いかがお過ごしですか?
気がついたらゴールデンウィークも終わり、みなさん日常に戻って新たなスタートを切っていらっしゃることでしょう。変わりやすいお天気に体調を崩した方も多いのではないでしょうか。
私は、原稿を一日数十枚書くという毎日を続けながら11日、“The Four Seasons”解説編3回目のコードセミナーに突入しました。クラシックの先生たちが最も苦手とするテンションノートの図解からスタート。この本を書かなかったら、こんなにわかりやすく説明できなかった!!というくらい丁寧にできたので、半数以上の方がしっかりついてきてくれたと思います。すぐにわからない人も、本を読めば復習ができるし、レジメを見ながらテンションを感じる復習あれこれを試してもらえば、じわっとわかってくるはず。
一度に全部覚えなくてもいいこと、しばらくは思い出すたび本を開いて弾いて味わってみること、それを繰り返していくうちに本を開けなくてもわかることが増えていくこと。セミナーの2時間半ではマスターする時間はないけれど、家で何をすればいいのかがきちんとわかるように、みんなの頭を整理すること、耳を開くこと、やる気になってもらうこと…そんなことを、全力でやっています。
普通、シリーズもののセミナーは人数が減っていくそうですが、毎回100人以上の方がつめかけ、“宿題”をやって一緒に進歩していくなんて、ほんとにすごい情熱をお持ちの方が多いのに感動します。続けて勉強したい方のために、秋には実践編3回シリーズと、9月16日のライブ付きのフリーパスチケットを作っていただきました。コードのしくみをどんなに覚えても、“お勉強”で終わってしまわないように、音楽は音楽で伝えるという原点に返るために、ライブと一連のシリーズにしました。セミナーに出た方は耳を研ぎ澄まして、心を動かす“コードの動き”や、コードをのせていくバンドの“ドライブ感”や、楽器間のちょっとした“フレーズのやり取り”や、流れを生かした“ベースラインの取り方”、演奏の“たたみかけ方”など、生で味わってくださいね! そして、もちろんお客様として楽しんでいただけますように。
セミナーで力を使い果たしたのか、帰宅後胃が痛くなり久々にダウン。予定のレッスンを延期することになってしまいました。いろいろ立て込んでしまうと、つい休むのを忘れてしまう悪い癖が…。とにかく、休もう!と決めて翌日昼まで眠ることにして、何とか持ち直したものの、しばらくおかゆ生活。でも、元気になったのでご安心ください!
で、早速13日は、友人のピアニスト藤木明美さんが写真家 遠藤湖舟さんとのコラボレーションコンサートをするというので、雨の中出かけてきました。ステキなピアノを聴くと、いつも元気をもらいます。写真は予想以上に美しく(星や波やしずくなど)、地球って宇宙ってすごいのね…と、改めて思いました。その辺りを藤木さんのピアノがよく感じて世界を広げるようにサポートしていて、不思議な効果がありました。見せ方の工夫があって、しばし現実を忘れて過ごしました。
こうして、本が大ヅメを迎えているときに、息抜きができてよかった〜
それから、お知らせです。
絵門さんのおば様から、絵本「うさぎのユック」の原画展のご案内をいただきました。5月28日まで仙川でやっているそうです。朗読コンサートのDVDもご覧になれるとのこと。詳しくは絵門さんのホームページを!
それでは、みなさんも働き過ぎにご注意くださいませ! お元気で!