大阪公演💕《樹原涼子》を弾きたいシリーズ 💕宮谷理香さんをお迎えして
10月28日、宮谷理香さんを大阪にお迎えした【《樹原涼子》を弾きたいシリーズ トーク&コンサート】(ツアー二日目)が華やかに終了いたしました。
27日の倉敷ジーンズホールの翌日というのに宮谷理香さんは疲れも見せず、楽しい楽しい演奏会となりました。
宮谷さんは、倉敷とは違う衣装で登場!
サロン・ドゥ・アヴェンヌのゴージャスな雰囲気に合わせてなんて素敵!
プログラムは基本的には各会場同じですが、ピアノの先生が多い大阪会場では、宮谷さんの樹原作品をいかに弾いたらよいのかという細かなアドヴァイスがあり、会場のみなさんは思わずメモしたくなったのでは……と思ったら、プログラムに書き込んでいる人発見!
出し惜しみしない理香先生は、手振り身振りを交えて熱く語ってくれるので、また、次の作品を聴いている皆さんの耳もますますダンボになっていく、とても集中度の高いコンサートとなりました。
「涼子さん、どうしてこんなに難しい曲を書いたの?」
と、『夢の中の夢』の「森を吹き渡る風」について宮谷さん。
「でも、宮谷さんでもこの曲を難しいと思ってるってことに、みんな安心してるでしょ?」と言ったら、みなさん爆笑(笑)。
作曲家は、曲を書くときにテクニックの難易度よりも曲のイメージを表すことを優先するから、結果的にとても難しくなっただけなのですが、それがうまくいくと、聴いている人はとても幸せになります。今日も、『夢の中の夢』から心を映す三部作、バリエーション、『やさしいまなざし』から、森を吹き渡る風、光の三部作、やさしいまなざし……と、前半は盛沢山。
後半はショパンの「小犬のワルツ」と「革命のエチュード」で始まり、宮谷さんに捧げた「巡る」、人気曲の「花」。アンコールでは、私から大阪のみなさんへ心をこめて「君が笑えるように」の弾き語りと「ゆらぎ」の連弾をしました。
大阪ではコンサート終了後にティータイム付きの懇親会がああり、理香りんは貪欲な皆さんから質問責めで、「大阪の方は質問が具体的なのよ~」(笑)。そして、お開きの前にはノクターン9-2と「明日はいい日だ!」の連弾も🎵
この企画を誠心誠意手伝ってくれた“ぷちピアノランド関西”のみなさん、本当にありがとうございました!
主催のサロン・ドゥ・アヴェンヌのオーナー沢村美香さんと。
楽しい時間はなぜ、あっという間に過ぎていくのでしょう。
理香りんが自在にコントロールするベーゼンドルファーの豊かな倍音の響きを楽しみながら、ずっと終わらなければいいのにと思ったコンサートでした。
理香りん、私の曲たちに命を吹き込んでくれてありがとうございました❤️