マスターコース、コード塾の合同同窓会でした!
昨年末の日記から約2ヶ月間、「時々日記」の更新ができず、ご心配くださった皆様、ありがとうございます。
今日(2017/2/23)は、私のライフワークであるピアノランドマスタコースとコード塾の合同同窓会だったので、何としても書かなくては!と、久しぶりの投稿です。
全国各地から参加してくれた卒業生とパチリ♪
昨日、小山台会館のホールに調律の仕上がりを見に来て、調律師さんと一緒に“最高に響きの良いポイント”をみつけてご機嫌でリハーサル(板の目1枚動かすと、会場に響く音、弾き手に聞こえる音が変化するので)をしました。
「ああ、2週間ぶりにピアノを弾けて嬉しい、しかもこんなにコンディションよく整えていただいたピアノ&響きのよいホールで……」と感涙にむせびつつリハを終え、
そこに音楽があるだけで人は幸せになれる
ピアノを弾くだけで、私は幸せになれる
明日は、みんなで幸せを分かち合える!
と、今日の同窓会を嬉しい気持ちで迎えました。
卒業生に講義をする利点は、すでに音楽に対してある一定のレベル以上の共通の認識を持っている人たちなので、前置き無しにいきなり本題に突入できることです。
短時間に大容量の内容を受け取ってもらえるので、『耳を開く 聴きとり術 コード編』『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』のダイジェスト講義、進化したピアノランドメソッドのカリキュラム、長期的レッスンプランの立て方、おススメの本や楽譜の情報まで、一気に!
“聴きとり術”で「C major7」の響きを楽曲で味わう例として『ふたりで弾こう!ピアノびっくり箱』から「夕焼け小焼け」を受講生と連弾、平成生まれでピアノランド育ちの樹原孝之介のアレンジを味わい、昭和と平成の和声感覚を語り合ったり。
私の研究や著書がみなさんのお役に立った喜びと、曲集『夢の中の夢』からモードの解説のために「バリエーション」をじっくりお聴きいただけたことが嬉しく、また、ランチのときにスケールと様々なカデンツの演奏が美しかったと涙ぐんでくださる方がいて、私の方が涙ぐみそうになったり。
卒業生と過ごす時間はあっという間でしたが、セミナー4タイトル分はお話ししたでしょうか。
今日の講義でじっくり取り組んだのは、下記の4冊です。
出席者全員と言葉を交わし、美味しいランチとデザートはあっという間に過ぎました。
午後までいられる方には絶好調のピアノを使って、スケールとモードのさらなる解説もできました。
ピアノランドマスターコース1期〜15期、コード塾1〜6期の卒業生のみなさん、本当にお会いできて嬉しかったです!
卒業後もみなさんが輝いているのは、コツコツと勉強し続けていらっしゃるからなのだとしみじみ思い、私も今年出版予定の楽譜や書籍、そしてピアノランドフェスティバル東京&熊本を頑張ろうと心に誓いました。
久しぶりにお会いしたみなさんと、次は、4月27日の《樹原涼子》を弾きたい シリーズ トーク&コンサート 第1回 宮谷理香 でお会いできそうで嬉しいです。
ご覧のみなさまもどうぞ、宮谷理香さんが演奏される樹原作品と二人のトークをお聞きくださいね!
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