早いものでもうすぐ5月!
新学期を迎えた音大生や音高生からは学校の様子の報告が届き、ピアノランドスクールでは新入生も入り、新学期の時間割に合わせてレッスンの時間割を組み替えたりしています。
こうして毎年のその季節らしい出来事やら行事やらに出逢うと、生徒たちの1年前、2年前、入門したての頃など感慨深く思い出します。子どもたちは、たとえ3歳でもそれぞれの人生をすでに歩き始めているんですね。その子たちと人生の一時期を共に過ごすピアノの先生という仕事は、いろんなドラマに立ち会う仕事でもあります。その時々にかける、ちょっとした言葉やアドバイスをずっと覚えている子もいて、嬉しくもあり、責任も感じます。そしてレッスンがうまくいくためには、親御さんとの交流も、とても大切です。
『ピアノを教えるってこと、習うってこと』の中に、本当に子どものことを考えて親の立場、先生の立場で何ができるか、何に気をつけたらよいかを綴りましたが、結局は“音楽が、ピアノがその子の幸せにつながるように願って教えているか、習わせているか”につきるのではないでしょうか。
春。みんなが希望に胸をふくらませる時。日本中の子どもたちのピアノレッスンが、ストレスを生むのではなく、楽しい時間になるといいなと思います。
明日はコード塾、21日は熊本マスターコース。学んでいる先生たちにとっても、理論や技術を身につけるプロセスはハードです。でも、それを楽しんでいただけるように伝えていかなくては。
各地のピアノランド勉強会も所沢、堺、植田、成田などで募集中です。
それではみなさんお元気で!