みなさんこんにちは。
東京は冷たい雨やからっ風の吹く日が続きましたが、昨日今日はよい天気。所沢に向かう電車の中でペンを走らせています。
先週は4日に広島で公開レッスン、5日は大阪でコードのセミナーがありました。広島でのピアノの先生4人の公開レッスンは、それぞれに The Four Seasons の中からの選曲で、曲への想いがあふれていてとてもよく弾き込んでありました。ちょっとしたアドバイスにも打てば響くような反応があって、なかなか感動的な仕上り。倉敷、福山、福岡などから、演奏するために広島まで来てくれた音楽への情熱と探究心に、強い拍手が送られました。
ただ「上手になりたい」という人よりも、「誰かのために演奏したい」とか「この曲のメッセージを伝えたい」と思っている人の方がよい演奏ができますね。よい評価のために演奏するよりも、自分が音楽そのものになりきることに集中できれば、公開レッスンでもみるみる変わっていきます。受験生にいつも言っているのですが、「たとえ試験でも、試験のために弾くよりも、たとえば試験官に美しい音色を楽しんでもらいたいと思って弾いた方がずっといい結果がでるのよ。そのメロディーの美しさをどう感じているのか伝えて」と。音楽は義務でもノルマでもありません。必要以上に緊張しないよう、音楽への向きあい方も小さい頃から教えていきたいものです。
翌日の大阪では、連続セミナーならではの成果がみられました。和声変化を感じる力が全体に高まってきたのがわかり嬉しくなりました。次の応用編も5月、7月に決まり、本当に楽しみです。アンケートを見ると先生が変われば生徒が変わることがよくわかります。
さて、今日は所沢でプレ・ピアノランド1のセミナーを終えたところです。声も少しずつ治ってきて嬉しい! ぎゅうぎゅう詰めのセミナーで次は2週間後! 忘れないうちに次があるのもいいかもしれません。今日いらした方が二段階導入法を実践して、悪いクセをつけない!はじめからよい音を!が、レッスンで当たり前のことになっていくといいなと思います。
先日は、大急ぎで国立セミナーの曲目のみお伝えしましたが、アンケートは次回にご紹介しますね。
明日はコード塾。いろいろなことが同時進行であっという間に2月が終わりそうです。ライブの準備も着々と進んでいます。みなさんお元気で、たくさんお友達を誘って来てくださいね!