樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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熊本もクーラーなしでOK!朝夕の涼しさは秋ですね!

 9月5日は熊本大学附属中学校のステキな音楽室で、講演会&ミニコンサート。7月にPTAの役員のお母さんたちとじっくり話し合って当日を迎えたので、いろいろなことがとてもスムーズに運びました。テーマは“音楽・夢・子育て”。
 不安定で感じやすい中学生の時期を見守る親の立場は大変です。どんな風に親子でそこを乗り越えていったらいいか、私の経験を混じえてのトークと歌で1時間半。身を乗り出して聞いていただいていると、私もどんどん本音で話が弾みます。最後に3曲歌った中で、特に「君は 君のままで」はハンカチで目頭を押さえる方が多く、ピアノの先生向けのセミナーとはまた違った感動を分かち合うことができました。終了後もみなさんとのお話がつきず、本当に楽しい講演会でした。


 6日は、勉強会講師の研修、7日は11日のセミナーの準備、8日はマスターコース熊本&レッスン、9日は大江捷也先生のお宅に“樹原涼子のみんなでコーラス”を持ってごあいさつに伺ってから夜の便で東京へ。熊本での4泊5日もフルに動き回って、ちょっと頑張り過ぎかも、と思っていたのですが、大江先生の原作で今月27日に熊本県立劇場で上演される新作能「清正」のお話を伺い、70代の先生のバイタリティに圧倒されて帰ってきました。
 数年前に“いのちの電話”のコンサートのために大江先生が書かれた「窓を開けてごらんなさい」という詞に作曲を委嘱されたご縁で(CD「光る星があったから」に収録されています)それ以来時々お邪魔していますが、昨日は“芸術”と“文化”の違いについて、“素晴しいこと”と“感動すること”の違いについて示唆に富んだお話を伺い、とても勉強になりました。専門分野を極めることも大切ですが、広い視野を持ってものを見ることの大切さを思いました。


 そして、明日はロマン派のコード分析セミナー。6回連続セミナーのまとめでもあり、頑張ろう!

 それではみなさん、夏のお疲れが出ませんように。

2008年09月10日 樹原涼子
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