樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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暑いですね!

 お元気ですか?

 前回の続きで、7月4日は8月1日の名古屋でのピアノランドフェスティバルのボランティアスタッフのみなさん14人と、楽しく打ち合わせ昼食会をしました。名古屋といっても岐阜県から来てくれた方も数人。等強では例年勝手知ったるボランティアの方が集まってくれるのですが、はじめての地域ではそうもいきません。日頃「ピアノランド」を使ってピアノを教えている先生方の集まりですが初対面の方も多いので、こうしてお互いの交流を深めるチャンスも大切です。いろいろな係を決めたあとは楽しい話に花が咲きました。

 6日はマスターコース。もうすぐ卒業なので、上達は嬉しいけれど別れはつらい、複雑な気持ちです。11月2日にはマスターコース第10期をスタートするので、導入期の指導に悩みのある方、「ピアノランド」を勉強しよう!という方は受付中です。これまで、小さいお子さんのいる方、受講中に出産した方も、お孫さんのいる方もいらして、マスターコースの受講生からは年代に関係なく“女性のパワー”を感じます。でも、女性が勉強できる、活躍できるということは、まわりに支えてくださる方がいるということですね。もっと上の世代の女性は、誰かを支えることはあっても、自分が勉強したり活躍したりすることはなかなか困難だったことと思います。だから、“自分のための勉強”ができることに対して、マスターコースのみなさんは、まわりに感謝しているのがわかります。勉強は、させられるものではなくて、自ら望んで、まわりに感謝しながらするものなんだってわかるようになるのは、受験時代をはるかに越えてからなんですね。

 そして翌日は早朝の便で福岡へ。ここでも会場の下見と、打ち合わせ昼食会、そのまま熊本へ行ってFMくまもとでインタビュー、8日は熊本での打ち合わせ昼食会。こうして続けて回ると、作られた年代による各ホールの設備の差や特徴、ピアノの管理状態など勉強になることがいっぱい。いつも“出演する人”をしているとわからない、企画や裏方の方々の苦労もわかって、得難い体験をしています。また、福岡・熊本では地元の方ならではのアイディアやアドバイスもいただいて、大助かりでした。駆け足だったけれど、楽しい、おいしい旅でした。

 また、今までのフェスティバルでは、近くの施設を訪問したり電話帳で調べた施設に手紙を書いて招待券を送ったりと、自分でできる範囲のことをしてきましたが、今回は全国5ヶ所ということでなかなか手がまわりません。そんな中、後援していただいた東京新聞社会事業団が、福祉施設への招待を仲介してくださって、こんなに嬉しいことはありません。みんなの笑顔に会えますように!

 昨日(10日)は、小原孝さんと、14日の川崎いのちの電話のコンサートのリハーサル。hara hara倶楽部の歌も、書いてから少し時間が経って、歌にだんだん味が出てきたようで嬉しい! やるたびに違う表現に出逢う新鮮さは、もちろんひとりの演奏の中にもありますが、二人での演奏は予想もしない表現が次々に生まれていくのが楽しみです。

 リハーサル中、絵門さんも一緒に歌ってるみたいだと思う瞬間もあって、励まされているような気がしました。体調もよく、いいステージができそうです。

 それでは、お元気で!

2006年07月11日 樹原涼子
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