樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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また、冷え込んできましたね。

 お元気ですか?

 ひな祭りライブの余韻さめやらぬうちに、6日の古典のコード分析セミナーの準備をしていたところ、黄砂が大量に飛んで来たあたりからみるみる体調を崩してしまいました。目と鼻にきたので、今年から花粉症? それにしては肺まで苦しく、身体中のリンパ腺が腫れて痛いので風邪? と言っているうちに当日(汗!)。それでも、本番中はなぜか大丈夫で、終わったとたんに鼻声に…。今週になってやっと症状はおさまったのですが、窓を閉め切り、マスクが手放せない毎日です。

 前回のセミナーは盛り沢山で猛スピードだったので、今回は一曲一曲にじっくり取り組み、ハイドン、ベートーベン、モーツァルトの作品の和声の動きを味わっていただきました。古典の作品は和声が分析しやすいので、このやり方を参考にレッスンの中でどんどん役立てていただけたらと思います。
「ベートーベンはバリバリ、というイメージだったのが、バガテルの曲の美しいこと! 繊細なところがよくわかって嬉しいです。ベートーベンに改めて恋をしました」「思いがけない転調も、書いてあるとおりに弾いているだけで、何も感じていなかったことがわかり反省しました。私の生徒も、感じないで弾いていると思うので、やり直します」「経過的ディミニッシュ、意識したことがなく、なるほどと思いました」など、たくさんの感想をいただきました。

 内容とは関係ないのですが、アンケートに、「開場前に来場したにもかかわらず、早く来た方々が前の席の大半を、あとから来る方のためにとってしまわれていました。結局、後方になってしまい、悲しく思います」と書かれた方がありました。百数十名の方がお集りくださるのは本当にありがたいことですが、あとから来る方のための席取りは、次回からご遠慮くださいますようお願いいたします。

 このシリーズの次の回は、4月2日のバロック&古典の公開レッスン。4人の小学生が演奏することになり、曲目も決まりましたので、楽しみにお出かけください。生徒さんや親御さんの聴講も歓迎します。
 それから、今月下旬発売のムジカノーヴァ4月号に、1月31日のバロックのコード分析セミナーの取材記事が詳しく出ます。記者の方がよく勉強されていて、とてもわかりやすくまとめられています。また、同じ号に、指先がつぶれないための特集にも執筆しているので、合わせてご覧くださいね。

 さて、今月末は25日から3日間、堺でカウンセリングレッスン、植田でピアノランドコンサート、所沢でプレ・ピアノランド3のセミナーが続きます。体力を蓄えなくては!
 みなさまも、どうぞお元気でお過ごしくださいね!

2008年03月10日 樹原涼子
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