こんにちは!
ノロウィルスが流行っているそうですが、お元気ですか?
私は、大阪のホテルで熱が出たものの、気合で(?)一晩で下げて、12日は元気にセミナーをやってきました。
“ピアノランドでおさえておきたい5つのポイント”というテーマで、初めて私のセミナーを受講する方には、メソッドの全体像が見えてわかりやすい内容です。たくさんの曲紹介もする、という欲張りな内容ですが、具体的にどんな曲で何を学ぶのか見ていただくのが一番なのです。来年2月と4月にもテクニックのセミナーが決まっているので、継続して勉強していただけたら嬉しいなと思います。
14日はマスターコース、そして15日はごきげんバンドとリハーサル。直前までピアノランドメイトを書いていて目一杯のスケジュールでしたが、なんとか印刷に間に合いました。今回はソロの他に1ダースもの曲をバンドと一緒に演奏するので(前回は7〜8曲)さぞや大変かと思いきや、お互いの呼吸もスムーズですごくいい感じ。今年作った新曲も熟して来ました。クラシックの曲もそうだけれど、一応弾けたと思ったずーっとその先に音楽的なゴールがある、そこへ一緒に旅してる感じがしてきました。同じメンバーで回を重ねるというのはこういうことなのですね。
そして初めて歌う“Tea for two”は、「ジャズってハスキーな人とかエラみたいな声でなきゃと思ってる人多いけど、樹原さんみたいな声でジャズ歌うといいよねぇ」と、ベースの高尾さんに言われてちょっといい気分。お世辞でも誉められると嬉しい! リハではまだ鼻声なので全開で歌えなかったのですが、それが幸いして他の人のプレイがよーく聴こえて、実はおもしろかったのです。体調が万全でなくても、かえって勉強になることもあるのですね。でも、ギターの中村さんに、「休むのも仕事のうちだよ」と言われて納得。風邪が抜けそうで抜けないのも休んでないからだと反省しました。
とは言うものの、16日は『バイオリンランド』共著者の安部慶子先生の教室の発表会にお手伝いに行く約束。何曲かかわいらしいおちびさんたちの伴奏をして来ました。『バイオリンランド』で学んでいる子どもたちは、はじめから全弓をのびのび使ったボウイングで、音もきれいなので、一緒にステージに立つのが楽しいのです。何年か前に安部先生と奮闘努力して本を作った日々が懐かしく思い出されました。
そして、やっと今日、一日オフで、〆切りを忘れて(明日がんばる!)ゆっくり休みました。ほとんどしゃべらなかったので、のども少しは快復してきたようです。
それではみなさん、23日には元気な声で歌います。
お元気で!