芸術の秋、勉強の秋ですね!
ピアノランドマスターコースや勉強会の申し込み、ピアノランドメイトの入会が相次いでいます。
セミナーをやっていないのに「北海道から入会です!」なんて聞くと、嬉しくなってしまいます。ホームページや音楽雑誌、口コミ… 色々な所でピアノの先生も勉強の場を探しているんですね。
今、これから(29日 月)津山でセミナーが始まりますが、少しでも多くの先生達が勉強して生き残って行けるようにと、楽器店の方達も応援しているのがわかります。どんな仕事も景気が悪いと大変ですが、勉強している先生とそうでない先生とでは生徒の数にハッキリ差が出ているとのこと。何でも周りのせいにしないで、自分で努力しないとね…との言葉に思わず納得。各地に出かけて行くと、その場所でのいろんな出逢いに、ハッとさせられます。
先週の木曜日は、恵比寿でマスターコース、午後は6人の公開レッスン、家に戻ってレッスンを8時まで… と、珍しく1日中教えていました。声が嗄れないように気をつけなくては!
明日は大阪で、今日と同じコードのセミナー。それぞれの手応えが楽しみです! では、行ってきます!
みなさんも、どうぞお元気で!
今朝は雨上がりの空気がひんやり。
ハッキリと秋が深くなっていくのを感じて、うかうかしていると1年ってすぐ経ってしまう…と、ちょっと哀しいような淋しいような。
それでも、季節を味わいつつ、目の前のことをひとつずつ大切に進めていく毎日。ある日振り返ると、一本の長い道になっているのでしょうね。だから、今日やり残すことがあっても、長いスタンスで考えればたいしたことじゃない!とわり切って、手帳をパタンと閉じて眠る…これが、健康の秘訣です。できなかったことより、できたことを数える方が楽しいですね!
で、名古屋のセミナー、とても集中して聴いていただけたので、とても楽しくできました。一昔前なら、どんな曲が題材にせよ“コード分析”と聞いただけで集まる人はいなかったのではと思うのですが、満員の受講生に来ていただける時代になったのだと感慨深く思います。特に名古屋には勉強熱心な方が多いのかもしれません。
ピアノランド育ちの生徒は、バロック好き、バッハ好きが多いのですが、それは小さい頃からアナリーゼ(分析)の習慣がついていて、それをテクニックと合体させて身につけているからだと思います。今回のセミナーで、深く感じていただいた和声のおもしろさを、次も広げていけるよう道案内しようと思います! 次は古典派のコード分析、10月29日です。
19日、コード塾2期生のみなさんも、どんどん勉強が進んでいてすごい! 思ったより進歩が早くて嬉しい手応えを感じています。
それから、熊大附属中学校での講演会のアンケートと写真が届きました。こうして、おいでくださった方の感想を頂くと本当に嬉しい! 子育てや受験に悩むお母さん達の前でお話しするのは、もしかしてとても向いていたのかも…!?
では、熊本でのステキな講演会をご案内させてください。10月19日(日)1:00より熊本市の同仁堂スタジオライフで、私の恩師八戸澄江先生の講演があります。タイトルは「わが感動の日々」。私もゲストで出演します。私に“音楽”という生きる方向性を指し示してくださった八戸先生。私の人生への影響は計り知れません。ひとりでも多くの方に、先生の生の声を、オーラを感じていただければ幸いです。詳しい案内は、NPOこどもの教育のホームページをご覧ください。
さて、私の教室の発表会が近づいてきました。みんなが笑顔で弾き終えることができるよう、基礎をみっちり!のレッスンは続きます。
それではみなさん、寝不足に気をつけてお元気で!
まだまだ暑いですが、昼間はつくつくぼうし、夕方からは鈴虫、こおろぎが夏から秋への気分を盛り上げています。
昨夜はふらりと近所の神社のお祭りへ。綿菓子一袋でとても幸せになれるなんて、夜店の魔法ですね。
先週の木曜日11日は、6回シリーズのラストで、ロマン派のコード分析でした。
これまで、自分の作品・メソッドをテーマにセミナーを開いてきた私にとって、西洋音楽史をカバーしつつ、大作曲家の作品を時代ごとに取り上げ、しかも“和声”“コード分析”という切り口で、6回にわたってお見せする、お聴かせするというのはなかなかの大冒険、大仕事でありました。
高度な内容で、6回に渡るため、いったいどれくらいの方が最後までついてきて下さるかと心配していましたが、とにかく、私が夢中になって「おもしろい!」と取り組んできたことを、同じように「おもしろい!」と思って下さる人がこんなにたくさんいらしたんですね。ついてきてくれたみなさん、ありがとうございました!
ピアニストの立場でなく、作曲家の立場から曲を解説していくこと、演奏しながら和声の変化、聴きどころを深く味わっていただくこと、ピアノを教える上ですぐに役立つコードの知識を身につけてもらうこと、優れた曲を見分け、良い楽譜を選び、自信を持ってクラシック曲をレッスンしていけるようになること…。6回シリーズで取り上げた数十曲を通じて、ピアノ音楽の深い魅力を味わっていただけたら本望です。
アンケートを見る限りでは、受講生の満足度は高く、私の当初の目標は達せられたかなと、胸をなでおろしています。
国立でのセミナーが終わると、ほとんど燃えつきた状態で、そのままNHKへ。食堂で(学食を思い出す!)15分でお昼ご飯を食べて生き返ってから、6人のディレクターさんたちに囲まれて、音楽番組の企画のお手伝いを2時間。
スコールのような激しい雨の中、帰りの車では1日で昼夜2公演のコンサートを終えたような脱力状態でしたが、誰かの役に立つのは嬉しいことです。良い番組ができるといいなと思います。
さて、6回シリーズが終わるやいなや、なんと同じシリーズが名古屋で17日からスタートします。ああ、またバロックの喜びに包まれる!東京で聞けなかった方、もっと勉強したい方、ぜひいらしてくださいね。
29日、30日にはそれぞれ津山と大阪で、上記のセミナーの前段階にあたるクラシックとジャズを結ぶコード分析のシリーズが始まります。
また、11月13日からはピアノランドマスターコース(東京)の第11期がスタートする予定です。樹原涼子とガッツリ35回、勉強いたしましょう! 興味のある方はお問い合わせ下さいね。なお、お問い合わせをいただくのですが、マスターコースは東京と熊本以外での開講は今のところ予定していませんのでご了承ください。
それでは、急な雨にご用心!
お元気で。
熊本もクーラーなしでOK!朝夕の涼しさは秋ですね!
9月5日は熊本大学附属中学校のステキな音楽室で、講演会&ミニコンサート。7月にPTAの役員のお母さんたちとじっくり話し合って当日を迎えたので、いろいろなことがとてもスムーズに運びました。テーマは“音楽・夢・子育て”。
不安定で感じやすい中学生の時期を見守る親の立場は大変です。どんな風に親子でそこを乗り越えていったらいいか、私の経験を混じえてのトークと歌で1時間半。身を乗り出して聞いていただいていると、私もどんどん本音で話が弾みます。最後に3曲歌った中で、特に「君は 君のままで」はハンカチで目頭を押さえる方が多く、ピアノの先生向けのセミナーとはまた違った感動を分かち合うことができました。終了後もみなさんとのお話がつきず、本当に楽しい講演会でした。
6日は、勉強会講師の研修、7日は11日のセミナーの準備、8日はマスターコース熊本&レッスン、9日は大江捷也先生のお宅に“樹原涼子のみんなでコーラス”を持ってごあいさつに伺ってから夜の便で東京へ。熊本での4泊5日もフルに動き回って、ちょっと頑張り過ぎかも、と思っていたのですが、大江先生の原作で今月27日に熊本県立劇場で上演される新作能「清正」のお話を伺い、70代の先生のバイタリティに圧倒されて帰ってきました。
数年前に“いのちの電話”のコンサートのために大江先生が書かれた「窓を開けてごらんなさい」という詞に作曲を委嘱されたご縁で(CD「光る星があったから」に収録されています)それ以来時々お邪魔していますが、昨日は“芸術”と“文化”の違いについて、“素晴しいこと”と“感動すること”の違いについて示唆に富んだお話を伺い、とても勉強になりました。専門分野を極めることも大切ですが、広い視野を持ってものを見ることの大切さを思いました。
そして、明日はロマン派のコード分析セミナー。6回連続セミナーのまとめでもあり、頑張ろう!
それではみなさん、夏のお疲れが出ませんように。
あっという間に9月になりました。
お元気ですか?
8月のフェスティバルのアンケートや、感想を綴ったお便りを毎日たくさんいただいていて、ありがとうございます!
いろいろなご意見やアイディアもいただき、次回のフェスティバルに生かしていきたいと思います。全てにお返事は書ききれませんが、 一通ずつ目を通しては、スタッフと喜んでおります。 この場を借りて御礼申し上げます。
8月31日は、ソプラノの村上彩子さんのコンサートに行ってきました。オペラ、日本歌曲、私の曲…と不思議な取り合わせでしたが、ご自身の半生を振り返りつつの想いを込めたコンサートで、聴いて「なるほど」と思いました。「君は君のままで」「どんな日もどんな日も」「約束」の3曲、とてもよい声でよく歌い込んで自分のものにしていらっしゃいました。一度、自分の歌を客席から聴いてみたいと思っていたので、とても嬉しい一日でした。村上さん、これからもさらに経験を積んで、頑張ってくださいね!
9月11日(木)は、いよいよ秋のセミナーがスタート。ロマン派のコード分析で、シリーズのまとめの回となります。(曲目は別のページに出ていますのでご覧ください)シューマン、チャイコフスキー、ブラームス、ショパンなどを取り上げますが、本当に和声が美しくて、準備する時間もまた夢のように楽しく過ぎていきます。
前回の樹原涼子とごきげんバンドのレクチャーは、ムジカノーヴァ9月号に、とっておきの譜例も一緒に出ています。それから、私のおススメ本の書評もご覧くださいね!
10月号では東京のフェスティバルの様子も3ページにわたってレポートされる予定です。
9月中に発行するピアノランドメイトに、みなさんの声をたくさん載せたいと準備中ですから、会員の方はお楽しみに!
さて、9月5日は熊本大学附属中学のPTAの招きで、講演&ミニコンサート。8日はマスターコース熊本。故郷での活動も少しずつ増えてきて嬉しい限りです。
そうそう、11月から、東京で新しいマスターコースがスタートしますので、受講生を募集中です。ムジカノーヴァ10月号には、受講生の経験談が掲載されるようです。生徒のためというよりは、先生自身の勉強のために、ぜひ扉をたたいてくださいね!
また、9月26日より所沢でピアノランド勉強会がスタートしますが、そちらはあと2名、募集中です。
それでは、いよいよ勉強の秋、みなさまお元気で!