プレ・ピアノランド③ はじめてピアノを弾くときに
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プレ・ピアノランド③ はじめてピアノを弾くときに

プレ・ピアノランド③ はじめてピアノを弾くときに

発売元:音楽之友社
価格:¥1,300(税別)
発行年月日:2002/10/31

樹原涼子著

 

幼児用二段階導入法テキスト『プレ・ピアノランド③』~はじめてピアノを弾くときに~

『ピアノランド』メソッドは、著者が提唱する“二段階導入法”でスタートします。本書は、「第一段階:ピアノを弾くための準備〈聴く〉〈歌う〉〈動く〉〈見る〉力を伸ばし、それらを統合する」「第二段階:準備が整ってからピアノをはじめる」というシステムの、第二段階のテキストにあたります。

 

『プレ・ピアノランド』3巻では、1、2巻でピアノを弾くための準備をしているので、はじめから〈いい音で〉、はじめから〈音楽〉を奏でることができます。これから演奏する音を頭の中でイメージすること、美しいフォームできれいな音を響かせること、先生の伴奏やミュージックデータを聴きながら、歌うように表現することを日常的な目標として、日々実践していきます。シンプルでやさしい曲を丁寧に仕上げることで、 少しずつ本当の音楽力をつけていくので、“二段階導入法”で育てた子ども達の伸びしろは大きく、後になるほどその基礎力が発揮されます。

 

本書の使い方は、Web連載「ピアノランドの教え方」を参照いただくと、大変参考になります。

音楽之友社のウェブサイトONTOMO Shopでは、対応するミュージックデータをダウンロードで販売中。

 

音楽之友社のWebページにも、本書の案内があり、編集者による紹介文があります。
立ち読みページでは、内容の一部をご覧になることができます。

 

本書は、脱力した腕でよい響きが得られるように2、3、4の指で黒鍵の和音から導入し、次にミドルCからの読譜で固定5指のポジションで演奏する合理的なシステムです。2巻で学んだピアノランドメソッドで言うところの“タッチポイント”を使って、固定5指のポジションでアームタッチ、ハンドタッチ、フィンガータッチの3種類のタッチを学び、音楽の内容に応じてさまざまな音色を使い分けて表現することを学びます。伴奏パートの和声とリズムの豊かさで、子どもの“聴く力”をぐんぐんと伸ばしていきます。

 

本書をテクニック教材として用い、メインテキストを『ピアノランド』1巻、併用曲集として『ピアノランドコンサート』上巻を使えるよう設計されており、本書の練習曲から次はどの曲を学べばよいか、本文中に案内がありますので、参照してください。

 

ピアノランドメソッドは、演奏に入ってからも無理なく上達するよう、3ステップで構成されています。下記3冊の併用をおススメします。

ステップ1 テクニック教材 『プレ・ピアノランド』3巻 欲しい音のための具体的奏法を学ぶ

ステップ2 曲集教材で実践 『ピアノランド』1巻 音楽のためにテクニックを使う

ステップ3 併用曲で応用 『ピアノランドコンサート』上巻 ステージでの演奏レベルを目指す

 

この時期に、『耳を開く 聴きとり術 コード編』を併用すると、早くからコードを聴いて理解する耳が育ちます。毎レッスンの5分間を“聴きとり術”の実践に充てて、子ども達の耳を開き、育てていきましょう。

公開日: 最終更新日:2021/03/15

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