樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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初めて、編集者と書店巡りをしてきました!

 9月3日は、講談社の編集者と一日かけて書店巡りをしてきました。なんでも初めてのことって,楽しいですね。
 まずは渋谷で腹ごしらえをして、編集者手作りのポップに私が手書きのコメントを書き入れる…。どんなことを書いたらいいのか一瞬迷いましたが、「そうそう! その感じでいいですね」と励まされながら、『ピアノは友達&恋人 一緒に弾こう! きはらりょうこ』とか『これから始まるピアノ生活! ルンルンルン』とか、とにかくこの本が手に取ってもらえるように、そして、その人の生活がピアノで彩られて楽しくなっていく様子をイメージしながら、一生懸命書きました。飾ってもらえるのかな…ドキドキ…。

 渋谷、新宿、池袋の大きな書店を、とにかく次々と廻りました。普通は、営業の人が廻るのですが、営業でなく編集者が、しかも著者と本屋さんに行くのはあまり多くないことのようで、驚かれたり喜ばれたりで、「よく売れてますよ」と言われたときは本当に嬉しくなりました。
 たいていのお店に、5冊、7冊、9冊と平積みになっていてすぐに見つけられたのでホッとしました。唯一なかったのが、新宿の紀伊国屋本店で、たくさん仕入れたのに売り切れて品切れ中とのこと! どのお店でも音楽書の担当の方とお話ができて、勉強になりました。手作りポップも喜んで受け取ってもらえてよかった〜。

 それにしても、本屋さんにも個性があるのですね。本好きの私は、建物中本だらけのところにいるだけでも幸せでした。とはいえ、日が暮れる頃には、足は棒のようになり、家に戻ったら他の仕事をする余力はなく、ふだん外回りのお仕事をしている人の大変さが少しわかりました。でも、丹精込めて書いた本を、読者に届けてくれる本屋さんに直接会えたのは嬉しいことです。たくさんの方にお世話になって、『いきなり&もう一度! 才能以前のピアノの常識』が誰かのお家の本棚に旅をするんですね。
 家に戻ってアマゾンで見てみたら、ピアノのカテゴリーで、なんと売り上げランキング10位に入っていたのは嬉しい衝撃でした!

 ムジカノーヴァ10月号では、スポットライトに本の紹介文を書いた他、フェスティバルの取材記事、連載の『樹原涼子の 耳を開く聴きとり術』も。ご覧いただけたら幸いです。
 季節の変わり目、どうぞお身体大切にお過ごしくださいね!

2009年09月 5日 樹原涼子
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