樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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徳島はいい天気!

 お元気ですか?これから、4年ぶりの徳島で新刊のセミナーです。

 10月はセミナーづいていて、18日は高崎(“ピアノランド”でおさえておきたい5つのポイント)、23日は広島(感じるコードネーム! 伝えるコードネーム! 解説編第2回)、24日は大阪(ピアノを教えるってこと、習うってこと)、そして今日は徳島。幸い風邪も完治して咳きこむこともなく、全開でできるのが嬉しい。少し調子が悪いときに、健康のありがたさがしみじみ感じられます。

 こうして、異なったテーマで各地を回るのは、準備は大変ですが新鮮な気持ちになれるので気に入っています。それに、街の風情も、空気も水も、もちろん人も違って、毎回新しい出逢いがあります。自分の作った曲や、メソッドや提案が誰かに喜んでもらえたとき、本当にこの仕事をしていてよかったと思います。企画して下さったお店のスタッフと、アンケートを読みながらの反省会も大事です。セミナーは終わっても、受講した人にとってはセミナーが“始まり”です。そのあとのレッスンや日頃の生活の中でどこまで活用していただけそうか、疑問点は?…と、アンケートを何度も読むのです。

 10月19日は恵比寿のQ.E.D. CLUBという素敵なところでマスターコースの卒業コンサート&パーティーを開きました。みんなの心のこもった演奏に胸が熱くなり、それぞれの努力に拍手を送った一日でした。ほとんどの人が家族をかかえ、それぞれの環境の中で努力されてきました。スタート時とは見違えるように自信がついて、内側から光り輝いている卒業生に囲まれて幸せを味わいました。

 勉強が“クセ”になったみんなは、さらに発表会用曲集の勉強会を受けたり、春からのコード塾第2期を予定したりとパワフル。私も頑張らなくちゃ。

 来週は高岡と金沢。楽しみです。では、私はセミナーを始めます。

 みなさんお元気で!

2006年10月27日 樹原涼子
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朝晩の温度差と寝不足もあって、とうとう風邪をひいてしまいました。

 みなさんはお変わりありませんか?

 先週は3日連続、マスターコース9期生の最後のグループレッスンでした。これまで学んだことがどれくらい身についているか、今後さらに何に気をつけて学んでいったらいいかをひとりひとりが整理する貴重な機会でもあり、みんな一生懸命。家族の世話をしながら自分のために勉強をする時間を作り、飛行機や新幹線で通った思い出は、きっと宝物です。期を追うごとに私は欲張りになって、講義内容も宿題も増えるのですが、なぜか受講生のキャパシティもその分大きくなるような気がします。
 あとは卒業コンサート&パーティー。みんなもうひと頑張りです。

 それから、とても嬉しい報告です。新刊“ピアノを教えるってこと、習うってこと”が、とうとう3刷になりました。親御さんやピアノの先生向けの専門書の類なので、主に楽器屋さんに置いてあるのですが、一般の書店にもかなり出ているそうです。
 ある有名な先生が、おひとりで20冊買ってみんなに勧めてくださったと聞いてびっくりするやら嬉しいやら…。読んだあとに、誰かに教えてあげたくなる本だそうで、同じ方が何冊も買うケースも多いとのこと。私もかなりいろいろなCDや本を他人におススメする方ですが(ピアノランドメイトでは毎回たくさん!)、誰かが支持してくださっているのを肌で感じるのは幸せです。


 いただいたみなさんの感想から、いくつかご紹介しますね! みなさんも、読後の感想をぜひお寄せください。


 10月15日は小原孝さんのオペラシティでのリサイタル。 hara hara倶楽部で共作した“願い”の曲を最後に合唱バージョンでやるとのことで、聴かないわけにはいきません。マスク、タオル、ティッシュ、キャンディをかかえて咳が出ないように祈りつつ会場へ。途中何度か咳き込みそうになりましたが何とか乗り切ってホッ。
 自分の作曲したものが自分の手を離れて、あちこちで演奏されるのは作曲家として嬉しいことです。今回は、このような世界情勢の中で♪僕たちだけじゃなくて 世界中の仲間が 幸せになりますように 幸せになりますように♪という小原さんの歌詞が私のメロディとともに、合唱団の熱い歌によって深い広がりを持って客席に届いたと思います。
 もちろん、リサイタルは大成功。小原さんらしいプログラム(モーツァルト、ショスタコービッチ、ショパン他)、演奏、語りで、会場を魅了していました。あれだけのスケジュールの中これだけのことをしてしまうのだから、ほんとにすごい人です。
 終了後、知り合いのプロデューサーから「合唱曲いいですねぇ」と言われて、
ピアノランドやその他の曲の合唱バージョンもいいなぁなんて思ってしまいました。(いつやるか、は別として!)

 さて、明日は高崎でセミナー。早起きしなくちゃ!
 お元気で。

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2006年10月18日 樹原涼子
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3連休いかがお過ごしですか?

 ごぶさたしている間に、新潟へharahara 倶楽部でコンサートに出かけたり、ピアノランドメイト15周年特大号(22ページ!)を制作したり、その他の原稿を書いたり、教室のグループレッスンで“リズムの日”をやったり、セミナーをやったりと、いろいろなことに精をだしておりました。

 新潟の高校生は山手線で見かける高校生と違って、ノーメイク、黒髪、自然なスカート丈。コンサート後涙目で握手した子や、写真を撮りたいと楽屋をたずねてくれた子達を思い出すと、先週のことなのにもうなつかしい…稲刈り後の田んぼ、山の端に沈む夕日、風に揺れるコスモス。もう、地震や水害が起こらず、あの子達が元気でいてくれますように…。

 10月5日は国立でのコード実践セミナーの1回め。続けてきただけあって、受講生のコードの移り変わりを聴き分ける力、感じる力が伸びているのがわかって嬉しい。

 このシリーズのセミナーでは、A3サイズのレジメびっしりに2時間半の内容を凝縮して持って帰れるように工夫している上に“宿題”まで出るので、伸びないはずがないのですが、アンケートの「よくわかる」「だいたいわかる」をチェックする人が増えてきたのは、自分で教えられるレベルになってきたということ!

 初めての人は樹原流楽曲分析に驚きつつも納得の様子で、一緒に勉強する仲間が増えそうです。

 こうして、幼児の二段階導入法「プレ・ピアノランド」から連弾でスタートする「ピアノランド」へ、そして上級レベル、プロを目指す人たちのために、クラシックをはじめどんなジャンルでも弾けるだけでなく、コード分析を通じて“解釈から表現へ”と結びつけていく手法までこぎつけることができました。受講生たちの晴れ晴れとした顔を見ると、全国の先生たちにも伝えたい!との思いを強くします。

 10月後半は、公開&非公開のセミナーが6つとマスターコースの卒業式、コード塾。スケジュールをご覧の上、いらしてくださいね。

 お元気で!

2006年10月 9日 樹原涼子
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