樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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こんにちは!

 感動することがたくさんあった1週間を過ごし、何だか半月くらいたったような…。

 熊本マスターコースの前日、恩師 八戸澄江先生のお見舞に伺いました。両膝の手術を終えて新しいリハビリ施設に引越されたばかりの先生は、満面の笑みで妹と私を迎えて下さいました。来年90歳になられるというのに、個室の枕元にはパソコンとFaxがあり、
「ここは食事から洗濯まで何もかもやってくださるので、安心して仕事に専念できる」とのお言葉!
 先生は、“NPOこどもの教育”を立ち上げてからずっと、様々なプロジェクトをされてきましたが、10年前に建てたミャンマーの小学校(初年度987名の生徒)が今回の災害でどうなったか調査中とのこと。「早く元気になって何とかしなくては」と張り切っていらっしゃるのには頭が下がりました。ぴんと背筋を伸ばして歩行器で玄関まで見送ってくださったお姿に、私も、先生のお年になっても元気で誰かのお役に立ちたいと、心から思いました。

 そして19日は熊本マスターコース。
 昼食会で、受講生のひとりが長年アルゲリッチ音楽祭で譜めくりをしていて、別府でのすばらしい演奏の数々を興奮覚めやらぬ様子で報告してくれました。
 私も東京で聴けるのが楽しみ! と心弾ませて迎えた昨夕、本当に何とも書き表わせない感動で胸いっぱいになって帰ってきました。(今日は時間がないので次回、少し詳しく書きますね)

 こんなに人を幸せな気持ちにできるのが音楽!
 今週の土曜日5月24日午後2:00からは、浜離宮朝日ホールで青柳いづみこ先生の連続演奏会、「ドビュッシーとパリの詩人たち」を聴きに伺います。前回も素晴らしい演奏会で、ちらしをごっそりいただいて、マスターコースやコード塾で配ったほどでしたが、今回も楽しみ! こんなに質の高い連続演奏会はそう滅多にあるものではありません。ピアノを弾く人、教える人にもっともっと聴いていただけたらと、勝手に宣伝しています。こうして、自分が手本にしたい音楽家が日本にいて、“生”で聴ける機会は逃したくない! と、4回分スケジュールを確保してあります。その日を待つ気分も、音楽会の楽しみのひとつですね。

 それでは時間切れ。これから東京のマスターコースに出かけます。みなさんお元気で!

2008年05月22日 樹原涼子
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