お元気ですか?
ここ数日、東京では激しい雷雨や地震がありましたが、今日はさわやかな初夏のよう。午後には福山、名古屋とセミナーに出かけるので、その前に一仕事しているところです。
週末は、マスターコースの卒業生と食事会に丸ビルへ。夕刻から夜にかけて、美しい月のかかる空をバックに、赤れんがの東京駅を眺めながらのイタリアン。東京にいるとなかなか出かけない東京の名所を巡り、楽しい一時でした。みんながそれぞれの人生を、音楽と共に大切に生きているのが嬉しく、幸せな気持ちで家路をたどりました。
翌日は、若くして亡くなった友人のお墓参りに。緑の中の真新しい墓地は明るく美しく、清潔で、お墓というより公園のようなイメージ。明るい陽射しの中で、ひとりひとり違う“人の一生”に思いをはせた一日でした。
こうして生きている時間はめまぐるしく過ぎていきますが、その一瞬を大切に味わって生きたいものだとしみじみ思います。パラパラとムジカノーヴァ6月号の公開レッスンの記事を読みながら、その日レッスンした3人の子どもたちの様子を思い出し、彼女達がいつか大人になって、ピアノに出逢ったことや公開レッスンに出たことが、人生の中でよい思い出になるとよいなと思いました。
そういえば、「発売9年も経つのに、“俺の屍を越えてゆけ”の『花』がファミ通の桜井政博さんのコラムですごくほめられてるから見て」と、ゲームデザイナーの桝田さんから連絡があって、先日“ファミ通”を読みました。普段見ることのない雑誌ですが、その中に私の作品を長く長く愛してくれる人たちがいることが嬉しく、何だかあの曲(花)を作ってよかった!と改めて思ったのでした。ゲームのための書き下ろし曲ではなかったので、やはり、それを自分のゲームに使わせてほしいと探しあてた桝田さんの強い想いがあって実現したのですから、大切なのは“ものをつくる人”のパワーだとつくづく思います。
さて、いよいよピアノランドフェスティバルまであと2ヶ月。裏方の準備もこれからです。「素晴らしいセミナーのお礼にボランティアスタッフをやらせてください」「生徒をたくさん引率していきますから毎年来てください」などなど、嬉しいメッセージをいただきありがとうございます。昨年よりステキなステージになるよう頑張らなくては。
それでは、みなさまお元気で!