今年の春は、レインコートや雨傘のおしゃれを随分と楽しめますね。
空は曇っても、心まで曇らないで過ごしたい今日この頃です。
4月21日は熊本でのマスターコース。前日入りしたら、熊本城本丸御殿オープンの日とあって街は大にぎわい。豪華絢爛な昭君之間を、少し落ち着いた頃訪ねてみたいと思います。電車通りから見える、見慣れたお城がさらに風格を増したようで、何だかワクワクします。
マスターコースは朝から3時間の講義。お昼休みのあと今回は5人の公開クリニック。受講生はみな、本当に熱心で、美しい音色、タッチを求めてごくシンプルなことを完璧に、納得のいくまで極めたいという方がほとんど。“先生”たちだからこそ基礎の大切さがわかっているのですね。自分の奏でる音のすべてに責任を持つ演奏を目指して、耳を開き、少しの違いを聴きとれるようになっていくプロセス! やり甲斐を感じます。
そして今日、24日は東京でのマスターコース。これまで学んだテクニックが4、5巻の曲でどのように生かされていくか、たくさん演奏を聴いてもらいました。いよいよメソッドのまとめに入り、みなさんの気分が引き締まってきました。
こうして、熱意を持って学び続けるピアノの先生たちに囲まれていると、みなさんとても忙しくしていらして、少子化で生徒が減ったという話を聞かないのです。集まるところには集まって来るのですね。
それでは、連休前、もうひとがんばりですね。お元気で!