クリスマスライブ、完売になりました!
お元気でお過ごしですか?
今年のクリスマスライブは、おかげ様で早々に売り切れてしまいました。新聞を見るととっても不景気な世の中だというのに、本当にありがたいことです。
振り返れば、10年くらい前の私は、たくさんのスケジュールをこなすことで精一杯だったような…。今ではひとつのコンサート、1曲1曲の重みが増してきました。一生懸命、がむしゃら、という時期を経て、感じたり見えたりすることが変化していくのが、人生や音楽のおもしろさでもありますね。今では、演奏する瞬間が、宝物のように大切に、愛しく感じられます。
13日、明後日の御前崎市民会館でのわくわくコンサートの荷造りをしながら、絵門ゆう子さんが生きていらしたら、掛川近くで「光る星があったから」を歌うことをどんなに喜んでくれたことかと、ちょっとしんみり。
また、会場のある御前崎市は自動車の町で、ブラジルから働きにきている人達がたくさん失業して、今大変なときなのだと聞きました。景気や企業の事情によって私たちの生活は大きく左右されます…。それは、音楽の仕事に携わる人達も同じです。音楽家仲間も、本当に食べていくのが大変!と、みんな必死です。
苦しいときには、音楽が、芸術が、心を癒してくれる、勇気づけてくれる…と言いますが、聴く人にとってというだけでなく、音楽する人にとっても、音楽は同じように効いていると思うこの頃。「わくわくコンサート」と名付けてくれた、“学びの場わくわく”のみなさんの心をしっかり受け止めて、会場のみなさんとひとつになれたらと思います。
当日、楽譜はボランティアのみなさんが販売、売り上げは私からのチャリティとさせていただきます。どうぞいいお天気に恵まれて、たくさんの方に楽しんでいただけますように!
それでは、お元気で!