桜吹雪がとてもきれいです。
お正月と春は新しい気持ちになって、何だかやる気モリモリ湧いてきますね。でも、つい頑張り過ぎるのも春。予定を詰め込み過ぎないように、肩の力を抜いて…と自分に言い聞かせて体調管理に努めていますが、体力と気力のバランスって難しいですね。
4月2日のセミナーは、おかげ様で好評で、「あの続きはないのですか?」「地方で同じセミナーは開かれないのですか?」とお問い合わせがたくさん…。創作のレッスンというのは、意外と取り入れにくいものなのですね。
私は子どもの頃から日常的に作曲しているので、レッスンでもいろいろなアプローチが自然に浮かんできます。私自身が小学生の頃の発表会では、自作曲を弾いたり即興演奏をする生徒がいて、とても刺激的な体験をしました。それで「なんだ、書いた通りに弾くだけじゃなくて、自分で考えてもいいんだ!私もできる!」と思ったことや、しっかりしたソルフェージュ教育を受けたことが、作曲家への道につながっていたのだと、改めて八戸澄江先生に感謝の想いがあふれてきます。「次の世代へさらによい形で手渡していけたら」という願いが、“教育”の原動力なのだとつくづく思います。これからも、いっぱい提案していきますから、ご一緒に勉強しましょうね!
では、4月2日のセミナーのアンケートからいくつか抜粋しましたのでご覧ください。
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・「作曲のセミナー」ということでしたが、涼子先生の子供達に対する接し方など、普段のレッスンにもすごく参考になりそうなことが満載でした。
・付属の資料プリントがとてもわかりやすかったです。
・音階1個置きルールは、すぐレッスンにそのまま生かせそうです。
・五線譜を使わないでコードを組み合わせるやり方は、簡単に取りかかれそうですね。譜面が苦手な生徒さんにもやってもらえそうです。
・後半、実際にコードを鳴らしながらメロディーを考えていく作業はとても楽しそうでした。
・やはり、先生の何気ない一言一言がすごくキラキラした素晴しいメッセージで、今日も「なるほど〜」ということばかりでした。
・これからは、いろんな本を読んで「言葉・詞」のセンスも磨かないとな、と思いました。
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生徒が「ヒミツのちからんど」を観て、「作曲してみたいなぁ」とつぶやきました。私はその時、とっさに「困った…」と思ってしまい、これではいけないと思い、今回受講させていただきました。
子どものイメージしたことをそのまま受け止めて、作曲することの楽しさを感じてもらえれば良いのだと、思いました。子どものイメージを大切にすること、自分の常識にあてはめようとしないこと、ということを心にとめて、子ども主体のレッスンを目指したいと、今回改めて感じることができました。ありがとうございました。
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「子供の感性を完全に認める」すばらし―― !!
コード進行も歌詞も、1回で完成させようとしないで、とにかく思いついたまま、どんどん書いていくことは、心を開放するのでとてもいいと思います。
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コードを並べたあと、生徒へのアプローチの仕方が、テレビではつかめない点がありましたが、今日、先生の指導法を見せていただき、クリアになりました。ありがとうございます。
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まずはじめに、作曲に心や気持ちが必要だと気づかせるところは、ハッとしました。音楽の事ばかり伝えるのではなくて、感動した時に曲が生まれるという、心と音楽のつながり、大切ですよね。大作曲家たちもいろいろな事に心動かされ、あふれた思いが音楽になったんですよね。ピアノを弾いていると作曲家の気持ちを感じる事ができる。音楽を楽しめるってすてきですよね。
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作曲ということは、すごく難しいイメージがありましたが、子どもを主体にした進め方、余分な手を入れないこと、とても大切なことを教えていただきました。
子供には未知の可能性があることを感じました。作曲の取りかかりがわかり、とてもよかったです。
そうそう、今日、この春から新しくスタートするピアノランドコード勉強会の最初のクラスが蒲郡で開かれ、大好評だったと講師から連絡がありました。本当に、長い間の努力が実って嬉しい気持ちでいっぱいです! 15回シリーズなので、まだまだこれからですが、幸先よいスタートでホッとしています。
今月は、4月21日の倉敷でコードのセミナー、22日に植田でテクニック中巻のセミナーがあります。初めての方もどうぞ気軽に扉を叩いてくださいね!
そうそう、6月開講の“樹原涼子のコード塾”3期生の問い合わせ、お申し込みが相次いでいます。1期も2期も定員を超えてのお申し込みで、受講できない方が出てしまいましたので、3期ご希望の方はお早めに手続きをお願いします。
それでは、お元気で!