西宮のピアノランドフェスティバル、くまモン登場!
8月7日のピアノランドフェスティバル西宮公演。兵庫県立芸術文化センター神戸女学院ホールはすり鉢状で素晴らしい音響、しかもベーゼンドルファーインペリアルで演奏できるとあって、いつもテンションが上がります。
ボランティアスタッフのみなさんにあたたかく迎えられ、今年の公演もとても楽しく終えることができました。
コンサートの進行は名古屋公演の“時々日記”に書いた流れと同じですが、なんと、くまモンがサプライズで登場、ピアニスト体操のコーナーで会場のみんなにくまモン体操を教えてくれました。
小原孝さんも私も、楽しく踊りました!
頭の上に手を上げているのは、「熊本城」のつもり。くまモンの手は頭の上まで届かなくてカワイイ!
(みなさま、熊本城、ぜひぜひ遊びに来てくださいね!どの季節も味わいが合ってステキです♪)
くまモンのリズム感には昨年も驚嘆しましたが、直前の爆笑レッスンのコーナーで「小原くん」に腕の脱力を指導したのを見ていたくまモン、何かと言うとその「脱力ポーズ」でキメて、会場のみんなを湧かせていました♪
みんなも、このくまモンのぶらぶらの腕に注目!
第二部の子ども達のコーナーも、素晴らしい演奏がつづきました。
連弾部門では、吉田愛唯さんが「うかれたきょうりゅう」を、見事な弾き歌いで披露!
作曲部門では、竹内唯夏ちゃんが、自作の「ゆかちゃんがだいすきないちご」をかわいらしく歌いました。
玉守織羽さんは、「宝へのめいろ」という5拍子の不思議でカッコいい曲を作曲、小原孝さんに弾いていただくという贅沢なご褒美!
高林采未さん、実梨さんの姉妹はふたりで作曲した連弾曲「春の訪れ」を、美しく息の合った演奏で。
そして、横山あかりさんは、昨年につづいての出演で「泉の精」という優美な曲を披露しました。
コーナーの最後に、出演者一同でパチリ♪(保護者の許可をいただいています)
関西では『耳を開く 聴きとり術 コード編』を使った“聴きとり術”勉強会が盛んなこともあり、子ども達の和声感覚の伸びが素晴らしいことを感じました。
年々、子ども達のリズム感、和声感覚、そして創作能力がメキメキと伸びていくのを見て、嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回特筆すべきこととしては、「ベーゼンドルファーの響きで演奏すると、曲の表現もまた違ったものになる」と小原さんとの連弾『ラプソディ第1番』でも、ソロでも、改めて感じました。
「名器を巡る旅」を通じて、世界中の名器を学ぼう!と私が提案していることを、身をもって感じているピアノランドフェスティバル。
それぞれのピアノのよさを感じ、生かして演奏していくことの大切さをしみじみ思いました。
小原さんの演奏を聴くと、同じ演目を違うピアノ、違う会場で聴くことがとても勉強になり、演奏とは一期一会の出逢いだと実感します。
どこがどのように、というのは、11月8日(日)の「樹原涼子と名器を巡る旅 第3回 ベーゼンドルファーで樹原作品を弾く・聴く・学ぶ」でも、詳しくお伝えしていきたいと思います。
そして、お世話になったボランティアスタッフのみなさんと終演後にパチリ!
ご来場いただいたみなさま、ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!
残るは、8月21日(金)ピアノランドフェスティバル東京(さくらホール)の最終公演のみとなりました。
9日の熊本公演については、近々に時々日記にアップいたします。
サプライズありがとう! くまモン!