樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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みなさん、お元気ですか?

私は先ほどピアノランドフェスティバル名古屋公演を終えて、東京に戻ったところです。名古屋から下りの新幹線は、台風の影響で広島止まりとのこと! 台風に追いかけられながら東京に帰っての明日、東京公演でセーフ! というところです。


 昨年もツァー初日は名古屋。名古屋のお客様はあたたかくて、はじめからステージへの熱いエネルギーを感じました。ピアノランド各巻から3曲ずつ、そしてピアノランドコンサートから各2曲ずつ、はじめの方は短いとはいえ、まず、21曲を一気に弾くスタート。
 次は小学一年生に扮した小原孝さんとの爆笑レッスンコーナー。「これを見たかったのよ、今年も…」という声をきいてスタッフが「やめられませんね、このコーナー」と笑ってました。そういえば、小原さんのコンサートでは絶対見られないですね、これ。
 ピアニスト体操のコーナーは、「レッサーピョン」の手拍子足拍子を、会場の左右に分かれて練習したあと、ステージに100人以上もの子どもたちが上がってきて、みんなで合わせられたのにはびっくり!「みんな、リズム感がいいんだね」とは、プロデューサー氏。そして前半最後は、かたかた体操でしめくくりました。
 こうして、「自分からステージに上がる」ことや「がんばって拍手をもらう」楽しさを少しでも味わって、“笑顔で人前に出る自信”をつけられたらいいなと思います。楽しそうな子どもたちの様子を見ていると、何だか幸せな気持ちになりました。きっと、親ごさんたちもステージに上がった勇気に感心しながら、我が子を一生懸命応援していらしたことでしょう。


 ここまでで、たっぷり1時間…ふぅっ…、そんなことを言っている場合ではありません!
 後半はまず、私のsoloで「祈り」「その夢捨てないで」「君は君のままで」の3曲。小原さんは新しいCD“風のメロディ”から「ゴリラのジジ」や「スタニアンストリート」など、そしてhara hara 倶楽部では「おいしい時間」「心の中の金メダル」「願い」。あっという間の2時間でした。
 小原さんの美しく繊細、かつパワフルなピアノで、みんながいつも弾いているピアノランドの曲を生で聴いてもらいたいという私の願いがこうして叶えられたのも、真っ赤なTシャツを着て会場内で手助けしてくれたボランティアスタッフや、生徒をたくさん連れてきてくれたピアノの先生、保護者のみなさんのご協力があってのこと。
 帰りの新幹線でアンケートを読みながら、子どもたちの「来年も来て!」の声にホロリ。親ごさんからの感謝の言葉にジーン。
 でも、何人かのおちびさんが演奏中にもずいぶんにぎやかだったのが残念との声もあり、私としては“お子さんたちにコンサートでのマナーを教えるチャンス”にしていただけるよう、呼びかけていかなくては、とも思いました。


 さぁ、明日は東京!
 ぐっすり寝てがんばろう〜
みなさんもどうぞお元気で!

2007年08月 2日 樹原涼子
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