プレ・セミナー カワイ表参道 いい作品が揃いました♪
7月26日(火)カワイ表参道は、小さな作曲家が集まり、新曲を披露してくれました!
まずは、私の新刊『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』発売後の初セミナーということで、沢山の方が手にしてくださいました。
そして、この本がどんな本なのか、その詳しい使い方は9月27日(火)「音楽の美しさと知識とテクニックを手に入れる!」新刊セミナーに譲りますが、子供達に知っておいて欲しい事柄を中心に「スケール」にスポットを当てて話をしました。
新刊については、また、別の機会にきちんと書くとして、今日は子供達の作品について。
本日の子供達の作品は、「ヒーローになって人を助ける曲、歌詞付き」「長調で始まり、(そうとは知らず)ミクソリディアンモードで終わる、ちょっと不思議な余韻の残る曲」「短調のスケールを場面によって使い分け、二声それぞれが歌いあう多声音楽」「こころのままに素直に書いたメロディーとハーモニー」「録音審査の講評、再提出、公開レッスンとどんどん曲が変身、進歩した内面を表した作品」「タイトルと曲調が合わないのでは?と講評に書いたら、タイトルも、曲の構成も数段よくなってきた個性的な作品」等、いろいろな面を見せてくれました。
さすがにピアノランドメソッドで育った子供達らしく、主要三和音のみ、左手は密集の和音かアルペジオというパターンは1曲もなく、それぞれがのびやかに自分の内面を表現しようと取り組んでいることがわかります。
曲には、創作物には、自分の考えていること全てが表れます。
こんなコメントをツイッターに書いてくださった方も!
@yurikaviolin 今日は青山のカワイまで、ピアノランドプレセミナーに行ってきた。どの子も内面がすごく大人で、そして何か深く考えていて、芸術に人生が助けられているんだなって感じがして、素敵だった。みんなと友だちになりたいくらいだった(笑)音楽をやるからそうなるのか、そういう子だから音楽を求めるのか?
彼らから私への質問は「作曲するとき、まず最初に手をつけるのはどこですか?」「私は作曲した曲を楽譜にするのがとても大変なのですが、樹原先生はどうですか?」等、自分が苦労している点が気になるようです。
自分の意志で書いた音符には力が宿っているので、どの子もとても作曲者としての自信に溢れているのがステキです。
公開レッスンで作曲を披露したのは、小1から中1までの6人ですが、それはそれは楽しい一時となり、みなに惜しみない拍手が贈られました。
春に入れ替えて、新しいタイプのShigeru Kawai のフルコンが入っていて、子供達は家での響きと随分違うことも嬉しかったようです。
(今日の私は、子供達の作品のレッスンだったのでほとんど演奏できなかったため、終演後にひっそりと演奏させていただきましたが、本当に素晴らしく繊細な音色に驚きました)
8月1日の銀座での連弾の公開レッスン日に参加できないため、今日連弾で参加し中学生も一緒にパチリ。
スタッフと参加者が撮ったスナップを。
そして、公開レッスンには届かなかったものの、ステキな作品を披露した記念演奏の6人の子供達。
会場で、郵送で、メールやメッセージで、子供たちから沢山のラブレターをもらい、とても幸せです。
そして、残るプレ・セミナーは8月1日ヤマハ銀座店での連弾の公開レッスン!
この夏最後のセミナーとなりますので、どうぞお聴きくださいね。
いよいよ明日、名古屋のピアノランドフェスティバルに向います。
7月28日(木)名古屋電気文化会館で、お待ちしています♪
倉敷がお近い方は、7月30日(土)プレ・ピアノランドフェスティバル in 倉敷にぜひどうぞ!
こちらは、次男樹原孝之介と私のヂデュオコンサートです♪
この夏、どこかでお目にかかれますように!