お元気ですか?
さわやかな日に身体を動かすと気持ちいいですね。今日はじっくりストレッチをしたので、脳にも筋肉にも酸素が行き渡った気がします。
ツアーが続いたあとはレッスンが目白押し。
子どもはもちろん、受験生、音大生、ピアノの先生と続きます。いろいろな年代のプロやアマチュアをレッスンしていて感じるのは、プロもアマも年令も関係なく「勉強しなくては」と義務のようにピアノを弾く人より、「この曲大好き」とか「ピアノ弾いてると幸せ」と
思って弾いている人の方がずっと音楽が面白い、ということです。レッスンでのアドバイスの意味をその場で受け止めて反応するだけではなくて、自分の中に深く受け止めていつも考え続けていく姿勢を持っている人は、たとえ何歳であろうと会うたびに進歩しています。
自分がその音楽から何も感じていないことを、あるいはその音楽に魅かれて何かを表現せずにはいられないことを、ピアノは正直に他人に伝えてしまいます。その人が弾く一音一音が“その人”を表わしている…。ピアノを聴くと、その人の生き方やら精神状態が見えるので、レッスンってある意味怖いですね。
レッスンとは“人”を観て自分を省みることだったのかとしみじみ思うこの頃です。
音楽と向き合うってどういうことなのかを、大人であれ子どもであれ、生徒に気づかせるというか感じさせる、考えさせることが“先生”の仕事なのかもしれません。
「とりあえずこの曲を何とかしたい」とレッスンに来る人にも、“とりあえず”よりずっと大切なことを伝える努力を続けていこうと思います。
身も心も柔軟にして、体力も、心の力もいっぱい蓄えて…お元気で!
緑の勢いが増し、風もさわやか、気持ちのよい季節ですね。
みなさん、いかがお過ごしですか?
先週14日に更新してからこの10日間、旅から旅だったので、今朝自分のベッドで目覚めたときは久しぶりに熟睡できて幸せな気分を味わいました。
14日、マスターコース熊本は、九州各地から何時間もかけて参加する熱心な人達の集まりで、吸い取り紙のように講義を吸収してもらえた手応えあり!
いったん東京に帰ったあと16日は名古屋市植田でピアノランド 5つのポイント、17日は倉敷ではコードネーム1回め、18日は東京でコード塾、21日は津山で“ピアノを教えるってこ と、習うってこと”の本のセミナー。ここでは受講の3割が保護者でびっくり!
親としてどのように子どものレッスンを支えていったらよいのか参考になったようで嬉しい。
22日は堺市でプレ・ピアノランド3の、23日は名古屋で“The Four Seasons”のコードセミナー。 10日間で7ヶ所、全て異なるテーマだったのでなかなかにハードでしたが、その分やり遂げた充実感もあります。 各地で主催して下さったお店の方、調律師さん、コーディネイトしてくれた楽譜の問屋さん、アシスタントの勉強会講師など、たくさんの方にお世話になりました。 いい仕事をしようと思うと、内容だけでなくすべての準備が大切なので、その細かい打合せをサポートしてくれるスタッフにも感謝。
いつも、私の仕事量に驚かれる方が多いのですが、とてもひとりでできることではありません。 いろんな方々に支えられてひとつひとつの仕事が少しずつ積み上がっていっています。 それに、どんなに頑張ってもお客様がなければ成立しない仕事です。 そう思うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。
“ピアノランドフェスティバル2007”のチラシができて、ちょうどメイト会員の方にはピアノランドメイトと一緒に届く頃です。 夏休み、みなさんの予定に入れていただけたら幸いです。
8/2中京大学文化市民会館 プルニエホール(旧 名古屋市民会館 中ホール)
8/3大田区民ホール アプリコ大ホール
8/6大阪国際交流センター 大ホール
8/7倉敷芸文館
8/9益城町文化会館
8/10福岡銀行本店 大ホール
詳しくは、チラシをプリントアウトしていただくか、事務局までお問い合わせください。
それでは、お元気で!
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ホテルの窓から熊本城を見ながら、ホッとして書いています。
お元気ですか?
なぜホッとしているかと言いますと、ピアノランドメイトとムジカノーヴァの記事全てを書き終えて、暮れ始めた空とお堀と森に囲まれたなつかしい熊本城を眺めながら、幼なじみの友人から連絡が入るのを待っているから…。
ピアノランドメイトは、会員向けに年4回発行している季刊誌なのですが、以前は8ページくらいだったのが、このところ毎回16ページは書いていまして、特に今回はピアノの先生がどうやって学んでいったら良いか、自分の経験をもとに「学びの7つの法則」など書き出したら力が入ってしまいました。楽譜や本のおすすめコーナー、フェスティバルや共演する子どものオーディションのお知らせ、みんなの声など、今回は半月くらいかけて書いています。
ITな時代に、紙でアナログな交流をするのがいい感じではないかと思っていますが、今回のピアノランドメイトでびっくりしたのは、講師を派遣してのピアノランド勉強会がこれまでに120クラスも開講してきた!ということです。卒業生だけが受けられる2つのコースも、合わせて39クラス。何気なくスタッフに確かめたら、いつの間にかこれだけの数になっていたのには感動です。
コツコツと続けてきたことが、ある日振り返ってみると“道”になっていた、という感じ。長いこと文字を一字ずつ、音符も一個ずつ書いてきましたが、“続けることが才能”って、なるほどと思います。受講生や講師への感謝の気持ちで胸がいっぱい…それにスタッフのみんなへも…。
明日からいよいよ熊本マスターコースの講義が、そして来週からはコード塾第2期がスタート。一回一回を大切に、大切にしようと思います。
みなさんも、何か続けていること、どうぞ大切にしてくださいね。
お元気で!
5月なのに夏服が活躍する暑さ…お元気ですか?
連休中は、静かな東京でマイペースに暮らしてちょっと一息つきました。温泉と映画はムリでしたが、企画したホームコンサートや親戚の集まり、読書や片付けに原稿などもはかどり、ピアノランドフェスティバルのチラシも印刷屋さんに入ったのでまずまずです。
昨日は田無で ―西東京という風情のない地名になってしまいましたが― 小学校の先生の会で講演会をしました。“君は君のままで”“どんな日もどんな日も”“永き道”など、バラード5曲の弾き語りを入れながら、『何があっても大丈夫!』というテーマでお話をさせていただきました。いわゆるセミナーやコンサートと違うシチュエイションは、とても勉強になります。
小学校の先生方は未来を担っていく子どもたちに毎日接する大切な仕事です。ピアノを教える私たちより長時間教室にいて、たくさんの影響を与えていくのですから、責任も重くて大変な毎日でしょうが、心から応援したいと思いました。私の音楽で少しでも和んでいただけたら…。
窓の外の緑が濃くなってサヤサヤと風に揺れるのを眺めながら、夏もすぐそこなのだとちょっぴりプレッシャー。今月はかなり移動がハードなセミナーが続く中で、どうやってピアノランドコンサートのCDの編集を進めようか…。
今週からピアノランドスクールの新入生も続々とスタートするので、スタッフや先生達と頑張り過ぎないで頑張ろう!
では、みなさんもお元気で!