名古屋のピアノランドフェスティバル、25周年万歳!
7月28日、ピアノランド25周年を記念するピアノランドフェスティバルが名古屋からスタートしました。
25周年を一区切りとしてピアノランドフェスティバル地方公演はしばらくお休みとなるので、今年はこれまでの感謝をこめてスペシャルなステージにしようと欲張ったプログラム。
だから、本当にみなさんに喜んでいただけたことが嬉しい!
ご来場のみなさま、長年ご一緒いただいている小原孝さん、初共演のコンテンポラリーダンスの木原浩太くん、作曲と演奏で共演した樹原孝之介も、そしてご協力くださった多くのみなさま、本当にありがとうございました。
第一部は、ピアノランド各巻からの人気曲パレードで、小原さんとのノリノリの連弾曲、しっとりしたソロ、歌、6手連弾等をたっぷりと。
そして、恒例の「樹原先生と小原くんの爆笑レッスン」では、『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』でディミニッシュのアルペジオが弾けるまでしごかれる小原くんに子供達が大声援を!
つづいて、録音応募プロジェクト→公開レッスンを経て選ばれた子供達のコーナー♪
【連弾部門】では、『こころの小箱』から演奏した二人が選ばれ、川澄絢子さんはよく通る音で「風はどこから」を小原さんと、阪田朱唯斗くんは「いかないで」を私のセコンドに反応しながら心に迫る会心の演奏。会場からはどよめきと大きな拍手が贈られました!
【作曲部門】では、とても楽しい「大好きポップコーン」の弾き語りで水谷心音さんが客席を魅了、馬淵陽香梨さん作曲の「いつまでもどこまでも」は小原孝さんにしっとりと抒情豊かに演奏していただき、対照的な二作品が誕生しました。
録音応募プロジェクトを何年もつづけてきてよかったと心から思えるコーナーとなり、ピアノランド育ちの子供達の底力と先生方の指導力に感動せずにはいられませんでした。
子供達の演奏は、全公演終了後に pianolandweb にアップいたしますので、お楽しみに!
そして、お待ちかねの会場のみなさんとのコーナーでは、サプライズ! くまモンが登場、くまモン体操とぐーぱー体操を子供達も一緒に楽しみました。
子供達も思わず立ち上がり一緒に踊りました♪
さすがに私も息が切れて(笑)、一部が終了!
第二部は、小原さんの美しいピアノソロでスタート。
小原さんの新刊「ようこそピアノアイランドへ」(とても楽しいピアノ曲集ですよ!)の紹介のあと、「赤とんぼ」「旅立ちの日に」。
そして、樹原涼子と樹原孝之介のコーナー。
25周年にふさわしく、「君は君のままで」「子供達のバラード」の弾き語り、孝之介のソロで「森を吹き渡る風」、小原さんも加わり3人で孝之介作曲の「海辺のノクターン」の6手連弾を。
コンサートツアーを始めた頃はまだ幼児だった孝之介が作曲家になり、ステージで彼の曲を師でもある小原さんとご一緒に共演しようとは夢にも思わなかった……。
あっという間に月日が流れていくのだとしみじみ思うと同時に、会場にいる子供達の未来を、幸せを願わずにはいられません。
最後のコーナーは、木原浩太のコンテンポラリーダンスとのコラボレーション!
「25周年の特別プログラムはダンスとの共演はどうでしょう?」と音楽之友社の担当編集者の提案に、「おお!それなら、甥のがモダンバレエで何度も日本一になって、世界を飛び回っているんですけど!」というわけで、コンテンポラリーダンスとのコラボレーションが決まったのでした。
小原さんのピアノで「ジムノペディ1番」「千本桜」、そして『やさしいまなざし』より「光」、それから、どうしても新曲を書きたくて直前に書いた「君が笑えるように」という歌も含めて4曲、浩太くんの見事な振り付けとダンスに、会場は釘付けになりました。
人間の身体は、こんなにもしなやかに強く、そして生きていることを強く感じさせる力があるのだと同じ舞台に立ちながら感動、ピアノランド育ちの浩太が世界に通用する一流のダンサーに育ったのだということもとても嬉しく(「はじめから音楽を」のビデオに出演しています)、心に残るピアノランドフェスティバル初日を終えました。
これはチラシの写真から、木原浩太です。
最後に、お手伝いくださったピアノの先生方と、リハーサル、終演後に撮った写真です。
本当にありがとうございました!
そして、本日は「プレ・ピアノランドフェスティバル in 倉敷」で、樹原孝之介との別プログラム。
名古屋での感動を胸に、頑張ります♪
次のピアノランドフェスティバルは、8月7日(日)西宮、神戸女学院ホール。
8月17日(水)札幌、8月24日(水)東京へもどうぞお出かけくださいませ♪