こんにちは
先週の九州ツアー(11/27,28,29)では、めずらしく天気予報も見ないで飛び出すように出かけたのですが、長崎空港に着いたら雨(傘がない!)。そして暑い! 半袖の若者を見たときは絶句…寒い心配をして、真冬のスーツを持って来た…。
そんなわけで、初日の長崎は上着を脱いでのセミナー。スポンジに水がしみ込むように熱心に話を聞いてもらって、「プレピ2」のセミナーがグレードアップしました。
セミナーもコンサートも、出演者だけではなく会場の人たちと一緒に作っていくのだと実感。
続く博多と小倉では、長崎のセミナーのあと、井筒屋で買った秋物のワンピースを着て軽やかにセミナー。ツアー中に風邪もすっかり治って、ずっとテンション高く話をしてきました。
今回はタッチの話が中心だったので、休憩時間と終了後にたくさんの受講生に囲まれて、フォームのケアをしてきました。
“昔習ったとおり”ではなく、合理的に考えて自分の手に合った自然なフォームを作る大切さをわかっていただけたと思います。
でも、技術的なことだけではなく、ピアノを教える人には愛と熱意を持って欲しい、そして、自ら演奏して生徒に感動を伝えられる人でいて欲しい…と、時間と体調が許す限り、各会場で演奏をしています。今回は子どもを残して天国に行った友に捧げた「どんな日もどんな日も」を歌ってきました。いつも、曲のラストあたりでハンカチを取り出す方が多いのですが、小倉では一番が始まったとたんに泣いている方もあって、アンケートに「もう、泣かせないで下さい!」と。
でも、そういう柔らかい心を持っている先生たちの生徒は幸せだと思います。みなさんも、生徒にたくさん演奏してあげてくださいね。
今日はこれから広島へ出かけて、明日はコードネームのセミナー。話題のCDビートルズの“LOVE”を聴きながら荷造りをして書いています。それにしてもジョージ・マーチン親子はすごい! うーん、すごい!
新たな感動に震えながら、「いってきます!」