樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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サッカーで寝不足気味だった方も多かった先週。

 みなさんお元気ですか?

 川口選手のみなぎる闘志と好セーブ、玉田選手のゴール、終了後中田選手がグランドで起き上がれない姿など、日頃サッカーを見ない私にとっても心に残るシーンがたくさんありました。世界の一流選手が、持てるもの全てを出すために集うワールドカップは、ゲームのおもしろさだけではなく、たくさんのドラマがあります。技だけでなく、心の強さやプロ意識が問われるのは、スポーツも、音楽も、いろいろな分野に共通していることで、勉強になりました。

 個人が輝くことと全体のチームプレーということもしかり。自分のポジションへの責任を果たし、できればそれ以上のことをしながら、常に全体に気を配る…… これ、仕事でも同じですよね。誰かのがんばりやミスで、その先のつながりがちょっとずつ変わっていくのですから。

 とにかく外野はあれこれ言うものですが、ジーコジャパンに、「ありがとう!お疲れ様でした!」と言いたい!
 
 昨日は、元NHKアナウンサーの須磨佳津江さんの「心に花を咲かせて」という本の出版記念パーティー。以前 LaLa TVの番組で「ピアノランド」の番組を作っていただいたご縁で、何度かコンサートにもおいでいただいていましたが、なかなかゆっくりお話もできなかったので、この日を楽しみにしていました。

 びっくりしたのは、レストランに入りきれないくらい(200人!)の方がお祝いに駆けつけていたこと。それに、本は秋に出版されてもう3版めとのこと。感動したのは、須磨さんの“花”や“人”に対する感謝の気持ち、謙虚なお人柄、スピーチをして下さった方々の多才なこと! 何とか時間を作って行ってよかったと思いました。

 何年ぶりかで、画家の黒井健さんと再会できたこと、いつかお話したいと思っていたフラワーデザイナーのマミ川崎さんとお話しできたことなど、パーティーならではのサプライズもありました。

 「心に花を咲かせて」(NHK出版)、さっそく読ませていただきましたが、須磨さんのあたたかな視点、ステキな12人のゲストとの会話(その、引き出し方がすばらしい!)に、感動しました。元気のないとき、どのページを開いてもエネルギーをいただけそうです。私の本も、こんな風にみなさんに喜んでいただけたら嬉しいなと思います。がんばろう。

 それでは、どうぞお元気で!

P.S. 7月3日(月)本当に久しぶりに広島でセミナーが開催されます。
コードネームに興味のある方、「The Four Seasons ベスト・セレクション」の解説編3回シリーズの第1回目ですから、ここから聞くとよ〜くわかります。
このテーマは、来年の名古屋まで当分ないと思うので、遠方の方も、ぜひいらしてくださいね!

2006年06月26日 樹原涼子
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日本、惜しかったですね!

 先週は息つく間もない過酷な毎日だったので、日曜の夜くらいはゆっくりしようと思っていたら、近所の従姉宅でパーティーしながらワールドカップを観ようとの誘いが! 私にしてはめずらしく、翌日締め切りの原稿を前倒しで送ったところだったので、たまには遊ばなくちゃ…と、バタバタといなり寿司を作り、ハンバーグを1ダースとポテトをオーブンで焼いて、最近手に入れた銅の卵焼き器で、きれいな卵焼き(出来は道具に左右されるのですね…!)を作ってウキウキ出かけました。ビールを飲みながらみんなで熱い声援を送って夜中まで…勝てなかったのは残念だったけれど、私にとっては気分転換になりました。

 にわかサッカーファンではありますが、ブラジル戦での健闘を祈るばかりです! 誰かを応援していると、自分も元気になってくるものですね。私も、とにかくピアノランドフェスティバルを成功させられるように頑張ろう!

2006年06月19日 樹原涼子
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梅雨入りしましたね。お元気ですか?

 先週、絵門さんが朝日新聞東京版に連載していた『絵門ゆう子のがんとゆっくり日記』が本になって、朝日新聞から送られてきました。著者謹呈ということは、生前送りたい人のリストを作っていたのかなと思ったら、またまた切なくなってしまいました。この日記の連載中に知り合い、共に作品を作っていったので、あの詞を書いていたときはこんなこと新聞に書いてたっけ…と、思い出があふれてきました。
 今すぐにはまだつらくて読めそうにないので、もう少し時間が経ってから読みますね。大切に棚に入れました。ありがとう!

 四日市のセミナーの最後には、「どんな日も どんな日も」を歌い、みなさんも健康診断してくださいとお話してきました。“今、元気で仕事ができることの意味”を考えない日はありません。生きているということは、“時間”を神様から与えられているということ。たっぷり時間があると思っているうちは、あまり自分の身体を気にかけないものですが、年に1回くらいは人間ドッグの予約をなさってくださいね。

 昨日は私が本の編集作業を10時間くらい続けている間に、スタッフがピアノランドメイトピアノランドフェスティバルの案内を会員に発送。今日は、四日市から届いたアンケートを見て、12年前のセミナー以来ずっとピアノランドを使っている人の声や、ピアノランドメソッドで変わっていった生徒たちの様子などを知って、ちょっと疲れがとれた感じです。コツコツやったことが誰かの役に立って返ってくるまでは長い月日がかかるけれど、この頃は具体的な成果を上げた人が増えているのが嬉しいなと思います。

 しばらく原稿モードだったのを、少しずつコンサートモードに切り替えていかなくてはなりません。7/14「小原孝 with hara hara倶楽部〜光る星があったから〜」のコンサートでは、hara hara倶楽部の魅力をたっぷりお届けできたらと思います。小原孝さんは、hara hara倶楽部でたくさん曲を作っているうちにエンジンがかかったそうで、第17回奏楽堂日本歌曲コンクール・作曲部門で中田喜直賞を受賞されました! パチパチパチ! 才能プラス努力の人…とつくづく思います。で、7/14ですが、自殺者が増えている昨今、私たちの歌が少しでもお役に立てたらと願わずにいられません。どうぞ、心のエネルギー補給においでください!

2006年06月13日 樹原涼子
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温度差のある毎日、お元気でお過ごしですか?

 本やムジカノーヴァの連載がやっと一段落したかと安心する間もなく、春からずっと遅れたままの会報、ピアノランドメイトを製作中です。年に4回、目安としては季節ごとに発行していて、今回でvol.53ということは、14年近く続けてきたことになります。「ピアノランド」が15年ですから、その直後からずっと休まず発行していることになります。

 コツコツ続けることは昔から嫌いじゃなかった、というか好きな方だったかもしれません。編み物なども、編み上がるまで止まらないし、間違いを見つけたらパーッとほどいてやり直すタイプ。そういえば、バレエもバーレッスンが好きです。

 今は、始めたら仕事がおろそかになるので編み物はしませんが、やるとなったら自分でデザインして、ゲージを取って、編み図から書いて…という性格なので、教材をコツコツ書くのは向いていたかもしれません。そんな凝り性な性格なので、残念ながら車の免許は取らない(レーサーになっていた!?)、ミシンは買わない(自分の服全部手作り!?)、テニスやスキーもゴルフも始めない。時間は一番好きな音楽のために使うことにしました。この選択は、わりとよかった気がしています。何だか、まるで几帳面な人のようですが、夢中になったことには細かいけれど、それ以外は大ざっぱ…。

 原稿の山の中に埋もれて、先週は楽しみにしていた上杉春雄さん(お医者様兼ピアニスト)のコンサートにも行けなかったし、小原孝さんと作った“願い 〜クリスマスの日に〜”を日本合唱指揮者協会会員率いる女声合唱団が歌ってくださったコンサートにも行けなかったし、今週は友達の個展のお誘いふたつとも行けそうにありません。残念!

 でも、それぞれがそれぞれの持ち場にいて、みんな違うことを一緒に頑張っている感じがして、それはそれでいいのだと思えるこの頃です。遠くから応援したり、応援されたり、気持ちはつながっているんですから。

 今週も、9日(金)に四日市(三重県)でピアノランドセミナーがあります。たくさんの方とステキな出逢いがありますように!

2006年06月 7日 樹原涼子
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