朝晩の温度差と寝不足もあって、とうとう風邪をひいてしまいました。
みなさんはお変わりありませんか?
先週は3日連続、マスターコース9期生の最後のグループレッスンでした。これまで学んだことがどれくらい身についているか、今後さらに何に気をつけて学んでいったらいいかをひとりひとりが整理する貴重な機会でもあり、みんな一生懸命。家族の世話をしながら自分のために勉強をする時間を作り、飛行機や新幹線で通った思い出は、きっと宝物です。期を追うごとに私は欲張りになって、講義内容も宿題も増えるのですが、なぜか受講生のキャパシティもその分大きくなるような気がします。
あとは卒業コンサート&パーティー。みんなもうひと頑張りです。
それから、とても嬉しい報告です。新刊“ピアノを教えるってこと、習うってこと”が、とうとう3刷になりました。親御さんやピアノの先生向けの専門書の類なので、主に楽器屋さんに置いてあるのですが、一般の書店にもかなり出ているそうです。
ある有名な先生が、おひとりで20冊買ってみんなに勧めてくださったと聞いてびっくりするやら嬉しいやら…。読んだあとに、誰かに教えてあげたくなる本だそうで、同じ方が何冊も買うケースも多いとのこと。私もかなりいろいろなCDや本を他人におススメする方ですが(ピアノランドメイトでは毎回たくさん!)、誰かが支持してくださっているのを肌で感じるのは幸せです。
いただいたみなさんの感想から、いくつかご紹介しますね! みなさんも、読後の感想をぜひお寄せください。
10月15日は小原孝さんのオペラシティでのリサイタル。 hara hara倶楽部で共作した“願い”の曲を最後に合唱バージョンでやるとのことで、聴かないわけにはいきません。マスク、タオル、ティッシュ、キャンディをかかえて咳が出ないように祈りつつ会場へ。途中何度か咳き込みそうになりましたが何とか乗り切ってホッ。
自分の作曲したものが自分の手を離れて、あちこちで演奏されるのは作曲家として嬉しいことです。今回は、このような世界情勢の中で♪僕たちだけじゃなくて 世界中の仲間が 幸せになりますように 幸せになりますように♪という小原さんの歌詞が私のメロディとともに、合唱団の熱い歌によって深い広がりを持って客席に届いたと思います。
もちろん、リサイタルは大成功。小原さんらしいプログラム(モーツァルト、ショスタコービッチ、ショパン他)、演奏、語りで、会場を魅了していました。あれだけのスケジュールの中これだけのことをしてしまうのだから、ほんとにすごい人です。
終了後、知り合いのプロデューサーから「合唱曲いいですねぇ」と言われて、
ピアノランドやその他の曲の合唱バージョンもいいなぁなんて思ってしまいました。(いつやるか、は別として!)
さて、明日は高崎でセミナー。早起きしなくちゃ!
お元気で。