プレイステーションアワードに行ってきました!
プレイステーションアワードには、3年前に「俺の屍を越えてゆけR」(リメイク)を作ったときに参加して以来。今年は、次男樹原孝之介が「俺の屍を越えてゆけ2」の音楽を担当、私は主題歌を歌手として歌い、監修をしたことから、親子でプレイステーションアワードに出席してきました。プレイステーションアワードは、その年に発売されたプレイステーションのゲームの中で、ヒットした作品を表彰する祭典で、今年は、プレイステーション発売20周年の節目の年ということで、いつにも増して、豪華なイベントとなりました。
20年の間に発売された作品のパッケージ写真が会場の壁をぐるりと囲むように展示され、世界中のクリエーターが命がけで制作して来た作品の声が聞こえるようで、そこにいるだけでかなりの迫力を感じる会場。その中で、表彰されるのは、毎年ほんの一握りのタイトルです。今回は、過去19年のタイトルの中からユーザーのみなさんが選んだ第1位は、私でさえ知っている「ファイナルファンタジー」。プレイステーションという優れたハードが生まれたことで、そのプラットホームに沢山の才能が集まり、ゲームが文化として栄え、多くの人の心に沢山の思い出を刻んできたのだな〜、と感動したのでした。私はゲーマーではないので、この場にいることが何だか不思議!
私は、たまたまゲームデザイナーの桝田省治さんが私の音楽を気に入ってくれたことがきっかけで、ゲームの曲を沢山(…と言っても、「リンダキューブ」「俺の屍を越えてゆけ」の2本ですが、それぞれ数十曲ずつあるので)書きました。作曲している頃は幼児だった息子は、かたわらで、そのピアノスケッチを聴き、編曲されていく様子を聴き、レコーディングされたものを聴き、後に小学生になってから実際にそのゲームで遊び、高学年の頃は耳コピしてデジタルピアノでダビングを重ねて、本物そっくりの音源を作って遊んでいましたっけ。彼がプロとなった今年が、プレイステーションの20周年なんですね…。
会場の入り口でパチリ。
プレイステーションアワードの最後に、会場の中から20人に素晴らしいプレゼントが当たるということで、「入場時のカードナンバーをご覧ください」と、ジョン・カビラさんの声。えっ!孝之介、当選?
というわけで、おめでとう! ラッキーボーイさん。SONYのポータブルオーディオウォークマンをゲット♪ 丸1年、創作と学業の両立に苦しみながら完成させた78曲に、神様からご褒美をいただいたのかな…と秘かに思うのでした。
全員集合とはなりませんでしたが、パーティーの帰りに、開発チームのみなさんとパチリ。まだまだ、海外での発売もつづくそうなので、またの再会を楽しみに会場を後にしました。
さぁ、今度は、ゲーム音楽の数々を生で披露する12月23日(火祝)の準備です。
Christmas concert 樹原涼子&孝之介のクリスマス
昼の部は「樹原家のクリスマス」、夜の部は「樹原一族とごきげんバンドのクリスマスを越えてゆけ〜リンダ・俺屍・俺屍2!」と題して、主題歌はもちろんのこと、いろいろなプログラムを用意しています。それぞれ、ランチタイム、ディナータイム、美味しい時間を過ごしてライブをお楽しみくださいね!
恵比寿駅近くのアートカフェ・フレンズで、みなさんとご一緒できますように♪
1年があっという間だわ…と思うから、この一日が一層大切に感じられます。
みなさんの12月が、ステキな一日の積み重ねになりますように!