樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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みなさんお変わりありませんか? バレンタインはいいことがありましたか?

 先週は怒濤のような一週間だったので、さすがに連休中はちょっと一息入れました。集中が続いたあと解放感を味わうのは気持ちいいですね。と言っても、ゆっくり寝て、ゆっくり料理をして、たっぷりストレッチをした程度ですが、私にとっては温泉に行ったくらいの気分転換になりました。

 ピアノランドコンサートのレコーディングは、2日間で無事終了。ピアノはもちろん、今回は歌とクラップも小原孝さんに一緒にやっていただきました!誰かと一緒に音楽を作っていく喜びが、このCDから伝わるといいなと思います。あとは、テイクを選んだり歌やクラップのバランスをとったり曲間を決めたりと、時間のある時にやっていくだけです。夏のフェスティバルまでには発売できると思うので、楽しみにお待ちくださいね!

 さて、2月8日の名曲分析セミナーの報告です。約2時間半休憩なしで6曲を解説しながら演奏していくという、やる方だけでなく聞く方にも体力を必要とする大変なセミナーとなりました。
小品とは言え、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、シューマンと、古典からロマン派への移り変わりを、たくさんの版を例に引きつつ年代を追って和声の変化で解説していくという内容なので、1日1曲でもいいくらいだったと思うのですが、 「まとめて100年の流れを感じてもらうこと」「原典版やいろいろな版にあたって作曲家の考えに近づいていく大切さ」「コード分析と演奏表現の関係」は一度に伝えられたと思います。

 ピアノランドメソッドで学んできたことが、ここまでつながっていることを実感してもらえた初めてのセミナーかもしれません。大きな手応えのあるセミナーでした。いつか東京以外でもこのテーマでセミナーができたらと思いますが、それにはコードの勉強を積み上げておく必要があるので、コード連続セミナーをやった地域からになるでしょうか。

 アンケートを読むと初めて受けた方と、続けて勉強している方では受けとめ方に差はあるものの、楽しんでいただけたようでホッとしています。いくつかを抜粋したので、興味のある方はご覧くださいね。


 さて、次なるイベントは3月2日の“ひな祭りライブ”です。今回は、女性の友人と、親子で、おじ様のグループでと、樹原涼子の歌を聴いてくださる方の層もいろいろで楽しみです。コーラスのくーこさんとのハーモニーを生かした新曲をこれから書くつもりですが、 「本番が控えているから頑張れる」のは、セミナーもコンサートも一緒ですね。その日来てくださるみなさんのために研究したり、作曲したり、練習したりしていると、ひとりでも、ひとりではない気がしてきます。

 それでは、どうぞお風邪に気をつけてお過ごしくださいね。

>> 2月8日セミナーアンケート

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2007年02月14日 樹原涼子
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