お元気ですか?
少し暖かくなってきましたね。この時期は陽射しに誘われて薄着をすると風邪をひいてしまうので、昨日の名古屋のセミナーへも調節できる何パターンかの洋服を持っていきました。衣装や靴や楽譜や資料など、セミナー時の移動はけっこう重くなってしまうので、“手”に負担をかけないようにちょっとした姿勢や持ち方にも注意が必要です。楽器を弾く人はみんな苦労していることですが、弦や管の人はその上楽器まで持たなくてはならないので大変です。本当に仕事の旅のときは“ワープ”できたらいいなぁと思います。
その名古屋でのコード応用編1回目のセミナー、東京、神戸とは曲目もレジメも変えて新鮮な気持ちで臨みました。新しい本が出たことで、同じことを伝えるのにも伝え方が変わり、また、会場によりリアクションが異なるので流れも変わります。セミナーのたびに変わっていく、深まっていくプロセスがおもしろくて自分でもワクワクしてしまいます。こういう気分は受講生にも伝わるのでしょうね。終了後、なんと2007年の6回シリーズの日程まで決まってしまいました。
そういえば、週末は絵門ゆう子さんの八千代市市民会館での朗読コンサートにゲストで出演することになっていたのを思い出し、セミナーでは「光る星があったから」を歌ってきました。このCDも、口コミでずいぶん広まって再プレス間近です。「精魂込めて作ることも大切だけれど、愛情を持ってそれを広めていくことも作ることと同じくらい大切ですよ」と言ってくれた方の言葉が胸に響きます。「ピアノランド」も「The Four Seasons」も“hara hara倶楽部”も、私にとってはそういう大切な宝物なのだと改めて思います。
3月2日までに新曲が仕上がるかどうか、ドキドキしてきました。
近々、「ピアノランド」についてのページをぐっと充実させたいと思っています。お楽しみに!
お元気ですか?
オリンピックをリアルタイムで見続けるのは、仕事に差し支えるので控えているのですが、それでも時々は見てしまいます。私にとっては、勝敗やメダル争いよりも、スタート前の表情、演技で発散している気(オーラ)、終了後の表情を見るのが興味深く、滅多にない人間ウォッチングの時間です。
4年に1度の祭典に出るまでももちろんドラマがある上に、ある決められた時間にすべてをピークに持っていくという、大変なプレッシャーの中で、20歳やそこらの若者が頑張っている姿を見ると本当にけなげに思えます。また、ベテランの選手が強い精神力で体力の限界まで挑戦している姿にも頭が下がります。
岡崎朋美選手や清水宏保選手を見ていると、hara hara倶楽部の「心の中の金メダル」を贈りたいと心から思います。たとえメダルがとれなくても、誰かに申し訳ないなんて言わないで、そこまで行ってくれただけでも、私たちはそのことに勇気を貰って感謝しているし、「ありがとう」を言うべきなのはその姿を見せてもらった私達のほうだと思います。
努力もしてないのにテレビを見ながらメダルの数、数と問題にするのはちょっと…。
だから、選手たちがもどってきたら、みんなに“心の中の金メダル”をかけてあげたいものだと思うのです。
受験シーズンに思うのですが、精神的なものが作用するのは勝負の世界もピアノも同じですね。音大や音高の受験生のレッスンでは、曲が完成する頃には、絶対に失敗しないし素敵に、自分らしく弾けるというゆるぎない自信をつけてあげるのが先生の一番大切な仕事でもあります。オリンピック並みとまでは言わなくても本人の夢、(その時点では)一生がかかっているわけですから、「精一杯やった」という手ごたえを感じてきて欲しいと思います。
つい先日も受験前最後のレッスンに来た生徒の、心からその曲を楽しんで演奏する姿と帰り際の笑顔に、本当に安心しました。
男子モーグルの、スタート前の顔つきと結果を見て「そう、スタート前にもう顔に出ちゃうのよね」と思ったものです。“そのときを待ち望んでいた”のか“緊張とプレッシャーと戦っているのか”が。だから、本番前の生徒の顔つきは要チェックです。
昨日はマスターコースの後、入門したてのおちびさんのグループレッスンと個人レッスン、今日はコード塾の後講師の研修とずっと声を出し続けています。この調子だとライブの歌の練習までのどがもたないので、今夜は早々に寝ることにして明日頑張ろう…。ステージだけのために生きる道もあると思うのだけれど、やはり人を育てていく仕事はどうしてもやめるわけにはいかないので、仕事が立て込んでいるときは(いつもだけど…)体力の配分が大切になってきます。
モードの切り替えで何とか乗り切っていく術は身につけたつもりですが、ピアノランド15周年の今年はさらにパワーアップしないと大変そうです。
本当に欲張りスケジュールで自分でもあきれてしまうけれど、行かなければ会えない人、伝えられないことがあるから、やっぱりセミナーは大切な場です。マスターコースやコード塾でどんどん進歩していく受講生たちを見ていると本当にやりがいを感じて、他の地域でもやらなくては、と思うのです。来週22日(水)は名古屋でコードネームのセミナーが、3月30日(木)には福岡でピアノランド公開レッスンをします。
たくさんの方にお会いできますように!
あ、それから3月2日の“おひな祭りライブ”はピアノのコンサートと思われている方もあるようですが、私はもちろんピアノを弾きますが、この日はクラシックではなくオリジナル曲を弾きながら歌ったり、踊ったり(?)いたします。また、バンドと言ってもウッドベース、パーカッション、生ギター、というアコースティックな編成です。
それでは!
こんにちは!
日曜日の今日、昼間はまるで、春の陽射しのようでしたが、風も強く夜はやっぱり寒っ! 春が待ち遠しいですね。
先週、“ピアノランドメイト”(会員への季刊誌)を一斉に発送しました。みんな読んでくれたかしら、どうだったかしら…と、感想が届くのが待ち遠しい気分です。
このところ、おひな祭りライブの内容や衣装の打ち合わせをしたり、新曲のプラン(いただいた詞が曲になるか、発酵させているところ…)を練ったりしています。2月は短いので、3月はもう、すぐそこですね。
昨年から“おひな祭りライブ”を始めたのは、こういう、昔から続いている季節の行事って大事よね!と思ったからです。これからはクリスマスコンサートのように、恒例にしていきたいと思っています。大人になってお雛様を飾らなくなっても、スーパーでふと雛あられや甘酒を買ってしまうのは、ほんわりとなつかしい想い出があるからかもしれません。そういえば、節分のお豆もビールによく合うのでキリなく食べてしまいそうでした。あっ、もちろん豆まきもしましたよ。
ピアノ教室でも、クリスマス会をやるところは多いと聞きますが、日本の行事をやるところは少ないかもしれません。
みなさんは、おひな祭りの想い出がありますか?
何気なく過ぎていく毎日ですが、こうして節目になるような季節の行事があることで、同じ続いていくかに思える日常が華やいだりするのでしょうね。昔の人の知恵ってすごいですね。家庭でも、なるべく忘れないようにできたらいいですね。
冬至にはゆず湯、端午の節句には菖蒲湯…なんて、お風呂関係の行事もいいですよねー。
話がそれましたが、3月2日、“大人のおひな祭り”をご一緒に祝いませんか。ささやかなおひな祭りのプレゼントを用意しています。
みなさんこんにちは!
怒濤のような一週間が過ぎ、やっと今日ホッと一息ついています。
会報「ピアノランドメイト」は、季節ごとに年4回ということは決めていますが、締め切り日を設定せずにいろんな仕事の合間にコツコツと作っていくスタイルで、13年、52号作り続けています。はじめは8ページくらいのことが多かったのですが、最近では書きたいことが増え、18ページにもふくれて(お菓子の○g増量!みたいに)、毎回特大号のようになってしまいました。曲の分析やおススメコーナーやみんなの声など、ピアノの先生に役立つ内容がメインですが、家庭と仕事の両立についてなど、個人的な体験のエッセイが好評です。
ここまで続いてきたので、ますます頑張ろうと思います。来週印刷屋さんから戻ってくるので、みなさんのお手元には来週末あたりに届くかな。
とにかく、そのピアノランドメイトの仕上げと、ムジカノーヴァの連載と、2/2(木)のセミナーの準備が同時進行だったので、丸一週間、分刻みの生活をしていました。でも、なんとか全て無事に終わり昨日今日は、ゆっくり眠ることができました。
木曜日の「感じるコードネーム 伝えるコードネーム」のセミナーは、「ピアノランド」以外の大人向け楽譜集での初めてのセミナー。最近ではどんなピアノのセミナーにもあまり人が入らないと聞いていたので(子供が減ってきて職業としての魅力が減ってきたのかどうか)少なからず心配していたのですが、120人もの予約があると聞いて本当にびっくり!
さらにスタートの時に手を挙げていただいてみて驚いたことには、すでにコードネームを勉強している人が8割くらい、コードを見て弾ける人は6〜7割くらい、とかなり勉強している人ばかりの集まり!
その割にはアドリブができるという人は0と、謙遜している人もいるとは思いますが、ピアノの先生の実態を表す結果ではありました。
“The Four Seasons”の曲を例に、コードの仕組みやコード進行について、ボイシングにについて詳しく解説した後、よく知っているクラシック曲を例に同じ使い方を紹介していくと…いつも五線の玉だけを見て弾くのに夢中になって、その響きの推移、和声のストーリーに対して無頓着な人が多いという実態が浮き彫りになり、こうして具体的に気づいてもらうチャンスを作る大切さを改めて思いました。
それにしても、これだけの人数の方が一斉に連続して勉強をするとなると、かなり世の中が変わるかもしれない、とワクワクしています。
3、5月の解説編の後、秋には引き続き実践編の予定も決まり(10〜12月)、本当に楽しみです。
そうそう、嬉しいことに、3/2のおひな祭りライブのチケットが昨日発売になりました。スターパインズカフェ(0422-23-2251)か樹原涼子スタジオ(03-5742-7542)で発売中ですが、今回は曲のリクエストも受け付けています。そちらはスタジオまでTEL、FAX(03-5742-7543)、メールでどうぞ!
もうひとつ、大切なお知らせです。
絵門ゆう子さんの「うさぎのユック」の朗読コンサートが2/25(土)八千代市市民会館で行われます。生命の大切さ、家族愛、兄弟愛、あきらめないこと、感謝すること…子どもたちに伝えたいたくさんのメッセージが詰まっているこの朗読コンサートをもっとたくさんの方が、それもご家族でご覧になれたらと思います。
この本のテーマ曲「光る星があったから」、hara hara倶楽部のCDもおかげさまで好評ですが、CDを聴いてくださった方、元のお話も楽しんでくださいね。
チケットは絵門さんの事務所 オフィス梵(03-5373-3488)または八千代市文化振興財団(047-483-5111)まで。
絵門さんのメッセージがたくさんの方に伝わるように、そして絵門さんの病気が早くよくなるように、心から祈っています。
今朝の夢。
満員のお客様の前で講演をしていると、その向こう側にくっきりと四角い窓の形に切り取ったような鮮やかさで、たくさんのイルカがジャンプしているのが見えました。海の色、空の色、イルカの群れのジャンプ!思わず会場のみんなに「見て見て! イルカがあんなに、すごい!」
なんだか幸先のよい夢だったようで、起きてから嬉しくなりました。
それでは、また!