お元気ですか?
師走、とはよく言ったものですね。
昨日、22日のコンサートのバンドリハーサルをしました。「光る星があったから」を練習するために絵門ゆう子さんがリハ後半に来てくれたのですが、バンドのみんな、美女を前にちょっと緊張、鼻の下が長くなっていてかわいかった(笑)。
同じ曲をharahara倶楽部と一緒にレコーディングしたとはいえ、ピアノ一本とバンドでは厚みが違うのでサウンドに慣れてもらおうと何回も練習したのですが、そのたびに少しずつ違う歌い方にtryしている意欲的な絵門さん!
ピアノを弾きながらそれにあわせてコーラスをつけていく私の方が大変勉強になりました。そうか、いつもは私が引っぱって「ついてきて!」と歌っているわけですが、ボーカルを生かすバックをつけていく側にはあまり立ったことがなかったので、新鮮な経験でした。
作詞した本人の歌は、その思いが熱く伝わってきます。リハーサル中に「歌いながら感激で涙が出そう…」と絵門さん。
それは聴いている人も同じです!
昨日はリハでテンションが上がったせいか、もう一編、絵門さんの新しい詞に曲が書けそうな気がして…できました!新曲が!
夜中に仕上げたので朝、再度チェックしてみましたが、うん、何だかいい曲かもしれない…(この“おめでたさ”がないと作品を発表するプレッシャーに負けちゃうんでしょうね)。詞のメッセージがすばらしく、今、この時代に必要なものがずっしりとこめられています。
このところ、小原さんとの共作で味をしめたのですが、1+1=2以上になる気がしています。もう当日までリハーサルはないのですが、どうしても今度のステージにのせたいので当日リハで初演することにしました。絵門さんが曲を気に入ってくれるといいな〜(仮タイトル「その手を胸に」です)
そうそう、お知らせがふたつ。朝日ニュースター12/20(火)の「ひとこと言わせて」という番組で「忙しい」をテーマに(笑)生電話インタビューで出演します(午後1:45〜)。また、12/26午後4:00〜TV東京系列 「レディス4」で12/22のクリスマスコンサートの様子が一部(絵門さんのところ)放映される予定です。
でも、やっぱり生で、会場の空気の中で聴いていただけるのが一番です。今回は7時から休憩なしの1時間半ノンストップのコンサート。出演者全員で体調よく、今年最高のコンサートができるようにがんばります。
で、こんな忙しそうなときになんですが、今読んでいる村上春樹の「意味がなければスイングはない」があまりにも面白いので、みなさんの冬休みの読書におススメです。
クラシックやジャズの大家からJポップまで、こんな風に音楽を聴き込んでいる人がいるなんて!音楽家にとっては嬉しさと恐怖が半々で…全く、こんなすごい感性を持っているから彼の本は世界中で読まれているんだと納得。途中、何回も爆笑してしまいましたが、これで疲れもとんでいったようです。
それでは、お元気でお過ごしくださいね!