3日間のフェスティバル、楽しいツアーでしたよ!
8月4日、先乗りしたホテルで、 PRESS START から気持ちを切り替えて念入りに準備をする。
そして5日は、西宮の兵庫県立芸術文化センターで ピアノランドフェスティバルの幕が開きました。
1曲めの「どどどど どーなつ」からずっと、子どもたちが大きな声で歌ってくれて、どの曲もみんなの生活の一部になっているようでとても嬉しい。NHK の趣味悠々で活躍中の小原孝さんは、しっかり“歌とピアノのお兄さん”に変身して今年も子どもたちに大人気です。ママや先生たちも、小原さんの「UFO」や「学園天国」に釘付け!
今年初めての“ちからんどコーナー”では、コードに合わせて即興で作曲ごっこをしましたが、積極的に参加してくれる子どもたちが多くてホッとしました。まずは番組のエッセンスだけでも、とやってみましたが「息子はコンサートから帰ってずっとピアノを弾いています」「家についてから、コードで作曲をしているようです」などなど、早速メールやFAXが届いていて嬉しい限りです。
遠くは広島、倉敷、松山などから、そして毎年来てくださっている方達からは、パワーアップしたフェスティバルと言っていただき、ほんとによかったです。
終演後は、飛行機で熊本へ。6日は、健軍文化ホールでの初めての開催。恩師八戸澄江先生、そしてアンコールで演奏した「窓を開けてごらんなさい」の作詞をされた大江捷也先生にもおいでいただき、 故郷への感謝をこめて演奏しました。
このコンサートは、子どもたちにコンサートのマナーや楽しみ方を教えることも目的のひとつで、前半は短い曲をたくさんやって、後半には本格的クラシックコーナーも。みんな、歌や体操で参加するところ、静かに聴くところをよくわかって、一緒にコンサートを楽しめたと思います。親御さんからは、子どもの付き添いのつもりが、自分の心の癒しになったと感想を頂きました。
各会場のアンケートで人気なのが「ふゆのペンキやさん」「まーちゃんのバナナ」「Dreaming」「君は君のままで」「学園天国」「ラ・カンパネラ」「花」など。よく見ると、すご〜くノンジャンルですね…ふふふ。“樹原先生と小原くんの爆笑レッスン”も、会場ごとのアドリブを、本人たちも楽しんでいます。
そしてまた、終演後は飛行機で東京へ。7日はアプリコ大ホール。
さすがに3日連続なので疲れが出るかもと心配していましたが、今年は元気です。響きのよいホールで演奏も楽しく、声もだんだん出てきて、この日の「花」は小原さんとのコンビネーションもばっちり。私は小原オーケストラ、と呼んでいますが、伴奏も日に日に豪華に!「ともだちになりたい」の手話コーラスも、昨年に増して会場と一体感がありました。東京では、小原さんが踊ってくださいと言っていた「UFO」であちこちに踊っている子もいてかわいかった!
そして、ドキドキしていた分嬉しかったのが、各会場でたくさんの方が、新刊『いきなり&もう一度! 才能以前のピアノの常識』を持ってサイン会に並んでくださったこと。
編集者が、サイン会で感激していたので「好評でよかったですね〜」と言ったら、「初めて演奏を聴いて感激しました〜!すばらしいです」と言われて、「あれ?聴いたことなかったんでしたっけ!」と大笑い。そう、そういえば眉間にしわをよせて、来る日も来る日も原稿を一字一句検討していたのでしたね…。早く読んだ方から感想を聞きたい!。
昨日、詩人で絵本作家の垣内磯子さんから、渾身のフェスティバル、とメッセージをいただいて嬉しくなりました。 ここで気を緩めないで、10日の名古屋もがんばろう。行ってきます!