梅田でのプレ・セミナー、作曲部門が凄いことに♪
6月26日、この日のために、大阪の子供達は本当によくがんばりました!
「音楽的に“自由自在に”表現するためのテクニック」というタイトルのセミナーで、テクニックとは何か、何故必要なのかをワークショップ形式で学んだあと、録音応募プロジェクトから選ばれた作曲部門4人、連弾部門3人の公開レッスンを行ないました。
【作曲部門】
作曲部門の子供達の作品はいずれも素晴らしく、これまで毎年、大変でも録音応募プロジェクトをつづけてきてよかったと思えるもので、これはひとえに、指導する先生方がセミナーや勉強会で学んでレベルアップした結果だと思いました。
作曲は、いかに楽しんで取り組めるか、興味を持たせるかが大事で、無理やり作らせるものではありません。
どの子の作品も、ありふれたパターンではなく、ごく自然に五音音階を使っていたり、同じ音を中心音、主音とするモードと長調をさり気なく(それと知らずに)繋げて作っていたり、思いがけない歌詞とリズムの組み合わせがインパクトがあったり、不協和音の使い方が絶妙だったり、演奏後に客席がどよめくような作品が沢山登場しました。
ピアノランドやその他の多くの作品を学ぶ中から、音楽の“要素”をしっかりと学び取っていて、それが血肉となっているから自然に使えるのだと、私も驚きました。
セミナーでも触れましたが、過去のものだけではなく、平成生まれのピアノランドメソッドを日常的に使っているということが、子供達の感性に及ぼす影響を深く感じました。
公開レッスンでは、自分がどのようなモードを使ったのかを知り、偶然選んだかもしれない音型やコード進行のステキさに気づき、さらにそれを効果的に演奏する方法を学び、お客様に沢山の拍手をもらってとても嬉しそうでした!
【連弾部門】
連弾部門では、3人が登場、『ピアノランド』のミュージックデータに合わせることに慣れた子供達のテンポ感リズム感を、さらに緻密に、キレのある演奏になるようにレッスン。
特に裏拍の感じ方や、相手パートを本当に聴いていたらどのように変化するのか、流れを作ったりのったりするには、等沢山勉強しました。
公開レッスンの後、ステージでパチリ♪
そして、惜しくも次点だった子供達にも、レッスンはできませんが、皆さんの前で記念に演奏してもらいました!
記念演奏に出演した子供達♪
今日も本当に長い一日、意義ある一日、素晴らしい一日でした。
親御さん達がセミナーにも公開レッスンにも、非常に熱心に参加してくださって、それも嬉しいことでした。
環境を作っていくのは親御さんたちですから、先生と手を取り合って、子供達の音楽的な成長、人としての成長を見守っていきたいですね。
ピアノランドフェスティバルには、この中の数人が出演することになります。
みなさん、8月7日(日)の西宮でのピアノランドフェスティバルを、どうぞお楽しみに!
そして、7月30日(土)倉敷のピアノランドフェスティバル プレ・コンサートにもぜひお出かけください!
樹原孝之介と私が2人で贈る特別プログラムのコンサート。
ピアノランド育ちの次男と一緒に、大人にもじっくりとお楽しみいただける歌とピアノをお届けします。
『ふたりで弾こう!ピアノびっくり箱』からもステキなコーナーを計画中です。
セミナーやピアノランドフェスティバルツアーに、保育園の頃から毎年連れ歩いていたのですから、時が経つのは早いものです。
コンサートの間、おとなしく待っていられるかしらと心配したのに、今では、頼もしい共演者とは。
今日出演した子供達も、すぐに大きくなっちゃうんですから、本当に楽しみです!
(熊本でのフェスティバルは、地震の影響で来年に延期となりました)