オイルヒーターをつけて、ああ冬が来る!
あっという間に11月になってびっくり。いつも、この頃から時間にターボがかかってくるんですね。みなさんはいかがお過ごしですか?
私は、10月24日にピアノランドスクールの発表会、26日には国立音大での2回目の特別講義、それからは年末年始のコンサートやセミナーの打ち合わせ、新しい企画など、気がついたら2週間がたっていました。
今年の発表会は、まだピアノを弾かない幼児の歌やハンドベルから、自作曲を披露した生徒、弾き語り(ピアノランドはもちろん、The Four Seasons ベスト・セレクションの曲に挑戦!)を立派に聴かせた生徒、小品を磨き上げた小学生、息のあった連弾を披露したペア、大曲に挑んだ大きい生徒と、バラエティに富んだプログラム。生徒達には、ゲストに迎えたソプラノの鈴木江美さんが、演技をしながら歌ってくれたのも、とても刺激的だったようです。
日頃から本番を意識したレッスンをしている成果大で、 どの生徒も本番が一番よくできました。一人でステージに上がって大仕事を成し遂げた自信から、 みんなキラキラと自信を持った瞳で、記念撮影!
新米先生の頃にはこんな発表会はできなかったな〜と、苦労した頃を思い出します。
どんな小さい生徒でも、“はじめからよい音を”をモットーに、脱力した腕で、筋力のあるつぶれない指でいい音を奏でられるように育てれば、ステージの上でも自分の音を聴きながら音楽的に弾くことができます。美しい音は、お客様も自然と耳を傾けてくれます。だから、発表会の会場はコンサートのように静かです。
国立音大のピアノランドメソッドの授業で、これからピアノの先生になろうとしている学生達を見ながら、「自分の演奏技術も、教える技術も、コミュニケーションの技術も、勉強すればどんどん磨かれていきますよ!」と、心から思いました。誰でも素晴らしい可能性を持っているし、夢は叶えられる! まだまだ演奏で訴えかける力は弱いけれど、今年の学生達はとても見所がありました。メソッドの内容だけでなく、音楽家として生きていく姿勢のようなものも伝わったら嬉しいなと思います。
さて、私も教えているだけでなく、自分の音楽にもたっぷり時間を使わなくては!
演奏以外の仕事とバランスをとるのが難しいけれど、コンサート活動は私の生き甲斐でもあります。12月13日の御前崎市民会館でのわくわくコンサートのために、プログラム構成を練って新曲作りや練習もしなくては。
地元のピアノの先生や、ハンディキャップのある子どもたちを教育支援する“わくわく”のみなさんが、4年ぶりに企画、主催してくれるコンサートなので、みんなの思いをひとつにしたコンサートにしようと、頑張っています。静岡の方、ぜひ聴きにいらしてくださいね! 子どもも大人も楽しめる、フェスティバルとはまた違ったテイストです。
地方ではなかなかできないごきげんバンドとの共演、おススメです。
うってかわって、12月23日のアート・カフェ・フレンズでのクリスマスライブは、お洒落に、ドラマティックに樹原涼子の世界を存分に楽しんでいただく予定です。チラシができたのでご覧くださいね。こんなイメージのコンサートです。こちらは、80席限定なので、お早めにゲットしてくださいね。
それでは、みなさんどうぞお元気で!