夜の部 I love ごきげんバンド❤️ 盛り上がりました♪

12月24日、夜の部はごきげんバンドとクリスマスコンサートを開催しました(昼の部についてはこちらに日記を書きました)。ライブはPAの音の作り方やバランスも難しいのですが、今回はとても自然でバンドも演奏しやすかったのではと思います。ライブ音源をここに一緒に貼り付けたいくらい、ごきげんなサウンドに満たされた会場。やはり、“生”に勝るものはないと改めて感動した夜でした。ごきげんバンドのみんな、本当にありがとう! そして、会場のみなさんの何とも言えないあの空気感。みなさんが幸せに聴いていてくださるのが嬉しく、私にとって「終わらないでほしいコンサート」となりました。

 

夜の部「I love ごきげんバンド❤️」のプログラム。

 

ごきげんバンド:宮野弘紀(gt.) 高尾幸宏(bass) 海沼正利(perc.cho) 須見邦子(cho.) 樹原孝之介(pf. cho.)
写真は、ヒダキトモコさんです。本当に素敵に撮影していただき、ありがとうございます!

 

1曲めは、今回どうしても新曲を入れたくて12月20日の朝、リハーサル直前に完成したインスト「時巡る旅」。ごきげんバンドに感謝を捧げた今回のコンサートタイトルにふさわしく、バンドのために書き下ろしました。

昼の部で演奏したピアノ曲集『風 巡る』にも「巡る」という曲がありますが、今年は何かそういう私の中のイメージがあって、タイトルに「巡る」が登場。ちょっとエトランゼというか旅人的な風情や運命の糸などを感じさせる曲になりました。ピアノだけでスタート、そのメロディにベース、ギター、パーカッションが順次重なっていき、2コーラスめは風のように疾走する宮野さんのギターのアドリブ、後半はトイピアノがメロディを奏でます。寂しさと切なさと強さとウィットを持ったこの曲、いつかレコーディングできたらいいなぁ。

右から、薄暗いですが(曲にぴったり!)トイピアノを弾く樹原孝之介、パーカッション海沼正利、ギター宮野弘紀、ベース高尾幸宏、ピアノ樹原涼子。

 

つづいて1部は、4枚のミニアルバム「The Four Seasons」の<spring>から「夢のように花のように」「TRY AGAIN」(ゲーム“リンダキューブ”のテーマ)、<summer>から「どんな日もどんな日も」、CD化していない「船出する君へ」、小原孝さんとのHARA HARA倶楽部でレコーディングした「光る星があったから」、レコーディングが待たれる(ファンがどんどん増えています!)「ティンカーベル」を演奏しました。

 

誰かを応援する歌、励ます歌、こんな風に励ましてほしいと絵門ゆう子さんが書いた詞(「光る星があったから」)、女の子の未来を応援する「ティンカーベル」など、第1部は、大切な人への応援歌が並びました。ごきげんバンドのサウンドがいいなと思うのは、すごく上手いのだけどテクニックをひけらかすのではなく、全てが一体となっていること。多分、ここまでくるのに20年。だからこそという境地があるのではと思います。くーこさんと私の声の重なり加減も今回とてもいいバランスだったし、私たちが楽しかったからお客様はもちろん楽しかったと思います。

 

 

第2部は、「たまにはラブソングも書くんです私」(笑)、と「紅い月」でスタート。“すぐに実現できないなら棚上げしてもいい”だから、「その夢捨てないで」と<auturmn><summer>より2曲歌いました。生きてるってことは夢を描いたり破れたり、また夢を見たりとアップダウンはあるけれど、それを含めてしぶとく幸せだと思えるかどうかだと思う。自分の感情にしっかりと向き合い、それを解放して、でも、行く先はちゃんとあるから大丈夫!と思えればいいのではないか。そんなことを、歌の言葉で伝えていくことが作家の仕事。作品に込めた何かが、誰かの心に響くタイミングがあって、何年も聴いているのに今回初めて腑に落ちた気がする……ということもありますね。作品は聴く人の心の中で成長したり化けたりするから、本当に面白い。

 

私は、絵画や彫刻、踊りや誰かの言葉、自然等からインスピレーションを受け取ることが多く、それが曲という形になりたがる瞬間をキャッチできれば、あとはもう「生まれるだけ、書くだけ」となるのですが、そのときに大切なのは「生まれる瞬間を祝福する」ことかなと、最近思います。ここに生まれた“着想”を愛を持って作品に仕上げるという、戴き物にたいする謙虚な態度というのでしょうか、そういうことが柱となって、作曲のテクニックやら知識やらを道具として役立ていく。そこに傲慢さがあったり、作品の核になる思いよりも技術に支配されてしまうと、そのことがわかる曲になってしまう。

わかるんです。聴く人が聴けば。

そんな風に自分の中の基準のようなものがあるので、曲が出来上がってバンドで演奏するときにはいつもすごく謙虚な気持ちになります。理論的過ぎず、感情的でもなく、洗練された音として「これを一緒に演奏してね」と楽譜を渡したい。私が描いたイメージがちゃんと音になって書けているかどうか、伝わっているかどうか、理解して演奏してもらえるかどうか。みんなには見抜かれてしまうと思うから、だから、一緒に演奏をつづけることで進歩することができるのかな、と思います。生きている限り、その途上にあるというか。

 

ゲーム「俺の屍を越えてゆけ」2作目と1作目のそれぞれの主題歌「WILL」(作詞作曲/樹原孝之介)、「花」(作詞作曲/樹原涼子)、クリスマスの定番「祈り」、そして「クリスマスには」(<winter>より)では会場のみなさんに3部に分かれてハーモニーを歌ってもらうという神業をお願いして、大合唱となって鳥肌が! 声を合わせてくださったみなさん、ありがとうございます♪♪♪

 

アンコールは「愛する者たちよ」。
今年ほど、この歌を歌っていて時代にぴったりだと思った年はありません。

愛する者たちよ 自分を裏切るな それが一番卑怯なことだと知っているか
愛する者たちよ 誰かを愛したか 愛する者のために涙を流してきたか
その手を差し伸べて 誰かを助けたか 心と心が触れ合ったか
その手を広げて 世界を愛したか おまえにできることはないか

これからも、心からの思いを大切に一歩ずつ書いては演奏していこう。発表していこう。そういう場を一つでも多く持つ努力をして作品を紡いでいこう。みなさまに勇気をいただいた幸せな1日。本当にありがとうございました!

ピアノ曲の世界と、歌の世界と、どちらも樹原涼子なのだから、どちらの私もお互いに遠慮しないで活動していこうね!と、自分に言い聞かせているところです(笑)。

 

写真家のヒダキトモコさん、ありがとうございました! ヒダキさん参加の写真展が年明けにあるのでこちらもご案内させていただきますね。

 

そして、夜の部に来てくれた音楽仲間のみなさんと名残惜しく撮影タイム。みなさん勉強するときとは違って、はじける笑顔でした♪ (終了後にメールで頂いた写真を記念に)

 

 

年明けからは、フジテレビ系列の「テレビ寺子屋」で全国の皆様に順番にお目にかかれる予定です。
1月の放映地域と時間はこちらです。マラソンの有森裕子さんの次の週です。

良い年をお迎えくださいませ!

そうそう、冬休み中に、『風 巡る』の中の特殊奏法などについて、YouTube(pianolandweb)に動画をアップする予定です。興味のある方はお楽しみに! 登録もできます♪

 

 

 

樹原涼子
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