いよいよ桜の季節が来ましたね!
来週は熊本へ行くので、熊本城の桜が見られるかと思うとワクワクしています。
みなさんのお宅の近くの桜はいかがですか?
このところ“日曜喫茶室”の影響でしょうか、“The Four Seasons”や『ピアノランド』のCDの問い合わせが増えてきました。
また、感動した曲や、想い出と重なる曲について、お便りやメッセージをいただくことも増え、本当に嬉しくなります。
16日は、2年間続けた“樹原涼子のコード塾”1期生の一区切りの日で、これまでの総まとめと卒業後の宿題をたんと出す…
という卒業ならぬ出発の日となりました。思えば20名の定員に倍以上の人が集まり、グループ分けや進行について様々な工夫をすることで40名の受け入れを決意した日が、昨日のことのように思い出されます。
今までにやったことのない新しいやり方でひとつひとつ積み上げていく努力と、うまくいったこと、いかなかったことを冷静に分析しながら次のステップを考えていく時間は、私にとって本当に貴重でした。
受講生の頑張りのおかげで、20代から80代までのピアノの先生全員のレベルアップを実感でき、私自身も長い間の課題がクリアできた喜びでいっぱいです。この感動と経験を、次の期の内容や今後書いていくものに反映させていけるのも嬉しい!
卒業生のみなさん、ありがとう! そして半年後、宿題の成果も楽しみにしています。
さて、19日は宇都宮市、20日は堺市でセミナー、1日のうちに東北新幹線と東海道新幹線を乗り継ぐという初めての経験もしました。移動5時間、乗り換え4回はさすがに疲れたので、ホテルではぐっすり眠れました。
宇都宮市では珍しく男性の受講者(生徒のお父さんやピアノ愛好家の方)や若いピアノの先生が多く、堺市ではピアノランドを勉強中の方と初めての方が半分ずつくらい。どちらも心が通じた手応えがありました。音楽を縁に、こうしていろいろな方とお会いできる仕事ができて幸せなことです。
来る4月2日は、国立で“発表会で弾く名曲公開レッスン”です。曲目は、ギロック「こどものためのアルバム」より『ウィンナーワルツ』と『エリーゼのために』『小犬のワルツ』の3曲。 コードネームの経験のない子どもも、クラシック曲の分析にコードを使うことを習い、より深い表現を目指します。先生だけでなく、どうぞ親子でもご覧になってくださいね!
出逢いと別れの春。みなさん、それぞれの春が幸せでありますように---。
お元気で
放送間際のお知らせでしたが、お聞きいただけたでしょうか?
3月11日のNHK-FM“日曜喫茶室”、たくさんの反響がありました。私自身は番組を聞いたことがないまま出演が決まって打合せをしたので、それほど緊張せずに本番に臨んだのですが、あとからあとから「すばらしい番組に出演されておめでとう」「各界の第一人者しか出ない番組に樹原先生が出られてとても嬉しい」との声をいただき、今頃になって緊張しています。ムジカノーヴァから、番組内容の執筆依頼も舞い込み、5月号に書くことにもなりました。
「頭の体操」シリーズの著者で有名な多湖輝先生と、作家であり、慶應義塾大学教授の荻野アンナさんとお話をして思ったことは、何に対しても好奇心を持ち、瑞々しい心で人と接することの大切さです。対談の相手にはもちろん、ラジオの向こうにいる人へ楽しく伝えたいというエネルギー、当意即妙なあたたかい反応、など、たくさんのことを学ばせていただきました。
それにしても、「ピアノには嫌な思い出が…」とおっしゃっていた荻野アンナさんと、ピアノランド1の「どどどど どーなつ」「さらさら おがわ」を連弾して「ドしか弾いてないんだけど、とっても楽しく、凄い音楽を弾いているように聞こえた」と喜んでいただけたのが嬉しかった! それから、ピアノランドの“二段階導入法”でピアノを弾く前に聴く力、歌心、ピアノを弾くための手を作ること、そして読譜力をつけておくという話をしたところ、多湖先生からバイオリンの鈴木メソッドは素晴しいが読譜力がつかない点でプロになるのに大変苦労された方々の話があり、ピアノランドで読譜をはじめにやる点について「そこが新しいメソッドだ」と言っていただいたことが印象に残りました。
番組の中で「君は 君のままで」と「花」が流れたので、ピアノメソッドの著者が歌っているのに驚かれた方もあるかもしれませんね。専門家向けのセミナーだけでなく、こういうお仕事も大切にしていこうと改めて思いました。
前回、ひな祭りライブのアンケートからの抜粋をとお約束したのでいくつかご紹介します。
それでは、19日上野楽器(栃木県宇都宮市)、20日ヤマハ堺店でセミナーがあります。お近くの方はぜひいらしてくださいね。
お元気で!
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うらうらと春ですね。
お元気ですか?
2月末の九州三日間のセミナーはとても暖かく、プリントのワンピースで正解。1日置いた3月2日はスターパインズカフェでの熱いひな祭りライブ。3日はバイオリンランド共著者の安部慶子先生のトリオのコンサートへ。5日はNHKFM“日曜喫茶室”の収録etc。
そうそう、放送は11日(明日!)の12:15〜です。“幼児にはピアノと頭の体操を”というタイトルで、ゲストは「頭の体操」で有名な多湖輝先生と私。常連ゲストは荻野アンナさん。多湖先生の著書は何冊も拝見していましたが、80歳を越えてなおバリバリと新しいことをスタートされるエネルギーに圧倒されました。
さて、ひな祭りライブの報告です。今回はパーカッションに、海沼さんの代わりに大ベテランの納見義徳さんが出演してくださいました。メンバーが一人入れ替わるだけでも、とてもテイストが変化するので面白い経験でした。ベースの高尾さんががっちり支えて、中村さんのギターはのびのび遊び、私は目一杯心からことができました。
新曲の“ティンカーベル”(仮題)は、くーこさんとのハモリがが心地よくて自分でもお気に入りの曲になりました。みなさんのアンケートからの抜粋は、次回ご紹介します。
花粉症の方は辛い季節になってきましたね。連日の温度差、みなさんお気をつけてお過ごしください。
お元気で!