ピアノランド原画展 クリスタルピアノでミニコンサート♪
2016年12月1日〜25日まで、ピアノランドの原画展を、カワイ表参道で開催中です。
音楽之友社とカワイ表参道の間で、トントン拍子にこの企画が決まったのは、音楽之友社で開かれたピアノランド25周年の感謝の会に飾られた岡久留実さんの絵に関係者のみなさんが感動したことがきっかけでした。
「こんなに美しい絵は、ひとりでも多くの方に見ていただかなくては!」と、カワイ、音友、ピアノランドのデザイナー風間英美さん達が協力して、素晴らしい展覧会がすぐに企画され、超高速で実現したことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうぞ、みなさん足を運んで、ご覧になってくださいね♪
淡いパステル画の何とも言えない色合いと、セル画の組み合わせで作られた原画は、印刷ではうかがい知ることのできない、深い味わいがあります。
今では、「セル画」と言っても、何のことかわからないかもしれませんね。
パステル画の上に、透明のシートをかぶせ、そこにも別の画材で絵を描き、異なる質感の絵が重なって、不思議な奥行きや空間が醸し出されるのです。
毎日見ているあの絵が、全く違う表情に見えるのは、とても不思議です。
印刷とアート。それは、録音物と生音との違いのようでもあります。
耳には聞こえない周波数だって、カットしてしまえば味わいは損なわれる……。
そんなことを、原画を見ていると思います。
このように、3階の売り場にステキな展示ルームを作っていただき、幸せな気持ちで原画と対面しました。
絵のアップはあえて撮りませんでしたので、ぜひぜひ、実物をご覧くださいませ♪
そして、こちらは原画展を記念してのミニコンサート。
表参道の美しいイルミネーションに負けないくらいピカピカのクリスタルピアノ、弾かせていただきました!
5時のステージでは、ピアノランドから3曲、『こころの小箱』から2曲、『夢の中の夢』から1曲。
編集担当の亀田正俊さんが、一緒にピアノランドを弾いてくださいました。
写真は、「おつきさまのふね」のプリモを亀田さんが、私はセコンドを、なんとトイピアノで弾いてみました。
キラキラとした夜空にお月様が浮かんでいる感じが出たのでは☆
表通りからパチリ。
いつの間にか、外にもお客様が沢山集まってくださいました。
6時からのステージは「月夜の晩のおながざるの踊り」「夢を追いかけて」「陽だまりの家」、アンコールには、左手のための曲を演奏しました。
舘野泉先生が曲集にも編んでくださった2曲のうちの1曲、『こころの小箱』より、「想い出の小箱」。
通りがかりの子ども連れの方達は大喜びで、小さな女の子が「すてきな音楽をありがとう!」と言ってくれました。その後、3階の原画も見てくれて、親子で感動されていました。本当に嬉しい!
どこまでのつづく表参道のイルミネーションの美しいこと。
ショーウィンドウも、ピアノランドづくしで、凄いことになっていました!
右側は、小さくてわかりにくいですが、ツリーの絵の中に、ピアノランドのキャラクターが沢山いるのです♪
スタッフのみなさんが協力して作り上げてくださったショーウィンドウ、もう、大感激です。
また、12月17日(土)の夕方5時と6時にも、少しですが演奏いたしますので、どうぞ遊びに来てくださいね♪
その頃は、原画の入れ替えをしていますから、また、別の絵もご覧いただけます。
そして、もっともっと樹原涼子の音楽を聴きたいなと思ってくださった方は、こちらへおいでくださいませ♪
12月23日(金祝)昼の部、夜の部、別プログラムのコンサートをいたします。