6月3日「名器を巡る旅」レクチャー曲目

「樹原涼子と名器を巡る旅 第2回 Shigeru Kawai で樹原作品を弾く・聴く・学ぶ」は、いよいよ6月3日(水)。

第1回のベヒシュタインが好評で、会員限定のDVDも発売中。第2回もご期待ください!

 

今回の講義の曲目と内容が決まりましたので、お知らせいたします。

当日は楽譜をお持ちくださいませ(受け付けにも置いてあります)。

 

1 樹原涼子の講義と演奏

まずは、「名器を巡る旅」の第2回めに Shigeru Kawai を選んだ理由と、Shigeru Kawai の特徴を生かした楽曲の演奏と解説をいたします。

ショパンコンクールでも使われているこの楽器のパワーを充分生かす演奏をしていただくために、まずはしっかりとした楽曲の設計図を描くこと、それを聴きわける繊細な耳と、流れをキャッチして対応していく感性が必要です。

下記のポイントについて、演奏、講義いたします。

 

出版物『こころの小箱』

『こころの小箱』より、左手のための「想い出の小箱」

左手だけの楽曲は、音数が少ないだけに、各音のバランスの難しさがありますが、そこをどのように設計し、トップノートのメロディラインとハーモニーをブレンドさせたらよいか。

また、メロディの上行と下行では、ペダリングにどのような工夫が必要か。

 

 

楽譜『やさしいまなざし』

『やさしいまなざし』より、「星」「星の声」

「星」は、右手のオスティナート全編が夜空のように、左手が星のまたたきのようなイメージ。

倍音の豊かな楽器で演奏することを頭に入れて、左手のコードの動きがメロディそのものであることに注目。

別世界に旅するような空間を作る、控えめで効果的なペダリングを学びます。

 

「星の声」

モード(教会旋法)をご存知ですか?

代わる代わる出てくるフリジアンモード、ドリアンモードの解説と、その世界観を作るタッチとペダリングについて、さらに、力みのない自然なポリリズムの表現、コードの中の内声のある音だけを強調することでできる、立体的な響きについて。

 

時間があれば、他の曲も演奏いたします。

 

2 レクチャー「Shigeru Kawaiの響きの秘密」河合楽器製作所 東京アーティストサービス室 コンサート技師 小野寺仁志氏

この日のためにカワイの技術部で制作された映像をご覧いただきながら、コンサートチューナーの小野寺さんに美しい音色の秘密をレクチャーしていただきます。

アクションの中に隠された驚くべき工夫や、反響板について、これらの知識を知っているのと知らないのでは、演奏に差が出るのは当然かもしれない…と打ち合わせしながら思ったことでした。

みなさんも、どうぞしっかりメモをお取りください。

 

3 Shigeru Kawaiを弾く前に 小野寺仁志氏、樹原涼子 Q&A

みなさんの疑問にお答えします!

 

4 受講生のみなさんによる樹原作品の演奏

演奏希望枠はすぐにいっぱいになってしまいましたが、聴講は当日も受け付けています。

曲目が出揃いましたので、こちらをご覧ください。(詳しい時間の案内も)

みなさんの演奏が楽しみです!

 

 

丁度、28日にこの会場でショパンコンクールにちなんだ会があり、髙橋多佳子さんのステキなショパンを聴かせていただいたばかり。

アンコールの青柳いづみこ先生と髙橋さんの連弾の響きも忘れられません。

ピアノって、本当に素晴らしい!

ピアノ曲を書く喜び、演奏する喜び、教える喜び、奏でる喜び、聴く喜び……みなさんとご一緒に味わえることが幸せです。

 

 

 

 

樹原涼子
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