宮谷理香さんの初演動画「巡る」にしびれています❤️ 感想がいっぱい♪

宮谷理香さんの初演動画「巡る」にしびれています❤️ 感想がいっぱい♪

これは、日記を書かないわけにはいきません。

4月27日に行われた「《樹原涼子》を弾きたい シリーズ トーク&コンサート 第1回 宮谷理香」で宮谷さんに演奏していただいた、「巡る」の動画をアップしました!と音楽之友社から連絡がありました。このコンサートは、樹原涼子作品をピアニストのみなさんに演奏していただくシリーズとして誕生したもので、その第1回に宮谷理香さんがゲストとして出演してくださったものです。この日、宮谷さんのために書き下ろした「親愛なる宮谷理香に捧ぐ《巡る》」を初演していただきました。そのときの感激をもう一度味わうことができるなんて!
早速、TwitterやFacebookで音楽之友社出版部のリンクをシェアしましたが、私の日記にもしっかりと残しておきたく、沢山寄せられた感想の一部も載せたいと思います。

 

 

当日のリハーサルでは「涼子さん、今弾いている間に、もっとアイディアが湧いてきたので、本番楽しみにしていてね!」と仰って、なんたる余裕の理香りん様♪
本番の演奏では、作曲者の想像を超える様々な表情に驚き、その移りゆく様に聴き惚れました。音楽が巡り巡って、本当に夢のように幸せな「巡る」時間を味わいました。その間中、まるで止まった時間の中にいるようで(そんなはずはないのですが 笑)、「ああ、《巡る》は宮谷さんのものだなぁ」と思ったのでした。

この日は私の初稿で演奏していただいています。手書き譜面がやっと印刷になったばかりというタイミング。献呈したご本人からもアドバイスをいただいて出版できたことは大きな喜びです。宮谷さん、ありがとうございました!

改めて動画を見て思うのは、宮谷さんが楽譜の一音一音に与えらておられる“凝縮された思い”です。一つとして行き先の定まらない音はなく、大きな流れの中で一粒一粒が自分のすべきことを知っているのはなんて素敵なことでしょう。作曲家冥利に尽きるとはこのことです。

 

動画は公開されたばかりですが、瞬く間に視聴回数が増えています。そして、こんなに早く、感想が届いてびっくりしています。せっかくお寄せいただきましたので、匿名でいくつかを公開させていただきます。

〇美しいです。✨✨✨😭
全ての音が生かされ、しかも自然に伝わってくる演奏❗
✨✨✨

〇ありがとうございます!
楽譜からなんてたくさんの情報を受け取っているんだろう〜一音に込める深い想い・・素晴らしい演奏に癒されました〜

〇昨夜FBで拝見しました‼
実はまだ楽譜を手に入れていなくて、こんな素敵な曲がいっぱい詰め込まれているんだなあって感動でした。早く楽譜をゲットして弾いて癒されたいと思いました。

〇一音一音が美しいです✨
宮谷さんの幸せそうなお顔も印象的です♡
動画のUP ありがとうございます♪

〇本当に感動蘇ります✨
何回も何回も聴きたくなります❗❤
最初に聴いた時よりも、さらに心にしみる😊
改めて宮谷さんの演奏聴いて、演奏のプランというか、構成力構築力??
いやー凄すぎです😍

〇宮谷さんの演奏、素晴らしすぎて、あの日も何1つ参考にできそうにない(凄すぎて)と感じましたが、
改めて楽譜を見て聴いてみて、再度そのように感じました😆✨✨
何度でも繰り返し聴いてます💕

〇 楽譜を見たり、弾いてみたりした後だと、改めて違う耳👂で聴けますね

〇私も構成にびっくりしました。繊細で緻密で、冷静で、情感に溢れていて、スマホの音でも伝わりました❗

〇とにかく、ピアニストってやっぱり凄い❗
振動も直伝わって来て‼ 感動でした❤

〇 お客様に伝える力っていうのでしょうか、ビンビン伝わってきました。
私の心の中に入って来るようでした😊
プロって本当に凄いって思いました。

〇動画を何回も聴いて。
恐れ多くも、「巡る」、あんな風に弾けたら、死んでもいいって思ってしまうくらいです。
自分には演奏できないと思っていた「巡る」ですが、死ぬまでには演奏してみたいと思ってしまいました😱 

〇去る9月末の樹原先生の新刊「風巡る」セミナー、作曲者御自身の演奏で聴かせて頂いた「巡る」。樹原先生の胎内から自然界にスーッと生まれ出た魂が時空を超えて美しく彷徨っている、心の影や憧れやそんな形のない何かが見え隠れする樹原先生の「巡る」……この曲はこんな姿でこの世に生まれてきたのだ……と心が震えました。今思えば、その日の樹原先生はこの世に愛を産み落とした聖母のようでした。愛する曲を旅立たせる、そんな表情が忘れられません。

そして今年の春、パウゼで宮谷さんの初演を聴いた日の感動は今も忘れもせず、まさかあの時の宮谷さんの「巡る」が自宅で聴けるとは! 早速iPhoneからスピーカーに飛ばし、楽譜も広げて何度も聴いてしまいました。音楽への尊い思いが溢れている! 魂が美しく浮遊していて、神話のような、音の景色のような……。移り変わる気品のある彩りの声が耳に囁き、そんな一瞬一瞬に心が溶けそうになりました。「巡る」への愛おしさと慈しみに溢れた宮谷さんの心が見えるようでした。そして宮谷さん、美しくてヴィーナスのよう!

 

等々、みなさんがうっとりされている様子が目に浮かびます。
感想をいただいたみなさま、どうもありがとうございました。

新作を発表し続ける私としては、「楽譜」を発表するだけではなく、このように多くの方にご覧いただける形での演奏を、また、今回のようにみなさんが「演奏してみたい!」と思ってくださるような動画をアップしていく大切さも改めて思いました。今後、音楽之友社でもあれこれと準備してくださるそうなので、楽しみにしていてくださいね!
私も、pianolandweb にもいろいろなものをアップしていきますし、これまでの様々な動画も改めてご紹介しようと思います。

 

『風 巡る』の表紙は、樹原涼子ピアノ曲集でおなじみの本間ちひろさん。

 

音楽之友社の楽譜のサイトでは、少しだけ楽譜の立ち読みができます→こちら

私のwebの楽譜案内のページはこちら

 

数年前に宮谷理香さんの演奏に触れて以来、作曲家の考えを推し測る解釈の深さと表現力の豊かさに魅せられ、演奏会に通うようになったのがそもそもの始まり。そして、あるコンサートのアンコールに『やさしいまなざし』から「やさしいまなざし」をサプライズで演奏してくださって、本当に大感激したのです。それ以来、いつか宮谷さんに私のいろいろな作品を演奏していただきたいと思うようになり、音楽之友社とカワイ表参道の皆様のおかげで実現したのが「《樹原涼子》を弾きたい シリーズ トーク&コンサート」なのです。第1回に、大好きな宮谷理香さんにおいでいただけて本当に幸せです❣️

実はこの日、他にもたくさんの曲を演奏してくださって、皆心を奪われたのでした。宮谷さんが演奏してくださった曲は、あれ以来、多くの方がコンサートや発表会等で演奏されています。「花」のピアノソロバージョンは、門下生の音楽会で二人も演奏され、どちらも宮谷さんに触発されて素敵に演奏されました。

いつの日か、東京以外でも宮谷さんとのこのコンサートが実現したらいいな〜。あの日のように、他の曲も含めて、宮谷ワールドと樹原ワールドが出逢って織りなす独特の世界をお楽しみいただけたらいいな〜と思います。興味のある方は、ぜひご連絡くださいね!

 

 

4月27日の日記より、写真を再掲。宮谷さん、ありがとうございました!

 

 

樹原涼子
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