宮谷理香さん、デビュー20周年コンサート♪♪♪
11月23日は、ずっと前から決めていたオフ。
大好きな宮谷理香さんの節目のコンサートなので、半年以上前からこの日を空けて、家族、スタッフ、マスターコースやコード塾のみなさんを誘って楽しみにしていました。
上野公園の樹々も美しく色づいて、上野文化会館や美術館に向かう人達で駅からの道はぎっしり。
落葉を踏みしめて、会場前でパチリ。(もう、ここからいつもと気分が違います!)
宮谷さんは、1995年のショパンコンクールで5位に入賞、翌年サントリーホールでデビューをされ、それからというものずっとショパンを中心に据えながら、幅広い活動をされて来ました。
コンサートはもちろん、CDをリリースされるときも、どの曲にどのような思いをのせて演奏するか、お客様に楽しんでいただけるかを工夫して、テーマの設定、ストーリー展開、トークを緻密に組み立てていかれます。
なので、また次も行こう! 何がどのように聴けるかな? と楽しみで足を運びたくなります。
宮谷さんの演奏はいつもとても誠実です。
楽譜をとても緻密に分析して、曲の美しさ、ピアノの音色の美しさを丁寧に引き出し、そして情熱を持って音楽で語るのです。
もし、作曲家が聴いていたとしたら、とても嬉しいのではないかと思うのです。
モーツァルトのソナタ第10番ハ長調K.330は、デビューしたときの初心を忘れないようにと、ハ長調の透明感を!と、第1曲めに持ってきたとのこと。
モーツァルトは音数が少ないからこそ1つ1つの音の意味がとても重要なのですが、隅々まで心が行き渡り吟味されたその調べは躍動感とウィットに溢れ、本当に楽しく聴きました。
2曲目のシューマンの謝肉祭は、沢山の方に支えていただいた感謝をこめて、様々なタイプの曲が沢山あるこの曲を選んだそうです。
この細やかな思い、そして溢れ出るエネルギーで、様々なキャラクターを持った全21曲を弾き切って、真っ赤なドレスの理香りんは、大きな拍手に包まれました。
第二部は、やはりショパン♪
バラードを4曲つづけてとは、何というプログラムでしょう。
20周年記念プログラムとして、これまでに磨いて来た集大成を聴かせていただくのね!とワクワクが止まりません。
もう、ショパンを弾きはじめると「理香りん、待ってました!」と独壇場。
豊かな音色のパレットで、最弱音の美しさから凛々しいffまで、自由自在に駆け回るショパンの世界を、会場のみなさんと堪能しました。
新譜2枚のCDのこと、そこからのアンコールのこと等、今日はタイムリミットとなったのでまた書きます。
その代わり、今日の写真をいくつか。
サイン会で「お疲れさま〜!」理香りん、はじける笑顔です♪
宮谷理香さんと樹原孝之介も一緒に。
ピアニスト3人がズラリ。
右から髙橋多佳子さん、宮谷理香さん、近藤嘉宏さん。
来年は、宮谷さんに樹原涼子作品を演奏していただく企画が進行中です。
皆様、どうぞお楽しみにお待ちくださいね!
私も、待ちきれません♪
もっと書きたいのですが、明日の朝はピアノランドマスターコース第15期の初日です。
初のDVD受講もスタートするので、宮谷さんに負けないように頑張ります!
それにしても、音楽は素晴らしい。
今日、ともに学ぶ多くの方とこの喜びを分かち合えた幸せを思います。
宮谷さん、ありがとうございました!