マリオネットのオレンジパフェさん&堀潤さん 熊本へ愛をいっぱい、ありがとうございました!
被災地に毎月東京から足を運び、自作の操り人形を保育園や幼稚園に届けているオレンジパフェさん。
ご自分で被災地の保育園や幼稚園に連絡をしてマリオネット(操り人形)の届け先を調べ。スケジュールを調整して、レンタカーを借りて、1日に数ヶ所回られていることを知ってびっくりしました。
何日もかかって制作されたマリオネットは独特のテイストで、私はその動きを生で拝見してたちまち虜になりました。
大人までも夢中にさせる愛らしいマリオネット。(実は、我慢できなくて注文してしまいました!)
先生方がちゃんと扱えるように指導もして、「マリオネットが子供達を笑顔にする!」というミッションが達成されるよう、細やかな心配りもされています。
その活動を知って、自らも一緒に被災地の子供達のところへ足を運び、マリオネットを操り(!)、取材をつづけているのが、ジャーナリストの堀潤さん。
堀さんは「GARDEN」というプロジェクトを立ち上げ、個人が発信する様々な素晴らしいプロジェクトを応援されています。
「どうすれば、ニュースをただ消費するのではなく、何かを生み出すようなアクションに繋げられるのだろう。支援したり、発信したり、アイデアを考えたり、誰かと議論したり。消費ではなく、生産するのには何が必要なのだろう」
と、プロジェクトの立ち上げにあたって書いていらっしゃることに、大いに共感しました。
オレンジパフェさんの活動についてのページはこちらです!
ぜひ、応援をよろしくお願いします。
そのお二人とご一緒に、4月17日、地震の被害が大きかった嘉島町の幼光保育園を訪ねました。
もう、随分前から「熊本でご一緒しましょう」と言っていたのが、やっと実現しました。
あいにくの大雨、タクシーの運転手さんも道に迷いやっとたどり着いた保育園には、はちきれそうな笑顔の子供達が待っていてくれました。
被災地として益城町ほど注目されないけれど、まだまだ地震の爪痕が大きい地域が沢山あります。
その一つが、この嘉島町。
今は保育ができる状態になっていますが、園舎のすぐ隣にあったお寺(園長先生の)は半壊で、園舎を残すために取り壊さなければならず、地震から1年間の間のご苦労を想像すると心が痛みます。
そんな中での今日の催しを、保育園の先生方もとても楽しみにしてくださっていたそうです。
そうそう、偶然にも園長先生のお嬢さんはピアノランド育ちだそうで、演奏も喜んでいただきました。
まず、ご紹介いただいた後は、『プレ・ピアノランド』の中の「ぐーぱーたいそう」「きつねとうさぎ」などをiPadとスピーカーをつないでミュージックデータを流し、子供達とやってみました。
どっちが右手? 左手? 難しいね〜!
「ぐーぱーたいそう」「きつねとうさぎ」など、人気の指の体操♪
写真はないけれど、「どどどど どーなつ」「まーちゃんのバナナ」をみんなで一緒に歌いました。
そして、いよいよお待ちかねの時間です!
マリオネットが3つも! 手前の堀さんも人形遣いに変身♪
左はロアッソくん。右は今回のプレゼントの人形。みんなが名前を考えることに。
オレンジパフェさんとマリオネット。かっこいい!
クラスごとにパチリ♪ みんな、人形が気になって気になって、なかなか前を向けません(笑)
堀さんとはMXテレビに出演したときに何度かお目にかかっていますが、オレンジパフェさんとは今回初めて。
オレンジさんの誠実なお人柄とその人形の動きと表情に、堀さんがプロジェクトで応援したくなる気持ちがよくわかりました。
こんな素敵な活動を、みんなで応援しませんか?
被災地の子供達がこんなに喜んでくれるのだから、「もの」も大切ですが、「行動する人」を応援できたら。
どうぞ、堀さんのプロジェクトをご覧いただき、さらにたくさんの幼稚園、保育園を回れるよう、ご協力をお願いします。
最後まで側を離れない男の子。ピアノが大好きなのね!!
一緒に連弾してくれたアシスタントの中川さんも笑顔。
みんなが帰ってから、人形を独り占め(笑)
オレンジパフェさん、ありがとうございました!
私が写した、唯一の堀さんの写真をこちらに♪
堀さん、いつも熊本の被災地を取材してくださってありがとうございます!
また、オレンジパフェさんと堀さんと、どこかへお伺いできればと思います。