今年は、毎月熊本に出かけているのに、桜の時期をはずしてしまい残念!
お元気ですか?
先週は、ピアノランドスクールの小中学生にアナリーゼ(楽曲分析)のグループレッスンをしました。小さい子は小さいなりに、大きい子は深く曲を読み取って、自分で自分にレッスンができるようにと2種類のプリントを作り、いつでも確認できるようにノートに貼って…。こういう、小さな日々の積み重ねの中の1シーンを、大きくなったときに懐かしく思い出してくれたらいいなと思います。
東京のマスターコースは、いよいよ残すところあと10回となり、10月に卒業するまでのスケジュールが出ました。やり残すことのないよう、今後の方針を詳しくお知らせしたら何だか淋しい気分です。10期生のみなさん、あと半年、頑張りましょうね!
熊本のマスターコースは中盤にさしかかり、みなさんの調子がぐんぐん上がってきました。九州各県から、車や高速バス、列車などで早朝出発して集まってくださるので、目がランラン!
前回行なった、講義のあと、午後の公開レッスンが大好評だったので、4月21日(月)と6月9日(月)も2時から2時間程度行なうことにしたら、あっという間に弾きたい人で埋まってしまいました。「九州ではなかなか楽器店主催のセミナーが開かれないので、九州のピアノランド勉強会受講生、卒業生にも、マスターコース生の公開レッスンを聴講できるようにしたらどうでしょう」というアシスタントのアイディアに納得、さっそく実行に移すことにしました。九州にお住まいのピアノランド勉強会に参加された先生方で4月21日、6月9日午後2時より、公開レッスンの聴講希望があれば、ご連絡くださいね。
この1ヶ月は、ラファエル・オルグのバイオリン、田代ユリさん&小原孝さんの日本の歌、八代邦義さんのジャズ、中野振一郎さんのチェンバロ、明日昼間は青柳いずみこ先生の演奏会、夜はギターの宮野弘紀さんのコンサート…と、仕事の隙間を縫って耳の贅沢をしています。5月21日のアルゲリッチ音楽祭東京公演のチケットも何とか取れたし、この春は幸せです。
みなさんも、いいコンサートに出かけてじわっと幸せになってくださいね。ちなみに田代ユリさん&小原孝さんの日本の歌コンサートは大阪クリスチャンセンターOCCホールで5月18日に、1月に見て感激したオペラ“オルフェオ”の主役、春日保人さんのアンサンブルで“情熱のフランスバロック”は4月5日熊本(阿蘇高原聖フランシス森の教会)、4月19日東京(雑司ヶ谷音楽堂)、5月2日横浜市旭区民文化センターサンハート音楽ホールで行なわれます。
このところ、タイトルの違うセミナーが連日続くので、慎重に準備して出かけなくては。
25日の堺のセミナーでは、小学生2人が公開レッスンに出演、26日植田では、昨年小原孝さんと全曲録音した『ピアノランドコンサート上中下』の3冊をいっぺんに解説&演奏する初めてのセミナー、27日は所沢ではじめてピアノを弾く生徒のためのプレ・ピアノランド3のセミナー。そして4月2日は、小学生4人のバロック&古典の公開レッスン…。どこかでお目にかかれたら幸いです。
それでは、桜の咲くのを楽しみに、春をお過ごしくださいね!