春はセミナーシーズンなので、週に何回か飛行機や新幹線に乗る生活です。
寒い時期より移動も楽になるので、何とか元気にしています。みなさんは、お変わりありませんか?
先週は、ピアノランドスクールの生徒のレパートリー発表のグループレッスンをしました。この日は発表会と違って保護者の見学はなしで、子ども達と先生達だけでリラックスした中での発表です。幼児から高校生までがひとり2、3曲、多い子は5、6曲演奏するので二日に分けて行いました。選曲も曲順も曲紹介も自分で考えて、人前で10〜20分くらい演奏するのですが、背伸びはせず、好きな曲を心をこめて弾く喜びを味わうことが目的です。生活の中に音楽が根づいていくよう、そしていつでも弾けるレパートリーを持つことで自信がつけばと願ってスタートして数年、効果はあるようです。
子ども達は、先生や友達からいっぱい拍手をもらうのも嬉しく誇らしく、友達の演奏にいっぱい刺激を受けて弾きたい曲がますます増えて…と、笑顔いっぱいで帰りました。
23日は、マスターコース熊本の第1回目がいよいよスタートしました。
九州各県から聴講の人を含めて50人近くの方が参加して、熱心に耳を傾けてくれました。
まずは、2年間何を学ぶのかという大きな柱と、それをどのように進めていくのか、家ではどのように勉強したらよいかという点をお話して、マスターコースとは何か、全体像と方法論が伝わるように心を砕きました。
九州ではコード塾を開く日程の余裕がないので、この中でできる限りコードの勉強も取り入れていこうと思っています。さあ、次回が楽しみです!
一日おいて25日は名古屋でセミナー。会場の都合で1時間半というタイトな進行でしたが、毎年数回ずつシリーズで行っているところなので受講生の反応もよく、“The Four Seasons”のコードの講義と、バッハやショパンの曲でのコードの動きもぎゅっと解説してきました。5/23、6/6とシリーズは続きベートーベン、シューマン、モーツァルトと応用していく予定です。
さて、ゴールデンウィーク、どんな予定でお過ごしですか?私はピアノランドフェスティバルの準備やCD「ピアノランドコンサート」の制作、執筆などの予定はあるものの、何日かはのんびり過ごせたらと、そのためにやや前倒しで仕事を進めています。読みたい本もたくさんあるし、映画や温泉も…と夢はふくらみますがさてどうなるでしょう…。
何はともあれ健康第一、お元気でお過ごしください!
大阪も東京も、春なのに冷えますねぇ
お元気ですか?
4月12日は大忙し、一日で三日分くらい頑張ってしまいました。AMのマスターコースは早くも10回めを迎え、ピアノランドの曲で様々なタッチを実践。なごやかでやる気に満ちたよい雰囲気! 続いて大阪セミナーの音合わせを済ませて昼食会へ。お昼のあとは、代官山の喫茶店で2時間作曲。夕方からは小原孝さんと『ピアノランドコンサート』のCDのジャケット撮影。フェスティバルのチラシやプロフィール用まで撮ったので約6時間、終わってスタジオを出たのは12時半でした。撮影は楽しいけれど、かなり体力を使います。着替えて笑顔、着替えて笑顔…のくり返し…モデルさんって大変なのですねぇ。そんなわけで翌日は、自宅での仕事日のはずが開店休業、何もしないでボーッと過ごしたのでありました。
16日は大阪でペダリングや強弱のコントロールについて掘り下げたセミナー。アンケートを読むと、みんなの引き出しが増えたようで嬉しくなります。セミナー終了後は、勉強会の受講生十数人と楽しい昼食会。
17日は堺で美しい音色のための手のフォームについて、読譜の指導法についてたっぷりセミナー。“手”について悩んでいる人がとても多いのに改めて驚きます。ここでも昼食会をしてから東京へ戻りました。今回はたくさんの方と話ができて勉強になりました。2ヶ所とも、夏までに新しいピアノランド勉強会が立ち上がる予定で、大阪の方の熱心さには頭が下がります。
そういえば、この頃「ムジカノーヴァの連載が終わって淋しい」と声をかけていただくことが多いのですが、5月号では3月出演の日曜喫茶室のレポート、6月号では4月2日の名曲公開レッスンの取材記事、7月号ではピアノのタッチ、音づくりに関する特集で登場します。
風邪やインフルエンザばかりか、はしかまで流行中とのこと。みなさんも、忙しい日のあとはのんびりと英気を養ってくださいね!
こんにちは!
何かと行事の多い春、いかがお過ごしですか?
昨日は、投票を済ませるとすぐ、千葉の八千代市市民会館へ出かけました。3年ほど前に絵門ゆう子さんにライブの時にプレゼントしていただいた桜色のスカーフを持って、昨年2月に同じ舞台で「その手を胸に」を一緒に歌ったことを思い出しながら、葉桜になりかけた並木道を通って…。
一部は、ゆう子さんのだんなさま三門さんと主治医の先生、朝日新聞の連載コラム担当の記者、がん患者を支援するあけぼの会の方の4人で、“がんと一緒にゆっくり生きるには?”のテーマで座談会があり、早期発見の大切さ、治療法の変遷(今後は手術、抗がん剤治療は少なくなっていく方向とのこと!! )、まわりの受け止め方、支え方、賢い治療の受け方などについて、発病した人やその家族、病気でない人にとっても、とても有意義な時間でした。
病気であってもゆう子さんは、私と同じかそれ以上のハードスケジュールを楽しそうにこなしていました。病気になったからと人生をあきらめるのでなく、その中で自分の時間を精一杯生きる姿が、たくさんの人の共感をよんだのでしょう。今、病気で苦しんでいる方も、よい医師、良い治療法に巡り逢い、病気だけに捉われずに人生を大切に生き、支えてくれる温かい環境に恵まれ、またそのことへの感謝の気持ちを持つことができたら、と願わずにいられません。三門さん、ゆう子さんはきっと天国で喜んでいますね!
二部は、絵本「うさぎのユック」の朗読コンサート。昨年5匹のウサギ役をやった5人の子どもたちがそれぞれに成長しているのが嬉しく、大画面に映し出されたゆう子さんと一緒にすばらしいステージを見せてくれました。ゆう子さんが先輩と慕っていた青木裕子アナウンサーの朗読と司会で、しめっぽくない、明るい会になったのもよかった! 最後になったゆう子さんのエッセイのイラストを描いたエム ナマエ氏、ユックの絵を描いた山中翔之郎氏、ゆう子さんの衣装を制作していらした岡宗小夜美氏と私へ短いインタビューがあり、ラストは昨年共演した「その手を胸に」を歌うゆう子さんの大画面で幕に。ゆう子さんの生き方を象徴するような歌を作曲することができて本当によかった…。 最初で最後になった2人のハーモニーを聴きながら、何とも言えない気持ちで会場を後にしました。
桜の舞い散る帰り道、会場では泣かなかったのに不意に涙が溢れてきました。年上だったけど、妹みたいだったゆう子さん、いろいろありがとう。この日『絵門ゆう子 講演と朗読コンサート』のDVD(税別 ¥4,000)が発売され、その中に「その手を胸に」を一緒に歌ったシーンも収録されているとのこと。CDを待っている方、もう少し時間がかかりそうなので、よかったらこのDVDをご覧くださいね。
さて、ゆう子さんが天国へ行ってからの1年、私は何ができたかしら? 今やりたいこと、研究すべきこと、考えておかなくてはいけないことは大丈夫かしら? 「一日一日がいのちの記念日」という言葉を思い出しながら、私もしっかり生きて行こうと心に誓う、今日のスタートです。
そう思って手帳をめくってみると、4月16日は大阪市でテクニックのセミナー、17日は堺市でプレ・ピアノランドのセミナー、25日は名古屋市で話題の“The Four Seasons”のコードの連続セミナーがスタートします。
また、23日(月)は、熊本でのピアノランドマスターコースの記念すべき第1回め! 10時から1時まで上通りの同仁堂ビル4F スタジオライフで行います。この日は、マスターコースってどんなものか知りたい、見てみたい方のために、見学(無料)OKという初の試みをします。九州での開講は初めてなので、まずは、気楽にのぞいてみてくださいね。(見学の方もピアノランドメイト事務局に予約を入れてください)
それでは、4月もたくさんの方との出逢いがありますように!
どうぞお元気で!
桜の季節も終わりですね。
休暇を楽しんだ熊本の桜も、東京の桜もそれぞれに美しく、心を和ませてくれました。 今年も玄関の前の桜の花びらを掃除しながら、いよいよ新しい季節を感じます。 これからしばらく、入門したての生徒たちとのレッスンが待っています。
さて、4月2日の国立での“発表会で弾く名曲公開レッスン コードネームを使って曲の理解を深めよう!”。 3人の小中学生がとてもよく頑張って、コード変化を感じながらなかなかの演奏をしてくれました。 3人のうち、1人は私の生徒でしたが、他の2人も自分の演奏をよく聴いていて、 「どう弾きたいか」というイメージをしっかり持っているのが good! 「先生に言われた通り弾ければよい」という態度でなく、 自分の演奏をよりよくするために、私のアドバイスに耳を傾け、質問にもしっかり答え、 積極的に演奏する姿勢に、会場から大きな拍手をいただきました。 自分の努力の結果に、温かい拍手がいただけたこの日のことを忘れずに、成長していって欲しいと思いました。
公開レッスンの取材記事は6月号のムジカノーヴァでご覧いただけます。
当日のアンケートからいくつかを抜粋しましたのでご覧ください。
それから、お知らせです。
4月8日(日) 13時より、八千代市民会館で“絵門ゆう子天国からのメッセージ〜いのちといのちをつなぐ朗読と座談会”という催しが開かれます。 絵門ゆう子さんが亡くなって、もう、1年になるんですね…。 絵門さんが取り組んできた病気の人のためのプロジェクトや著作物、子どもたちのための絵本、そして一緒に作った歌たち、それらすべてを、 ご主人の三門さんは大切に受け継ぎ、広めていこうとしていらっしゃいます。 どうぞ、ひとりでも多くの方にお出かけいただけたらと思います。私も会場のどこかで聞いています。
それでは、温度差の激しい毎日、どうぞ体調を崩されませんように!
>> 続きを読む