みなさん こんにちは!
九州のピアノランドフェスティバルから戻って来ました。
熊本では、ピアノの恩師八戸澄江先生が、昨年両膝の手術をされたというのに、車いすを降りて歩いて楽屋を訪ねて下さって、大感激! 来年90歳を迎えられるとは思えない輝く笑顔とバイタリティに、本番前に愛と勇気とエネルギーをいただきました。
また、休憩中には中学校時代の恩師(担任&陸上部でお世話になった)も楽屋においでいただき、つくづくと良い師に恵まれた幸せを思った一日でした。
ステージでは、前半のツアーでこなれて磨きのかかった“爆笑レッスン”はじめ、演奏も波に乗って楽しい二時間はあっという間に終わりました。演奏もトークもよかったと言っていただけてホッとしています。(地元ですから!)
終演後、日田への移動は暴風雨の中…。そういえば、今回のツアーはお客様の出入りの時間は晴れて、本番中や終了後しばらくして大雨、というところが何ヶ所かありましたっけ。
日田は、新しいホール、新しいピアノ、そしてコンサート初体験の親子が半分以上もいて、ピアノランドフェスティバルを通じて、音楽に、コンサートに親しんでもらうという目的が果たせたのでは、と充実した気持ちでツアーを終えることができました。
帰り道、福岡空港に着いた頃にはのどがヒリヒリ痛んできたのですが、スタッフが用意していた葛根湯を飲んで、ことなきを得ました。
出発までの時間に茂木健一郎さんの「脳を活かす勉強法」を読んで、大いに共感。私の生き方、考え方、時間の使い方などと共通する点が多く、根底に流れるものは何だろう、と思いました。そういえば、私も両親に「勉強しなさい」と言われたことが一度もありません。子どもが自分で、好きだ、おもしろい、と思ったことを勉強し続けていくことを親が邪魔しないことって大切なんですね。
さて、一夏のツアーが無事終わり、嬉しい気持ちと淋しい気持ちが半分ずつ。たくさんの声援を送って下さったみなさん、本当にありがとうございました!
私が次の世代へ送ることができるのはやっぱり音楽。来年も全身全霊をかけてピアノランドフェスティバルを続けていこうと思います。