みなさんは、どんな夏をお過ごしですか?
まだまだ暑いですね。
ここ数年、私の夏=ピアノランドフェスティバル。なので、フェスティバルが終わると、夏が終わったような気がします。休暇中は、お世話になった方々に御礼状をしたため、それから少しは休んで…と思っていたのですが、今年は新刊が出たばかりなのでゆっくりもしていられなくて、あちこちに挨拶に行ったり、本を送ったり、本の取材を受けたりと、ずっと仕事をしてしまいました。
それでも、熊本の妹宅でパーティーをしたり、親戚の集まりに顔を出したり(親戚にアナウンサーがいて、今週中、「笑っていいとも」の前のニュースに出演中と聞いてびっくり!郡司琢哉くんです)、移動中に父のバースデイプレゼントを買ったり、いつもとは違う楽しい時間も過ごせました。ピアノランドフェスティバルのステージを両親が喜んでくれたのが、この夏一番の親孝行だったかな。
『いきなり&もう一度! 才能以前のピアノの常識』は、これまでの専門家向けの本とは違って、楽器店以外の一般の書店にも広く置いてあります。芸術や音楽のエリアに何冊も平積みになっているところが多く、ちょっと感激しています。
でも、1冊しか置いてないところも、1冊もないところも(涙)ありました。できれば、ビジネス関係の読み物のところや、主婦向け、健康のところなどにも置いてもらえたらいいのに、との声を頂いていますが、それは本屋さんの判断なので難しいかもしれません。でも、本の中に専門書の棚を飛び出すエネルギーがあれば、いつかかなう日があるかもしれません。ピアノランドも、書いたあとのセミナー、コンサートで育ったのですから、この本もこれからです。
先日、敬愛する中村菊子先生から、「幅広いピアノに関する知識があってこそ書けた名著」と、お葉書を頂いて大感激!!
また、『療法的音楽活動のすすめ』の著者である武蔵野音楽大学教授、丸山忠璋先生からはあたたかなお便りを頂き、しばし胸が詰まりました。
今日は,夏休み開けのレッスンで、なんと2時間ものグループレッスンをしました。大きい生徒には新刊の楽典の項を使って、簡潔に楽譜のしくみを教え(使いやすい!)ムジカノーヴァの聴きとり術の連載の聴音、コードで作曲。小さい生徒にはワークショップでの人気メニューやリズムカード、音符カード、それに聴きとり術まで。みんなそれぞれにとても楽しんでいたので、そう、楽しいのよ!音楽は!と改めて思いました。
こんどの日曜日は春休みと同じ子どもたちが、コードで作曲に挑戦するセミナー、第2弾。初めての方にもわかりやすく復習タイムがありますから、安心してお出かけください。作曲が多くの人に身近になって、自作の曲で発表会なんて、ステキですよね! 夏休みなので、お子さんも歓迎です。一般の方も気軽においで下さいね。
それではみなさん、夏バテなさいませんように!