奏できる『ピアノランド+ だいすき くまモン』を2巻の前に入れることで、さらに音楽的な進歩を得ることができます。
『ピアノランド①』 → 『ピアノランド+ だいすき くまモン』→『ピアノランド②』
ピアノランドメソッドの教え方は、Web連載「ピアノランドの教え方」でご覧いただくことができます(無料)。
また、参考書籍としては『ピアノを教えるってこと、習うってこと』をご覧ください。
メソッド全体の構成と詳細はこちらをどうぞ! 『教える人も習う人も幸せになる ピアノランドメソッドのすべて』
音楽之友社のWebページでは、立ち読みページで内容の一部をご覧になることができます。
【本書の内容】
初めから両手で演奏します。まず、左右の1の指だけで「ド」を弾く、大人気の「どどどど どーなつ」からはじまり、中央Cからの固定ポジションで両側に少しずつ音数が増えていきます。連弾の伴奏パートは、オーケストラを想定して広い音域で書かれており、プリモの右側、プリモの両側にまたがるものもあります。また、早くから3/4拍子、6/8拍子も取り入れ、子ども達の拍子感、テンポ感、リズム感、和声感覚、表現力を伸ばしていきます。
曲目
1 どどどど どーなつ
2 さらさら おがわ
3 ぴかぴかぼし
4 たぬきのたいこ
5 はらぺこそんぐ
6 うずまきめだまになっちゃった
7 りぼん
8 おおきくなったら
9 きつつきさんにごあいさつ
10 はじめてのワルツ
11 わたりどり
12 コアラ コアラ
13 ゆうぐれのすべりだい
14 おさるのかごや
15 えんそくだ わっはっはっ
16 ひこうき
17 ごきげん こいのぼり
18 まほうつかいのよる
19 おしゃれなおじょうさん