樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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桜の季節いかがお過ごしでしたか?

 私は、3月30日福岡での「ピアノランド」公開レッスンの翌日、熊本城の満開の桜を見て東京へもどり、4月3日は中央高速から美しい富士山を眺め、国立のすばらしい桜並木を抜けて…と、春の仕事は桜と共に過ごしました。これだけ春を満喫すると、心はふんわり桜色に染まります。どんなにハードでも、桜を見ていると元気が出てくるのは不思議です。

 福岡では、とても音響のよい、「あいれふホール」でコンサート状態の公開レッスン(レッスンパーティー)。出演者の先生たちの準備が万端で、ピアノランド2巻、3巻の曲とはいえ、レベルの高い内容となりました。レッスン室とホールでは、ピアノも残響時間も違います。いつもは気にならないようなことでも、ホールではとてもよく聞こえます。ひとり50分×5人と、じっくり音楽のひだに分け入って勉強できたので本当によかったと思います。好評につき、来年も…と嬉しいリクエストがありましたが、公開レッスンは体力がいるので今のうちにいっぱいやっておかなくちゃ。

 そして国立での「春休みスペシャル 公開レッスンコードネーム 歌って弾こう! part2」。小学2年生から小学6年生までの5人に、コードネームでアナリーゼして曲を表現していく方法をレッスンしたのですが、会場のみなさんが驚くほどの吸収力。コードネームが初めての生徒たちが、どんどんコードを覚えて表現が変化していく様子は全国に放映したかったくらいです!

 どちらの公開レッスンでも、和声変化とタッチ、表現の関係がテーマでしたが、作曲家の考えを汲み取るために和声の分析が欠かせないことが広まっていくよう、続けていこうと心に誓いました。詳しくはピアノランドメイトでも報告します。

 さて、今は“本”の原稿書きで過酷な日々を過ごしています。1日に十枚以上書くのは、他のスケジュールが少しでも入っていると難しいのと、いったん他の仕事で書くのを中断すると頭を戻すのに苦労するところは、作家のように書き慣れていないから仕方ないのですが…。楽譜は数十冊書いてきたけど、文章だけの“本”はこれがデビューなので、当分ねじりはち巻きは続きます。

 そんな時に、hara hara倶楽部のゲートシティ大崎でのライブを偶然聴いた親子が、公開レッスンに来てくれたり、知り合いに「光る星があったから」をもらってとても心に響いたので施設に贈りたいので注文を…と遠く都城から連絡をいただいたりして、とても励まされています。7月14日のhara hara倶楽部のコンサート(川崎市)までに、この本が出来るのを楽しみに…コツコツと頑張ります!

 コードと機能を結びつけた分析に興味のある方は、カワイ名古屋でのコード応用編のセミナー(4月12日)でお会いしましょう!その後約1ヶ月は、本の執筆のためセミナーはお休みです。

 お元気で!

P.S. 昨夜まで、何も知らなかった…
今朝の新聞で、絵門ゆう子さんが3日に亡くなったことを 知りました。
午前中にご主人からお電話をいただきましたが、ついこの 間まで電話で話していたのに、にわかには信じることができません。
どうして?次の詞を書くって言ってたのに。
明日がお葬式とのこと。ショックです。

2006年04月 6日 樹原涼子
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