樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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暑くなってきましたね。

 お元気ですか?

 この半年はたくさんセミナーを開くことができたので、いろいろな出逢いがありました。数えてみたらセミナー、マスターコース、コード塾で半年に40回くらいですから、かなりのペースです。こんなにやっても飽きないのは、セミナーもコンサートも“生”なので、その日やってみるまでどんな仕上がりになるのか自分にもわからないから。会場の設備やら雰囲気、ピアノの調整の具合、聴いてくださる方の熱気、自分の体調など、様々な要素がからみ合って、すごく感動的だったり、アカデミックだったり、ほのぼの暖かかったり、ハイスピードだったり…。会場のみなさんが発する“気”のようなものと私の流れがうまく噛み合った時は、本当に楽しいし、「伝わった」実感が持てたときは充実感があって本当に嬉しくなります。そんな瞬間を求めて、毎回新しい気持ちで出掛けていきます。よい出逢いがありますように、今度はもっとうまくできますように、と思いながら。


 その結果、もっと勉強したいと共感してくれた方たちの輪ができてピアノランド勉強会がスタートする、という流れに、この頃勢いがついてきました。6月には堺市で1クラス、7月には名古屋と大阪と倉敷でスタート。秋からは福山で1クラス始まりますし、あと数人集まれば開講できるのが宇都宮(火曜日)と郡山(月曜日)。


 昨日の郡山のセミナーでは、終了後にお店の入口で2歳くらいの女の子とまだ生まれて1ヶ月くらいの赤ちゃんを抱いたパパが、ママが出てくるのを待っていらしたのでびっくり。しかも宮城から、パパは仕事を休んでママのセミナー参加に協力したと聞いてびっくり!

 なかなか周囲の協力が得られずに勉強をあきらめる人もいる中、パートナーの仕事や夢を尊重し合う姿はステキです。それに今回は生徒のお母さんの参加も6,7名!

 家庭で練習を暖かく見守ることができれば上達もスムーズなので、セミナーを参考に、弾かせるのでなく弾きたくなる環境づくりがうまくいくよう祈るばかりです。


 夏休みはぜひ、小原孝さんと弾く『ピアノランド』や『ピアノランドコンサート』の数々を親子で、生で聴いていただけたら嬉しいナ。ステージを間近に見て、どんなに子どもたちが喜ぶか、そしてどんなにピアノが弾きたくなるか、感性が吸い取り紙のような時代の“体験”の凄さを実感させてあげてくださいね。

 それでは、みなさんもお元気で!

2007年06月20日 樹原涼子
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お元気でお過ごしですか?

 昼間は夏のようでも、まだまだ夜風は冷たいですね。

 このところ旅が多かったので、読書がはかどりました。選んだ本も大当たりでちょっと嬉しい!

 ちなみにこの2週間のヒットは、池田理代子「47歳の音大生日記」 岩城宏之「岩城音楽教室」 茂木大輔「オケマン大都市交響詩」 養老孟司&玄侑宗久「脳と魂」 吉本ばなな「なんくるない」etc.
 どの本も本当におもしろくて困ってしまいます(家が本でいっぱいになって…)。
 セミナーが続くときは、途中の気分転換にとにかく読書! 最近はハズレを買わない技も身につけたので、本当に読書が楽しみです。


 5日、福山では「ピアノを教えるってこと、習うってこと」のセミナー
同じテーマで先月、津山でもセミナーがありましたが、両方に参加された方から「違うお話も聞けて本当によかった」と喜ばれました。
地域によっても集まった方たちの必要としていることが異なるので、みなさんの前に立って話し始めるときに、自然とその日のポイントが決まっていくというか、あるいは私は流れに乗っているだけ、というか…。もちろん大きな柱は揺るがないのですが、紹介する曲目が違ったり、ちょっとした例えが違ったりして、みなさんの心に残っていくところも違っていくのでしょう。
ライブって、そこがおもしろいところです。毎回、一期一会を楽しみたいものです。
 福山のみなさんは予想よりずっとホットで、さっそく勉強会もスタートしそうです。よかった!

 翌日の名古屋では、4Seasons のコードセミナーの3回め。みなさんの感性も頭もずいぶん柔らかくなり、反応も返ってくるようになって嬉しいのですが、
アンケートに「できないのはセンスの問題でしょうか」と何人か…。センスの問題といってあきらめたら終わりです。ファッションのセンスだって磨けばステキになるでしょう?
 習ったまましまい込まないで、和声感覚だってもっともっと自分で磨く努力をしなくっちゃ!と思います。


 6月18日は郡山で(福山と同じテーマ)、29日は桑名で 演奏しつつ解説する名曲コード分析(エリーゼのために 小犬のワルツ トルコ行進曲)のセミナー
そして7月12日に倉敷での小学生のうちに教えておきたいコードのセミナーを最後に、一般のセミナーは9月いっぱいまでお休みです。夏前にもう少し勉強しておきたい方、ぜひいらしてくださいね!

それではみなさん、お元気で!

2007年06月10日 樹原涼子
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お元気ですか?

 ここ数日、東京では激しい雷雨や地震がありましたが、今日はさわやかな初夏のよう。午後には福山、名古屋とセミナーに出かけるので、その前に一仕事しているところです。


 週末は、マスターコースの卒業生と食事会に丸ビルへ。夕刻から夜にかけて、美しい月のかかる空をバックに、赤れんがの東京駅を眺めながらのイタリアン。東京にいるとなかなか出かけない東京の名所を巡り、楽しい一時でした。みんながそれぞれの人生を、音楽と共に大切に生きているのが嬉しく、幸せな気持ちで家路をたどりました。


 翌日は、若くして亡くなった友人のお墓参りに。緑の中の真新しい墓地は明るく美しく、清潔で、お墓というより公園のようなイメージ。明るい陽射しの中で、ひとりひとり違う“人の一生”に思いをはせた一日でした。


 こうして生きている時間はめまぐるしく過ぎていきますが、その一瞬を大切に味わって生きたいものだとしみじみ思います。パラパラとムジカノーヴァ6月号の公開レッスンの記事を読みながら、その日レッスンした3人の子どもたちの様子を思い出し、彼女達がいつか大人になって、ピアノに出逢ったことや公開レッスンに出たことが、人生の中でよい思い出になるとよいなと思いました。


 そういえば、「発売9年も経つのに、“俺の屍を越えてゆけ”『花』がファミ通の桜井政博さんのコラムですごくほめられてるから見て」と、ゲームデザイナーの桝田さんから連絡があって、先日“ファミ通”を読みました。普段見ることのない雑誌ですが、その中に私の作品を長く長く愛してくれる人たちがいることが嬉しく、何だかあの曲(花)を作ってよかった!と改めて思ったのでした。ゲームのための書き下ろし曲ではなかったので、やはり、それを自分のゲームに使わせてほしいと探しあてた桝田さんの強い想いがあって実現したのですから、大切なのは“ものをつくる人”のパワーだとつくづく思います。


 さて、いよいよピアノランドフェスティバルまであと2ヶ月。裏方の準備もこれからです。「素晴らしいセミナーのお礼にボランティアスタッフをやらせてください」「生徒をたくさん引率していきますから毎年来てください」などなど、嬉しいメッセージをいただきありがとうございます。昨年よりステキなステージになるよう頑張らなくては。


 それでは、みなさまお元気で!

2007年06月 4日 樹原涼子
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