樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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お元気ですか?

 “芸術劇場”出演後、たくさんの声をありがとうございました。「今はこんなに楽しい教材があるんですね!」「私もピアノランドがあればピアノを続けていたかも」「娘がプレ・ピアノランドを使っていて、バイエルじゃないことを心配していた気持ちが晴れました」「これまでは自分が習ったとおりに教えていればすんだけれど、これからはそうはいきませんね」etc.
 今まで陽の当ることの少なかったピアノ教材について、一般の方が関心をもつきっかけができてよかったと思います。

 さて、19日は福岡でhara hara倶楽部の初めてのコンサートでした。新しいアルバム「光る星があったから」の中から初演の曲目が多く、ふたりともいつもより緊張しましたが、だんだんにhara hara倶楽部のフォームができてきたようです。ソロのコンサートでは出来ないこと、共作共演だからこそ伝わるものを大切にしていきたいと改めて思いました。ユニットのステージでは、ピアニストとしてだけではなく作詞・作曲家として、そして歌い手としての小原孝さんのあたたかい魅力も、たくさんの方に知っていただけたと思います。

 “生”のhara hara倶楽部を楽しみたい方は、11月12日の国立楽器でのコンサートにどうぞお出かけくださいね。遠方の方は、CDで心安らぐ時間をお過ごしください! インディーズなので近くのお店にはないと思いますが、私のセミナー開催店、国立楽器にご注文いただければ手に入ります。
 それから、「ピアノランド」の曲を楽しみに来てくれたたくさんの子どもたち、今度は九州でのピアノランドフェスティバルで会えたらいいね!

 来年はピアノランド発刊15周年なので、全国何ヶ所かでピアノランドフェスティバルができたらと考えています。協力してくださる楽器店や有志のみなさんと具体的な形にしていきたいので、みなさんどうぞよろしくお願いします!

 この1週間で2つのコンサートに出かけました。21日は近藤伸子さんのバッハ平均律2巻全曲、23日はヘンデルのオペラ「アグリッピーナ」でいずれも東京文化会館小ホール(中1日!)。近藤さんのバッハは美しい音で自然な表現、丁寧で生き生きと歌い、細部まで行き届いた演奏だったので、(午前中はコード塾、午後は研修とレッスンで)疲れた心と身体にエネルギーをいっぱいもらって幸せな気持ちで帰ってきました。久しぶりに見たオペラも楽しく、音楽が元気をくれることを改めて感じました。“客席で楽しく聴いているこの気持ち”を忘れないでステージに上ることを肝に銘じつつ、次のセミナー(桑名・静岡)とコンサートの準備をしています。

 それでは、みなさんも音楽から元気をもらってお過ごしください。

2005年10月26日 樹原涼子
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